今回11/21にZepp Fukuokaで行われた、DISH//のライブに行ってきました。
そもそもみなさん、DISH//というグループをご存じですか?
紆余曲折を経ての現在4人組の、ダンスロックバンドということですが、今回のライブを観る限りではほぼダンスはしておらず、ロックバンドなのでは…?と思いました(かっこよかったのでなんでもよい)
私はこのグループの存在自体は知っていたものの、特にファンでもなく、ましてやライブに行くほどの熱量なんて当然持ち合わせていませんでした。
ですが。
きっとメンバーの中で一番世間に顔が認知されているであろう、ボーカルの北村匠海くんへの恋が最近、今までのものよりも急に熱が加速し始め、そしてそんな時におあつらえ向きかのようにDISH//のライブツアーの申し込みをローソンのポスターで見たので、これは何かの縁に違いないと勝手に運命を感じて行ってきました。
ちなみに写真で言えば一番左端の彼です。観たことありません??
↑では松坂桃李先生と2人1役で声優をしました。
↑の作品では、控えめにいってリア恋でした。私はこの映画、彼を観に行ったと言っても過言ではない。
初めて行った、ジャニーズ以外のコンサート。初めてのライブハウス。
戸惑うことばかりでしたが、初めてのわりには、DISH//の曲をそんなに知らない割には楽しめたんじゃないかなと思っています(偉そう)
そして私は「楽しかった」という感想と同時に、こんな感想も抱きました。
「DISH//のファンって、どこかジャニオタに通ずるところがあるくね??」
「てか、そもそもジャニオタってそこまで異質じゃなくね?」
私は自分がジャニオタでありながら、いい意味でも悪い意味でも、ジャニオタという存在はもはやただの「オタク」ではなく、「ジャニオタ」というジャンルが確立していると思っていました。
ひとたび何かあれば、ジャニオタは束になって素晴らしい行動力を見せつける時があるし、またひとたび何かあれば「これだからジャニオタは」と言われたりもすると思うのです。
例えば、今年の7月に我らがジャニオタの神・ジャニー喜多川逝去の時など、ツイッターだけでなく、このはてなブログ界隈などでも、私たちにたくさんのハピネスとピースフルを与えてくれたジャニー喜多川への感謝の言葉があふれていたと思います。東京ドームでのお別れ会にジャニオタが大挙したことなどわかりやすい行動でしょう。
また例えば、ジャンプやキンプリの一部のファンを筆頭に、「彼らを見たい、会いたい」という思いが度を越して強すぎた余りに一般の人に迷惑をかけたり、公共交通機関にまで影響を及ぼしてしまったりもしました。そして今年はジャンプが見せしめに選ばれたかのように、デビュー以来継続してきたアリーナツアーの開催を見送ったりもしました。
このように私はジャニオタという存在は、もはや「ジャニオタ」としてジャンルが確立しているように思っていて、ただのオタクの一種ではないように思っていたんですね。
しかし、今回DISH//のライブにはせ参じまして、「意外とそんなことなくね?」と思いました。
ということで以下の説を唱えます。
この画像を1回作ってみたかった。そしてすごく楽しかった。
以下、この説を検証するために、論点を提示します。
・ Zepp Fukuokaの耳への余韻すごい
慣れないライブハウスの入場形式を見様見真似で突破し、いざ今日の舞台、Zepp Fukuokaに入ったのはいいんですけど。無事にライブが始まったのはいいんですけど。
ライブハウスの音響すごいな!?
