好きでいたい

好きなものを好きなように好きでいたい

幸せなため息をつきたい 2020Winter

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 今年の春には大学を卒業し、映画館がすぐ近くにある、映画館の種類が豊富=観られる映画の種類が豊富という環境とはもうすぐお別れですが、最後の最後までこの環境を味わい尽くすべく、ギリのギリギリまで映画をみまくりまーす‼(元気)(2020年1月時点)

 

 

 

 

「エクストリーム・ジョブ」 

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映画「エクストリーム・ジョブ」大繫盛祈願予告

「犯人を挙げるのか、チキンを揚げるのか」

???

 

何を真顔で言うてるんや??

 

とそんな意味の分からないツッコミをしてしまうくらいにぶっ飛んだ内容でしたが、最高に面白い韓国コメディ映画でもありました。

 

警察署内でめっちゃ頑張って捜査しているのに、とにかくいまいち活躍しきれないコ班長率いる麻薬捜査班。もういよいよ署長的な人から班の解散をちらつかされ、がけっぷちに立たされます。

ここで何を思ったのか、韓国でも暗躍して麻薬を密輸している国際犯罪組織を他の麻薬捜査班に出し抜かれずに逮捕できれば、きっと自分たちの班の解散は免れるだろうということを考えるんですね。

そしてその組織のアジトの前にあった、日本で言うフライドチキン店で張り込みますが、なかなか手柄を上げられない。そしてその店が閉店するということで張り込み操作を続けるために、コ班長がなけなしのお金で思い切ってそのお店を買い取り、怪しまれないようにもちろん警察官という素性は隠してフライドチキン店として営業を始めるんですね。

フライドチキン店の営業の目的はあくまでも張り込み捜査のカモフラージュ(違法だと思うけど)であり、捜査資金の確保なので、別にそこまで本腰を入れて頑張る必要性はない。しかし適当にお客さんに出してしまったチキンがめちゃウマだと話題になり、張り込み捜査なんかそっちのけになってしまうくらいの人気店になる。

1度はその人気ぶりを皮肉なことに逆に、その狙っている国際犯罪組織に悪用されるんですが、そのことにすんでのところで気づき、ここでようやく本来の己の職務を思い出し、悪用されたことを逆手にとって、麻薬捜査に乗り出す。

 

まぁここからは、テンプレもテンプレぐらいに麻薬捜査がトントン拍子に進みます。

そして見逃しちゃいけないのが最後の最後のアクションシーン。麻薬組織のドン的存在が逃亡しようとするのを力ずくで阻止しようと、捜査班のたった五人VSドンとその数多の手下たちで、私的にちょっとやり過ぎなんじゃ……?くらいに思う暴力シーン、乱闘シーンがあります。まぁ皆さんそうだと思いますが、私は無益な戦い、暴力は望まない派です。映画の中であっても、多少話の流れ上許すことはありますが(偉そう)、あまりにも長い、酷い暴力シーンは見るに耐えません。最後の乱闘シーンはまさに私的に、思わず目を覆ってしまうくらいにボコボコやり合ってました。

 

最後は麻薬組織を一網打尽、コ班長率いる麻薬捜査班はそれまでの扱いから一転、表彰されちゃってチャンチャン♪という感じで幕を閉じます。最後に急に雑に片付けた感も否めなかったけれど、何よりも2020年最初の映画をこんなにも楽しく笑って観られたので、それで全て良しとします(偉そう)

それにしても、最後に麻薬組織を一網打尽にしながらも、コ班長が重症を負ってしまって救急車で搬送される時に、班内でカップルが誕生し、事件解決でホッとしたからか、急に班員の目の前でイチャコラし始めるんですが、それを目にした時のコ班長の「撃て、撃つんだ」は最高。ジェフン撃ってまえ!

 

 

今度大学の卒業旅行で韓国に行くので、ぜひ韓国のフライドチキンを食べてきたい。

コロナウイルスの影響で大学卒業旅行in韓国が中止になったんだが、この気持ちはどうしたらいいんだろうか??(パニック)

 

 

 

「パラサイト 半地下の家族」

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第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編

やべえ映画を観た。しばらく放心。めちゃくちゃ脚本がねられている。監督やべぇ。

外国語映画史上、初のアカデミー賞作品賞に輝きましたが、それもマジで納得の面白さと衝撃。

 

端的に言えば、「パラサイト」=寄生ということで、半地下のいわゆる貧乏家族がひょんなことから知り合ったお金持ち家族の家に段々と寄生していき、最終的には家族崩壊にまで導いてしまう様が描かれています。

 

話のあらすじはなんとなく知って観に行ったし、寄生するきっかけとなる、長男がお金持ち一家に家庭教師として潜り込むところまでは意識して観ていたような気がしますが、ハッと気がついたらいつの間にか家族4人全員がお金持ち一家になんらかの形で半ば強引にも寄生していました。その過程もはっきり覚えているのに、あまりにも自然というか、むしろそれが当然の運びだよねくらいの流れだったので、お金持ち一家とともに暮らす貧乏一家になんの違和感も持っていない自分がいました。てか、寄生の仕方がエグい。一周回ってもはや清々しい。

 

でもやっぱり根は貧乏なので、お金持ち一家にどうしてもコンプレックスは抱えているし、それはどうやっても拭えない。

それが何度となく表された描写としては、ズバリ「匂い」ですね。

 

映画なので動画なので、どうしても匂いまでは分からないのですが、どうも貧乏な彼らからはなんとも言えない匂いがするらしい。彼らは自分たちが発している匂いなのでどうにも気づきようがないけれど、お金持ち一家のそばによると、必ず嫌な顔をされ、鼻をつままれたり遠ざけられたりする。しかもそれをわからないようにやられているので(まぁでも気づく)、自分が気づかない自分では気づかない貧乏臭のようなものを発しているのではないかと思って気が気じゃない。そこを除けば、ほぼ完全に金持ち一家に寄生しているようなのに、なんかそこで急に自分たちが貧乏なことを突きつけられる、現実に引き戻される。

 

途中で貧乏家族が、金持ち一家すらも知らなかったお金持ち一家の家の秘密を知るんですが、その秘密が、いくら秘密だからって予想外すぎだろくらいに予想外でした。

 

そして最後の何分くらいだろ、最後は金持ち一家の長男の誕生日会のシーンから最後が息をもつかせぬ、サスペンスにサスペンスを畳み掛けるような展開でした。そこでも急にサスペンスが起きる引き金となったのは「匂い」なんですが、映画の中でそれまで何度も匂いに対しての描写がありましたが、私が思っていた以上に、貧乏家族は自分たちではどうしても気づけない「匂い」に対してコンプレックスを抱えていたんだな、まさかそれがあんな血みどろの引き金になるなんてと思い、貧乏家族がやったことは誰がどう見ても犯罪だし、許されないことなんだけど、でも彼らだって望んで貧乏になったわけではなく、貧乏なのは彼らにはどうしようもなかったことでもあり、とても切なくもありました。

 

映画評論家の誰がが言っていたが、「この映画の脚本を予想できる人は誰もいない」、まさにそのとおりだと思います。監督のポン・ジュノは「自分はジャンルがはっきり決まっている映画よりも、線引きが曖昧な、いろんなジャンルが混ざっているもののほうが撮りやすい」と言っていましだが、確かにサスペンスともヒューマンドラマとも社会派作品とも、なんとも言い切れない曖昧さがあったように感じます。逆にその曖昧さがあったからこそ、ジャンルをはっきり区切って生活し、生きているわけではない日常としてすんなり受け入れられたのだと思います。ポン・ジュノやべぇ(急に語彙力低下)

 

韓国の映画、ドラマ=恋愛ものだと思ってる人はこの映画を観たほうがいい。

 

 

 

「ロマンスドール」 

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映画『ロマンスドール』特報

大人のラブストーリーであり、大人のラブストーリーだからこそ、私にはまだちょっと早いなって感じもありました(おこちゃまという自覚はある)

 

みんな大好き高橋一生氏はひょんなこと(よく使うフレーズだけど、ひょんってなんだ)からラブドール職人となります。私はこの映画を見るまでラブトールとはなんぞや状態だったんですけど、この映画を観終わった今となっては、ただのマネキンではなく、可愛がられるためのマネキンという認識です。

 

別に恥じる仕事でもないし、ちゃんと働いてお金をもらっているわけですけど、なんとなく人に言い出しにくい仕事。そのラブドールのためのモデルとして知り合った園子にも、自分の仕事についてちゃんと明かせないまま夫婦になってしまう。

 

今思えば、出会った時に、結婚する時に「おれ、実はラブドール職人なんだ」と言ってしまえばよかった気もするけれど、ここまで隠してきてしまった以上、なんとなくいまさら言えない。隠せば隠すほど、なんだか重罪のように感じられる。

 

園子をモデルにして作ったラブドールが予想以上の売れ行きとなり、園子に案の定、仕事の事を詳しく話さないまま、仕事に没頭してしまい、家庭も顧みなくなる。一度、不貞もしてしまう。