私が久しくライブに足を運んでいないからっていうのもあるかもしれないけど、アリーナクラスの会場やドームクラスの会場と比べて明らかに客席とステージの距離が近いってのもあるかもしれないけど、めっちゃ音おっきいね!?私びっくりしすぎて、今日のライブついていけるかな、耳壊れないかな…って心配しましたとも(何の話)
そして人間の体というのはうまくできているもので、だんだん時間がたつとその音量にも耳が慣れてきて、全然ノリノリでライブについて行けちゃうんですよねぇ…、不思議だねぇ…人間の体…。
でも案の定というか(?)ライブが終わってからご飯を食べに行く、家に無事に帰る時はそれまでの耳からいまいち抜けきれなくて、ずっと耳がワンワン鳴ってて、耳鳴りっぽくもなってました。今はもう元通りだからよいものの(当たり前)、一瞬、このまま耳が治らなかったらどうしようと不安にもなりました。
と思ったらまさに今日(11/30)の授業で、「光や音は人間の脳の原始的な部分を刺激する」とかいうことを学んだので、あぁそうですか、あの瞬間の私は自分の脳の原始的な部分をやられてましたか、ハイそうですかとなりました。
・ちゃんと盛り上がり曲がある
私、今までそういえばちゃんと意識したことなかったんですけど、ジャニーズのライブって必ずといっていいほど、盛り上げ曲があるじゃないですか?
例えばジャニーズとファンが一緒になって歌える歌だとか、C&Rを前提に作られてる曲だとか。私が今思い出して印象に残っている盛り上げ曲の例でいえば、ジャンプの「One&One Makes Two」とか、嵐の「カンパイ・ソング」とかですかね。最高。
で、その存在のありがたさを今まで特は恐れ多くも、特にどうこう認識していなかったんですけど、ジャニーズ以外でも、DISH//でも盛り上げ曲ってあるんですねぇ…、もしかしたらいろんなライブに行き慣れている方にとっては当たり前のことかもしれないけど、私はジャニーズのライブにしか行ったことがなくて、しかも盛り上げ曲は、ファンとアーティストの精神的な距離が近い(と思われる)ジャニーズのコンサートだからこそ成り立つことだと思っていたので、なんかカルチャーショックみたいな感じでした。
ちなみに今回のDISH//のライブで歌われた、DISH//の盛り上げ曲はこちらです。
この曲ももちろん知らなかったんですけど、この曲に入る前に「じゃあ何かタオルとか回せるもの出してください!」みたいなことをメンバーに言われたので、なんとなくそういう系の曲が始まるんだなとは思いましたが、私の予想以上に、ただタオルなどを回させることに終始した曲、ただライブを盛り上げるために作られた曲でびっくりしました。私は楽しかったけど、いまいちそのテンションに乗り切れず、どこか傍観していたみたいなところも否めないのですが、周りのおそらくガチDISH//ファン(「//」でスラッシャーといいます)はめっちゃ楽しそうでした。
・「こっちから見たらあなた達が異次元なんですけど」
私がこの記事を書こうと思ったきっかけの言葉です。
真隣にいた、おそらくスラッシャーのお姉さん2人組がボソッと言っていて、「あれ、こりゃスラッシャーもジャニオタ的要素あるのか?」と思いました。
この言葉がお姉さんの口から発せられた流れとしては、なんかライブの合間のMCみたいな時間になって、メンバーが口々に「いや~楽しいですね~~」とか「みなさんも楽しんでますかっ!」というようなあおり文句を言っていたんですね。この辺はジャニーズのコンサートではむしろ定番の流れですね。
そしてその流れの時に、確か北村匠海先生が
「いや、このライブっていう空間はね、僕らにとっても異次元みたいな世界なんでね、」
的なことを言ったんですよ。多分彼の中ではライブを非日常で、とても楽しい空間という風にとらえているんだと思います、ちなみにこのような表現はよく、ジャニーズのコンサートでも聞かれますね、常套句ですね(褒めてる)
それですよ、その時にまさに、私の右隣にいたお姉さん2人のうちの1人がぼそっと
「いや、私たちからしたらあなたたちも異次元なんですけど」
的なことを言ったんですね。
私の名誉のためにことわっておくと、私は何も聞こうと思っていたわけではなく、たまたま隣にいたからその発言が聞こえたというだけなんですけど、たまたま耳に入ってきたそのガチトーンのつぶやきがあまりにも心に残って、
「わかる~~!その気持ち~~!確かに私もジャニーズのコンサートに行って、いまいち現実なのか、目の前で起きていることなのか認識しきれないことある~~!あなたたちにとっては私たちが異次元でも、私たちにとってはその何倍も、あなたたちの存在がすでに異次元だよね~~!」
と心の中だけで激しく同意しておきました。
・初めてツアーTシャツが欲しいと思ったかもしれない
Zepp Fukuokaはジャニオタ大好きヤフオクドームに隣接するマークイズ福岡ももちの中にあるんですけど、私はその日の朝、早く福岡に着き、ジャニショに行って興奮のあまりに写真を買い占め(懺悔)、映画を観てお昼ご飯を食べて、ぶらぶらウインドウショッピングをして時間を待ちますよね。
ちなみに今回の11月のジャニショはおそらく今年最後になるろうという思いをもっていったんですけど、いつもは全く買わない、買うという選択肢にすらない玉森裕太くんですが、その直近に放送された11/24回の「グランメゾン・東京」で爆イケさにやられて買ってしまいました(???)私ジャニオタとして正しすぎ&ちょろすぎるな??
で、まぁ毎度のことながらそれた話を戻しますが、私がぶ~らぶらとマークイズ福岡ももちをさまよっていて、ふと人間の生理現象としてトイレに立ち寄ったんですよね。
そしたら。
トイレで、ツアーTシャツとおそろいの白のオーバーオールに着替えている4人組の女子たちに遭遇しました…。
ことわっておくと、私は決して彼女たちをディスりたいわけではなく、端的に言うとびっくりしたという話なのですが、私はそもそもそのような「参戦服♡」みたいな恰好をしてライブに挑むのってジャニオタくらいかなと思ってたんですよ。
ツアーTシャツを着るくらいまでは全然わかるけど、でも友達と全身お揃いにしていくようなファンってジャニオタ界隈だけじゃないんだ…。てかライブ開始まであと3時間くらいありますけど、君たちはそれでこの平日のショッピングセンターをうろつくの…??決してディスってはないけど(2回目)、勇気がすごいな…、私は恥ずかしくてできないから尊敬するよ…。
とかしみじみ心の中で思ってたら、行く先々で同じような格好の人に出会う。私のなかではツアーTシャツまで買う人はガチファンだと思ってるので、たぶん彼女たちはもれなくスラッシャーだと思う。
ライブへの時間が迫るにつれてどんどんそんなスラッシャーが増える。あぁ、オタクってのはいつの時代もどこであっても、やっぱり自分なりにかわいくいたいとか、対象への愛を全身で伝えたいもんなんだな…。それが人に迷惑をかけてなければ、もう好きにするが良いよ…(偉そう)
で、私は最初のトイレでツアーTシャツ×白オーバーオール4人組に度肝を抜かれましたが、もうマークイズをぶらつく先々でツアーTシャツを着たスラッシャーに出会うので、私は結局買いませんでしたが、私もツアーTシャツほしくなりました…。私はジャニーズのコンサートでもTシャツはその後の実用性がない(普段では恥ずかしくて着れない)ので、買わないのですが、今回はそのコスパの悪さを考えてもツアーTシャツほしいかも…と一瞬思いました。
みてこれ??このロック感はジャニーズにはなくない??