 

そんなことをしていたら、これまたテンプレというか、園子もいつの間にか自分に隠し事を持つようになる。自分は園子にそこそこ長い間隠し事をしているくせに、いざ隠し事をされる側になると、不快で不安でたまらない。

 

一度、離婚するかというところまで行きかけましたが、そこでもう一度自分たちのあり方を見直し、お互いの隠し事を打ち明け合い、ようやくそこで夫婦になれたような感じを受けました。なんか私ここまで、まるで高橋一生蒼井優かのような本人目線で語ってますね。

 

最終的には園子が隠していたこと、隠し事の王道中の王道、病気により、園子が亡くなってしまい、亡くなってしまったあとでようやく自分にとっての園子の存在の大きさを思い知る。

愛とは何なのか。そして私にはまだわかりそうにない(完)

 

 

そして、映画を観終わったあと、数日後とかにわかったんですけど、この映画の主題歌「やさしいままで」を歌ったnever young beachのボーカルが、高橋一生実弟だと……?何そのエモすぎる共演……?兄の映画をその優しい声で弟が静かにバックアップするとか百人力でしかなくね……?ちなみに私がこの兄弟共演?を知らなくても、この映画にこの主題歌はとてもマッチしていました。

 

 

 

 

「サヨナラまでの30分」

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映画『サヨナラまでの30分』本予告 2020年1月24日(金)全国ロードショー

なんかすげー長い、新進気鋭で若者に人気のバンドのMVを観たような感じがしました。

 

まずこの映画で言及したいのは一にも二にもダブル主演のうちの一人、北村匠海の演技力。

この映画は、かつてとあるバンドのボーカルをしていたアキ(新田真剣佑)が不慮の事故で亡くなり、そのことを機にバンドは解散状態になっていたところを、たまたま颯太(北村匠海)がアキが最後に持っていたカセットテープを拾って何気なく再生したところ、そのテープが回る30分だけアキが颯太の体に乗り移り?アキはバンドメンバーに再結成を促したり、ケンカ別れしてしまったきりの彼女・カナ(久保田紗友)に思いを告げる的なお話です。

 

ということで、アキが颯太の体に乗り移り、見た目は颯太なんだけど中身はアキという時と、ちゃんと見た目も中身も颯太という時があるので、まぁざっくり言えば北村匠海氏は一人二役みたいな感じなんですね。ちなみに颯太の体をアキが借りていない時は、アキはもとの新田真剣佑が演じていて、幽霊のごとく颯太以外の人には見えないわけです。

 

颯太は群れるどころか誰とも友達付き合いしようとすらしないし、愛想笑いさえもできない社会不適合者みたいな感じなんですけど、なんか思い返してみれば北村匠海氏、そんな感じの役多くね?と思いました。考えてみれば、彼の演じる役はたいてい、まずは最初は愛想の悪い、感じの悪い印象から入ってる気がする。

 

で、そんな颯太とアキはまぁ真逆の正確で、アキは自分のやりたいことは周りを巻き込んででも実現させるし、いつの間にか巻き込まれた側も楽しくさせちゃう、モットーは「俺にこじ開けられない扉はない!」だそうです(急に他人ごと)

 

で、ここからが結局私が何が言いたいかという話なんですけど(長)、カセットテープを回して颯太からアキに変わる瞬間の演技の切り替え、役の切り替えが素晴らしい。もう立ち姿から雰囲気からして、明らかに「あ、今アキになったな」っていうのがよくわかりました。

 

 

あと、新田真剣佑氏、歌上手くね??え?こんなに新田真剣佑が歌上手いとか聞いてないんですけど??

まぁバンドが軸の映画なので、どうしてもたくさん歌唱シーンが出てきますが、吹き替えかどうかは知らんが、めっちゃうまい。北村匠海氏はDISH//というバンドの一員だし、今までにもライブ行ったことあるので、歌がうまいことはとうの昔に知ってましたけど、知らないで聞く新田真剣佑の歌うまい…。

チェインスモーカーなる、彼が関わっている曲をきく限り、彼は普通に歌が上手い…(偉そう)


Closer/The Chainsmokers feat.新田真剣佑

 菅田将暉氏のように、歌手との二足のわらじでも十分にやっていけそう…。でもそれもそれでもったいないような気もするんだよな…。たまに聞くからこそ、披露してくれるからこそのありがたみもあるような気がするんだよね…。私がこんなに悩むことじゃないけどね…。

 

 

 

 

 

「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」

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声優・中村悠一が降臨!ハイテンションなナレーション/映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』予告編