あ…、おれらのジャニーズは肖像権に厳しいことで有名だった…(完)
・ファンとしての1つの正解を見たかもしれない
いざ、初めてのZepp Fukuokaに挙動不審マックスで入り、案の定というかなんというか、前の方の席はスラッシャーたちで埋まっていたので、私は前の方にカチコミに行くのは諦め、一番後ろの方から全体を観て楽しむことにしました。
で、ライブが始まってみれば、私も曲をそれほど知らない状態で行った割には、「音楽に身を任せて楽しむ」みたいな、もうライブのあるべき意味みたいな感じで楽しんでたんですけど、ライブが進むにつれて、私の隣に陣取ってたシングルのお姉さんがすごい…。
ちなみにかの至言「こっちから見たらあなた達が異次元なんですけど」を放たれたお姉さんとは真逆の、私の左隣にいたお姉さんです。
もうね、このお姉さんがめっちゃくちゃに楽しそう。
毎回毎回全力で踊ってる。
もうこの日のためにこの1年頑張ってきたんじゃないかと思うくらいにノリノリだった。
私は自分自身もそのライブの空気を楽しみながら、知らない曲なりにも楽しんでたんですけど、でもどうしても隣のそのお姉さんに目が行くんですよね…。もうたぶん周りの人の目とか一切気にしてない。てか、ノリノリで踊りたいがために、最後尾に来たのかもしれない。
ジャニーズのライブでもジャニーズ達とともに踊るジャニオタは散見されますが、でもどうしても彼らの顔を観に行ってるみたいなところがたぶんあるじゃないですか??(私見)
しかも周りのジャニオタが「お互いに気持ちよく、マナー良く楽しもうな」という牽制をきかせあってるから、そこまで目立つほどに自分の世界に入るジャニオタはいないじゃないですか?(いないと思いたい)
でももう、あのお姉さんは、メンバーの顔が好きとかキャラが好きとかもしかしたらあるのかもしれないけど、根底には純粋にDISH//の音楽が好きなんだろうなというのが見て取れました。
私は自分の性格的にあそこまでノリノリになりきれないけど、ちょっぴり、ほんのちょっぴりだけあのお姉さんくらい振り切ってライブ楽しみたいかも、こういうのを1つの正解としてファンって言うのかなって、相変わらずヘドバンする勢いのお姉さんを横目に見ながら思いました。
・どこのグループにもエースっているんだなぁ
みなさんが応援しているジャニーズのグループにおいて、いわゆる「エース」は誰ですか??
例えばわかりやすい例でいえば、ジャンプの山田涼介大先生、キンプリの平野紫耀御大とかですかね。
エースと呼ばれる人は、=センターとも言え、一般の人が「グループのメンバーの名前を全員言えと言われたら無理だけど、彼だけはかろうじてわかる」とか「なんとなく見たことある子」みたいな感じですかね。
で、DISH//にもいました、(おそらく)エース。
それは…。
北村匠海大先生です(担当)
DISH//のライブでもペンライトを振る習慣?があるっぽいのですが、もうなんかの曲でメンバー1人1人がクローズアップされる時があったんですけど、1人1人がクローズアップされるごとに、ペンラをそのイメージカラーにするんですよ、スラッシャーたちは…。もうそんなんジャニオタじゃん…??
でも、それぞれ担当はいるっぽかったけど、我らが北村匠海の番になったら、もう北村匠海には完敗みたいな空気になるんですよね…、認めざるを得ない…みたいな。
エースだとか担当だとかいるのみならず、ジャニオタにはおなじみ、DISH//のイメージカラーはこちらです…。
北村匠海…青
矢部昌暉…ピンク(多分)
橘柊生…黄色(多分)
泉大智…緑(多分)
しかも…。
メンバーカラーのみならず、イメージ柄なるものもあるんですね…。
北村匠海…チェック
矢部昌暉…ドット
橘柊生…ストライプ(ボーダー)
泉大智…ゼブラ(アニマル柄)
???
なに??イメージ柄って??
は??…は???ジャニーズにない文化すぎるんですけど??
仮に、万が一ジャニーズに、このイメージ柄制度を導入してみ??
す~ぐにこの世に存在する柄という柄は、使い果たされるで??もうデビュー組でかぶりまくりやで?(イメージカラーですらかぶりまくり)
ジャニーズ事務所はイメージ柄を考えるためだけのデザイナー雇う羽目になるぞ??そのデザイナーさんはもう新たにデビューする組とか出てほしくないもんね??
てか、イメージ柄とか決めちゃったら、もうジャニーズは一生そのイメージ柄でコンサート衣装作んないといけないもんね??そんなの楽しくないもんね??
・「かわいい」になってからがファン
もうこれに関してはスラッシャーだとか、ジャニオタだとかはもはや関係なくて、男性芸能人を愛でる女性ファン(?)に特有なのかなと思ったんですけど、
たぶん私が思うに、私たちが対象に対して
「かっこいい」ではなく、「かわいい」という感情を持ちだしたら、もうそれはようこそオタクの森なんですよね(???)
いや、全然「かっこいい」という感情はもっていていいし、なんならジャニオタも時と場合に応じて「かっこいい…」としか言えない時もあると思うんですけども。
でも、私の肌感としては、もう「かわいい」と思い始めたら、もうその対象に対して無償の愛みたいなものを抱いちゃってて、もうようこそオタクの森から抜け出せないところまで来てると思うんです(しつこい)
今回のDISH//のライブでも、MCとかでメンバーがしゃべってて、噛んじゃったり、わけのわからないことを言って会場中を困惑に引き込んだりしても、もうそれはスラッシャーの「かわいいーーー!」で帳消しになるみたいな場面が何度もありました。てかメンバーも、自分たちのおっちょこちょいミスはそんな風にスラッシャーに処理されるのを待ってる感あったと思う(私見)
…私、これジャニーズにおいてめちゃくちゃ既視感なんですけど…?
ジャニーズのライブでもMCで何か喋れば、ジャニオタからは歓声か笑い声か「かわいいーー!」しか聞こえないみたいなとこあると思うし、てかジャニーズ側もそう言われることを期待して話してたり、むしろ時にはその「かわいいーー!」を強要することあるよね…??
あ、「かわいい」ってようこそオタクの森への合言葉なんだ…(いよいよしつこい)
・DISH//という世界観を鬼守る
いまさらなんですけどDISH//の意味ってまぁ直訳で「お皿」で、「みんなのメインディッシュになりたい」という意味が込められてるらしいんですけど、もうこの設定、コンセプトをメンバー自身もスラッシャーたちもめちゃくちゃ忠実に守るんですよ。
私がその忠実ぶりに驚きを通り越して、もはや感動を覚えたのは2つです。
①銀テではなく「紙皿」を投げる
ジャニーズのコンサートでは最後のほうで、ジャニオタの大好物「銀テ」がパーーーン!と発射されるじゃないですか。私はあれを欲しいと思ったことはそれほどないんですけど、でもまわりのジャニオタが我先にと拾いに行ってるし、ジャニオタ間で銀テの譲渡も行われてるっぽいし、てかジャニーズ側も「銀テが出た瞬間ばっかりは、ファンの子たちも俺らじゃなくて銀テを追ってるから、なんか切ない」みたいなことを言ってるので、ジャニオタにとって銀テはコンサートを楽しむ大事な1つの要素なんだと思います。
でも、でもですね…。
DISH//のライブでは、ジャニーズのコンサートみたいに銀テが降る代わりに(?)、
紙皿が投げられるんですね…。
私は最初、メンバーが客席に向かって何を投げているのかわからなかったし、そもそもなぜ何かを投げ込むのかも分からなかったんですけど、どうやらぺらっぺらの丸いものが投げられている模様…、そしてスラッシャーたちが我先にそれを追いかけている…。
・・・これは紙皿なのか??
もうこれは完全に「DISH//」という世界観を鬼守ってるじゃん…、私、DISH//の事今日初めて知ったに近いけど、こういうコンセプトガチ守るやつ大好きだから…。
そして紙皿を投げ終わったメンバーが、ファンに「何枚か取れた人は周りの人にも回してあげてねー」と促しているのを聞いて、
「もうDISH//好き…」となりました。
オタクという生き物は、そういう「他のファンとの共存」を本人から促されても、その時ばっかりは彼らの声が耳に届いてないことが多いので、なかなか銀テを分け合う、紙皿を分け合うという心理にはなりにくいと思うんですけど、それでも無駄だとしても本人たちがそうゆうことを促してくれるの大事だな…と思いました。
・・・ま、私は最後列にいたので、紙皿を取れる取れないとかの世界の蚊帳の外で、ただただZepp Fukuokaに紙皿が舞うのをぼーっと見てただけなんですけどね☆(ポジティブ)
②アンコールではなく、「おかわり」
ジャニオタのみなさん、あなたがコンサートに行って、そのコンサートの本編が大盛況のうちに終わった時、とてもさみしい気持ちになりますよね??