めっちゃたのしかった。

劇中のセリフであったけど、まさに「ベタなミステリー」って感じの屋敷を舞台にした、「ベタじゃないミステリー」。「ハイテンションノンストップミステリー」って銘打たれてて、「なんやねんハイテンションノンストップミステリーって(首をかしげる)」って感じだったけど、まさに「ハイテンションノンストップミステリー」だった(負けを認める)

 

最後の最後に結構などんでん返しがある。最初に結構なネタばらしがあり、そこからはどうやって犯人がばれてしまうのか、探偵は犯人を告発するのかどうなのかをどっちかというと犯人側の視点で見てたけど、まさかそのメタ的視点というか高みの見物だったつもりが全然メタではなく、高みでもなかったという、気持ちのいいまでの敗北感…。真犯人のランサムって名前は、ランサムウェアからとったのかな(?)

 

そしてやっぱりこの映画から学んだことと言えば、金が絡むと人は変わるということです。遺言が公開されるまでは、散々マルタのことを「良く働くいい子」とか「父の良き友人だった」とか言ってたくせに、マルタが遺産のすべての相続人になった瞬間に、「家族でもないのに遺産を相続するなんて正気じゃない」「くそビッチ」「遺産相続を放棄しないとただじゃ置かない」とか好きに言い出して、人間の本性丸出しって感じである意味最高だった。人の不幸は蜜の味とはこのことですね(?)

 

 

いや~、久々にこんなにエンターテイメントとして素晴らしいミステリーを楽しめたような気がします。なんとなくこういうのはイギリスでテレビドラマみたいに放送されてて、日本でそういうのを観ようと思えば、有料チャンネルに登録するとか、配信サービスに課金しなくちゃいけない気がするんですけど、この映画を観終わった直後の興奮しきった私ならば、トチ狂った頭でもってその場で課金してもおかしくねぇなって思うくらいには楽しい作品でした。

 

 

 

「AI崩壊」

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映画『AI崩壊』本予告 2020年1月31日(金)公開

このお話は未来の話として、もはやAIなしでは人間の生活が成り立たなくなっている世界を描いていましたが、もうこれは未来のお話ではなくて、もはや現実とも言えますよね。

この映画の中ほど、まだ私たち人間はAIに頼り切った生活をしているわけではないけれど、でももう私たちの生活の中に知らず知らずのうちにAIは入り込んでいるわけで、きっと今、AIを生活の中から排除したら相当生きづらい、不便さを感じるレベルにまではなっていると思う。

 

 

 

このお話でまず思ったのが、AIに限らず、生きていくため、生活していくために必要なインフラ、サービスを何か1つのものを頼って集中させていくことがどれほど恐ろしい事なのかということ。

このお話の中では、例えば病院のナースコールがAIと紐づいているんですけど、いったんそのAIがおかしいことになると、ひっきりなしにナースコールが鳴ってしまって、どれが本当に助けを求めているナースコールでどれがAIの誤作動によるナースコールなのかが見分けがつかない。だから本来ならばすぐに処置をすれば助けられたかもしれない命を助けられず、人の命を預かる病院という現場が大混乱に陥るわけですね。

 

さすがにもっと未来になって、もっともっとAIが私たちの生活に入り込むようなことになっても、ここまでの事にはならないと思いますが、何かを信じ切ること、そしてそれにすべてを託してしまうことは便利でもあるし、大きなリスクを抱えているということでもあることをなんだかすごくリアルに感じました。

 

 

また、この一連の事件の犯人に対して、大沢たかお氏演じる主人公であり、このAIの開発者である桐生が放った人間にしかできないことは責任を取ること」「人間を軽んじた責任をとれ」っていう発言がめっちゃくちゃかっこよかったです。

このお話に限らず、AIが私たちの生活の中にどんどん入り込んでいる今、「じゃあ人間にしかできないことは何なのか?」「いつかAIに人間は追い抜かされ、AIにすべてを乗っ取られる世界が来るんじゃないのか?」なんて不安、疑問は尽きないと思います。実際に私も思うし、不安にもなります。

でもこの桐生の言うように、AIは自分のしたことに対しての、最適な責任を取ることはできない。結局それは生みの親である人間がすべきことであり、そうである以上、AIは人間を超えた立場にはいかないと思います。

 

 

最後にすべてが終わったあとで、この一連の事件を追っていた記者が桐生に向かって、「こんな事件が起こった後でも、AIは人間を幸せに出来ると思うか」と投げかけたんですが、それに対しての桐生の答えが、「親は子どもを幸せにできるかという問いと同じことだと思う」と返していたんですが、これは結局どういうことなんでしょうか??