あとせめて1、2曲くらい歌ってほしい、そうでなきゃとてもこんな興奮した気持ちのまま帰路につけないと思いますよね??
だからこそ、ジャニーズに限らずコンサートでは、「まだこの夢の時間を終わらせないでくれ」というファンの悲痛な願いの代弁としての「アンコール」が行われるのだと思います。
そしてもちろん今回のDISH//のコンサートでもアンコールはありました。
私はこのライブに行くまではジャニーズのコンサートにしか行ったことがなかったので、アンコールといえば、例えば嵐のライブでは「あーらーしー!あーらーしー!」って感じで、セクゾは「セクシーゾーン!セクシーゾーン!」って感じですね。
DISH//のライブでは、なんてアンコールすると思います…??
「おーかわりー!おーかわりー!」ってアンコールするんですよ…。
???
最初は私、この「おーかわりー!」コールがアンコールと同義ということはなんとなくわかったんですけど、なんで「アンコールー!」とかではなくて、「おーかわりー!」なのか疑問に思ってたんですよ。なんなら「DISH//--!」とか言えばいいのにな(語呂悪)とか思ってたんですけど、急にハッと思い当たったんですね。
「あ、DISH//という世界観を守るために、あえて、おーかわりー!というアンコールをしてるんや…。」
もうそれに自分で気づいてからは、むしろそのアンコールに対して感動と尊敬の念ですよね。誰、このアンコール思いついたの、天才やん??
ほかにもDISH//の公式ファンクラブの名前は「皿組」とか言っちゃって、おしゃれなのかおしゃれじゃないのかわかんないけど(失礼)、ここでもバンドの世界観を守ろうとするし、私が感動したのはセカンドアルバム「召し上がれのガトリング」ですかね…。
一見すると、よく意味は分かんないけどおしゃれなアルバムタイトルですねっつって素通りすると思いますけど(またもや失礼)、そもそも作品のタイトルに「召し上がれ」を持ってくることある…??これぞ、DISH//という名前を拝しているグループだからこそできるやつじゃん…??
いいね、そうゆう風に積極的に自分たちの強みを売り出していこう!(立場が謎)
・郷に入っては郷に従え
私、ライブハウスに行くのが今回初めてで、マジで右も左もその作法がわかんなかったんですよ。
今回のライブは18時半開演で、17時半から入場できるらしいんですけど、そもそもどうやって入るかすらわかんない。ジャニーズのライブみたいに、入場口とかあらかじめ決まってて、そこに行けば会員証と身分証明書とデジタルチケットを提示するタイプならもう玄人だと思ってるんですけど(ジャニオタ)、なんせZepp Fukuokaはそのように広い会場ではない。
しかもローソンで発券したチケットには、なにやアルファベットと数字が割り振られている。この数字が私に割り振られたものだということだけはなんとなくわかるけども、でもこの数字はどのような時に使う??私は今回スタンディングでの当選だから、席とかないんよな??(パニック)
でまぁもう行けばわかるだろという、最高の行き当たりばったり精神で、17時半ごろにZepp Fukuokaの入場口あたりに行くと…、
列、列、列。
主に女子が大挙して、そして係員らしきお兄さんの言うことをおとなしく聞いて列をなしている。それもすんごく長い列を。
…え…、こんなにDISH//のライブって人来んの…?こんなにDISH//って人気なの…?これ私、いつ入れんだろ…?
あきらめと気合を同時に持ち合わせながら、そのスラッシャーたちの列の最後尾を探すんですけど、行けども行けども終わりが見えない。
…え、Zepp Fukuokaってこんなに人が入んの…?
で、ここでわかりました、あのアルファベットと数字の意味。
この列の中で私がどのあたりに入るかということを表すやつだったんですねぇ~~!(語彙力)
お兄さんに、「おら、どこに並べばいんだ?」とビビりながら聞いてみたところ、チケットを確認され、このアルファベットでこの数字ならここに割り込めと、すでに列に並んでいたお姉さんたちの間に押し込まれました。
ひぇ~~!ごめんなさい~~!あらかじめ番号は割り振られてたけど、それでも急に割り込むみたいな感じになってごめんなさい~~!そもそもそんなにDISH//のこと好きじゃないにわかみたいなやつが、北村匠海先生の顔が見たくて来たような奴がここにいてごめんなさい~~!
萎縮しまくりですよね。
そして列が順調に進んでいき、いざ私が入れるぞ!というターンになってからがもうなにがなんだかパルプンテ(©相葉雅紀)ですよ。
まずチケットをもぎられると同時に、ドリンク代をせしめられる。
私は何かドリンクを買わなきゃいけないというシステム自体も初めてだったので、ただ言われるがままに、入り口のお兄さんに600円を献上しました。
で、私は600円も払って買うドリンクっていえば、そりゃそれなりにおしゃれだとかおいしいだとかかなって思ってたんですけど、そんな私の希望を無残にも打ち砕いてくれる、ペットボトル飲料たち…、いやいいんですよ、ミニッツメイドとかカナダドライがまずいだなんてことは1ミリたりとも思っていない。でもさ…、私が無知なだけかもしんないけど、600円も払ったら、それなりのもんが来ると思うじゃん…。でも払わないと、買わないとライブ会場に入れない。もう払うしか、買うしかない。600円だと思うと、飲みなれているミニッツメイドもおいしいなぁ~~!(自己暗示)
これがディズニーランドやジャニーズのコンサートグッズを買う時に、急に金銭感覚が馬鹿になるやつですか??
あと、入り口付近にファンクラブ入会申し込みとか、過去のリリース作品を売ってるブースあるじゃん…。なにこれ、ジャニーズ現場で超既視感なんですけど…。やっぱりどこでもやることは同じなんだな…、てか今まで私がジャニーズの現場を特別視しすぎていただけなのかも…。
そしてなにやら入り口付近にロッカーが設置してあったので、「これは問答無用で、荷物を預けろということか…?荷物を持っているとライブを観るうえで邪魔になるからか…?」というセルフ推測をして、300円払って荷物を預けたんですけど、意外や意外にも会場に入ってみたら、ガンガンみんな荷物もってるやん…。私も一応初心者なりに、ライブ中に荷物が邪魔にならないように、両手が自由になるタイプのバッグを選んできたんですけど…。あんなん置かれてたら、そりゃ初心者は問答無用で預けるもんかなって思うじゃん…(調べてこい)なんなの、私の300円返して…(ケチ)
会場に入ったら、それこそ修羅場ですね。
スタンディング=どこにいようと自由なので、みんな思い思いによさげなポジションを確保しようとする。
スラッシャーガチ勢はそりゃ前のほうに行きたいだろうし、前じゃなくても快適に観たいって人は、なんていうの?あのもたれかかれるバーがあるところを確保するし。
私はその辺の事情もまったく無知だったので、会場に入って、自分より先に会場入りしていたスラッシャーたちですでに会場が半分近く埋まっているのを目にした時は愕然としましたね、えぇ。
そりゃジャニーズのライブと比べたら何倍も近いけどさ、双眼鏡なんかいらない距離だけどさ、せっかく来たからには前のほうあたりに乗り込むつもりだったのに…。その時の私にはそんな勇気&元気はなかったので早々にあきらめ、後ろのほうでよさげな位置を探すことにしました(ちなみに今もそんな勇気&元気はない)
で私はそこで初めてもたれれかかりながらライブを観られるバーの存在を知ったので、できればそこに滑り込みたかったんですけど、私がそう思った瞬間に空いているスペースにお姉さんがさっと滑り込んで確保されました…、ハイ終了、考えていることはみな同じですね(諦観)
ライブが終わった後は、ジャニーズのライブのように規制退場があるわけではなく、もうみんな問答無用で我先に早く帰りたいということで一斉に出口を目指すんですけど、そもそも私はどっちの方向のドアに行けばいいかすらわからない。
みんながこっちに向かってるからこっちか!?もうこの人の波に逆らえない!もういいな!?おれもこっちに向かっていくからな!?頼むからあのロッカーまで他とりつかせてくれ!(財布)
でまぁ無事に、スラッシャーたちに素直に従ってついていくことで出口にたどり着けたんですけど、もうこの時ほど先人の知恵「郷にいては郷に従え」を実感したことはなかったです。やっぱり先人の知恵には従っておくべきだな。
以上です。以上がこの度、初めてDISH//のライブに入って抱いた様々な思いでした。
もうここまで書くのでめっちゃ疲れたので、私のDISH//おすすめ曲の紹介は省かせて下さい。申し訳ねぇ(DISH//に)
下に動画を置いておくので、気になる方はどうぞご覧ください。
ちなみにDISH//はロックバンドといいつつも、ほかのバンド同様にしっとり系の曲も持っています。
しかし私はDISH//に限らずジャニーズに限らず、明るめの曲が好きなので、今回のラインナップもそういう傾向があります。
悪しからずご了承ください。
しかし聞けば必ず楽しくなるということは保証できると思います。
ビリビリ☆ルールブック
ライブで初めて聞いた歌だったんですけど、めっちゃ楽しかった。物理的に何言ってるかは分かんなかったけども。www.youtube.com
愛の導火線
この曲はアンk…じゃなかった、おかわり(鬼守る)で歌われたんですけど、北村匠海大先生が「愛の導火線に火をつけませんか!」みたいな感じでスラッシャーをあおってる時の、スラッシャーの盛り上がりが半端なかった(そして私は蚊帳の外)
案の定、この曲がはじまって、私も見様見真似で楽しんだ結果…、めちゃくちゃ楽しかった(最高)
同名ドラマ「僕たちがやりました」の主題歌。
私はこの曲きっかけで、初めて歌っている北村匠海を見たんですけど、あのかっこよさの衝撃は忘れられない。最高にかっこいいから好きなんだけど…、今回歌ってはもらえませんでした…(無念)
DISH// 『僕たちがやりました』 DISH// presents 忘年会だよ!全員集合!!!2018@SHINKIBA STUDIO COAST
サイショの恋~モテたくて~
この曲は妹の車の中で初めて聞いて、そのぶっとんだ世界観に驚き&尊敬の念を抱いた んですけど、でも楽しい歌です。
私が言いたいのは2つ。
①この曲ではもはや楽器は飾りであり、しっかりと踊っているんですけど、1番のサビあたりでカメラに抜かれる北村匠海が鬼かわいい。
②この曲は「モテたい」ということがコンセプトなんですけど、「モテたい=髪を染める」という思考回路がどうも安直すぎてならない。髪を染めてモテるようになるなら、きっと恋人がほしい全人類は髪を染めるぞ…??(言わない約束)
この曲もはちゃめちゃに楽しいから歌ってほしかったんですけど…、歌ってもらえませんでした…(無念パート2)
DISH// - Saishonokoi Motetakute
ギブミーチョコレート!
バレンタインに、本命とは言わないから義理でもいいからどうにかしてチョコをもらいたい男子高校生の図です。
てか君たちはここまで自分たちを卑屈に考えなくても、普通に本命貰えると思うけど…?(言わない約束)
DISH//「ギブミーチョコレート!」MUSIC VIDEO
勝手にMY SOUL
「ああだこうだくすぶるだけじゃ 変わらないさずっとこのまま」
やらなければいけないことをやる気が起きなくて、後回しで全然いいのについついはてなブログを書きに来てしまう、全私に贈りたい歌詞。
「勝手にMY SOUL」のところの北村匠海大先生がめちゃかっこいい(いつもの事)
DISH// 『勝手にMY SOUL』 DISH// presents 忘年会だよ!全員集合!!!2018@新木場STUDIO COAST
気付けばここまで13000字。卒論ってこれくらいか~~(呑気) これくらい本気出して卒論やれよ(自戒)
ということでこの説の検証結果です。