私の足らない脳みそで考える限り、「親が子どもを幸せにできるとは限らない、親は子どもを幸せにするつもりがあっても、それを子どもがどう受け取るかはわからない」=「AIがどんなに優秀であっても、人間が必ずしも幸せになるとは限らない、AIが人間のための最適と思われる解を出したつもりでも、人間がそれをどう受け取るかはわからない」という意味なんでしょうかね??

私はいまだ親になったこともなければ、AIについての知識もそんなにあるわけではないので、この程度の解釈が限界でした、でもこのように「あれって結局どういう意味だったんだろう?」と考え続けるような疑問、どのようにでも解釈できるような印象のある映画は、どうしてもふと考え続けちゃうから、それも制作側の思うつぼだったりするのかなとも思いますね(急にまとめる)

 

 

 

 

 

「記憶屋 あなたを忘れない」


映画『記憶屋 あなたを忘れない』予告編 1月17日(金)全国ロードショー

山田担(実はもうジャニオタ卒業間近)な友達と観に行きましたー!

めっちゃ久しぶりに他人と映画を観に行った。

基本的には映画は1人であーでもないこーでもないとかみしめたり考えたりしたいタイプだし、何より映画をはしごして観ることが多いので他人を誘って観に行くことはないけど、これはこれで映画終了後にあのシーンがこう思ったどう感じたとか、ツッコミどころを面白く共有できるので、観たい映画が被ったとかあればたまにはアリ(偉そう)

 

 この映画の番宣で出ていた何かの雑誌で山田氏が、この映画の役作りとして語っていた、「あえて、ちょっとサイズの合っていないコートを着てみました。そういう、サイズの合っていないコートを着てる大学生、結構いますよね?」という発言、全お金のない大学生にケンカを売っちゃっている(悲報) 本人はきっと悪気無く、しかもむしろ真摯に役作りとして捉えちゃってるところがまた罪作り。

 

私の個人的な感想としては、原作がそもそもホラー作品であったこともあり、映画になったら一応「感動作」とは銘打たれていたものの、どれくらいホラー要素が残ってんだろうな、私実はホラー苦手なんだけど大丈夫かな(じゃあ観に行くな)とか思ってたんですけど、映画はホラーのホの字もなく、結構な感動作に仕上がっちゃってました(ディスってはいない) 別にこれはこれでいいんだけども、ホラー作品が苦手ではあるけれどホラー作品として身構えて行った身としては、結構拍子抜けしました。だから、私のように「記憶屋観たいけど、でも原作ホラーだって言うしな…、私観れないかも…」と思う人には意外と観やすく、逆に「感動作とは銘打ってあるけど!原作がホラーだし、どんなホラー×感動作に仕上げてくんのかな?!」という期待のある人にとっては、結構拍子抜けするくらいに感動作だと思います。ちなみに私は全く泣かなかったけど、友達は途中から私もびっくりするくらい号泣してたので、なんだか私が血も涙もない人間みたいになりました(?)

 

この映画は、大学生でもうすぐ社会人になる山田氏が年上の彼女である蓮佛氏に対して、「僕が大学卒業したら結婚してください!」という、山田担垂涎のプロポーズをし、まさに幸せの絶頂にいた彼が、ある日突然彼女に自分の存在をきれいさっぱり忘れられ、それがどうしても納得いかなくて原因を探り始めるというところから話が進むんですが、まず出来ることなら私だって、蓮佛氏になって役でもいいから山田氏にプロポーズされる人生を送りたかったよ…。私が現役大学生だからこそマジでわかるけど、一応就職を控えているからといっても、22歳の男が必要に迫られてとかじゃなくて、純粋に「好き」という気持ちだけで結婚を決意できるなんて相当すごい話だぞ…。少なくとも私の周りでは観たことも聞いたことも、そしてされたこともないよ…(?)

 

 

最後はしっかり記憶屋は誰なのか、何のために人々の記憶を消しているのかということが明らかにされます。そこはしっかりと謎解きされますので、「結局誰がどういう目的でやったの…?」というモヤモヤ感は残りません、ご安心ください(立場が謎) 記憶屋の正体はまさかまさかの人物だったけど、人様の記憶を消すというなかなか重大なことなのに、結構犯人の私情絡んでて、なんだか急に人間味を感じました。

 

最後は山田くんは、相変わらず山田氏のことを覚えていない蓮佛氏に懲りもせずアタックするんですが(私ならたとえ記憶がなくてもすぐ好きになる)(ちょろい)、果たして山田氏は、記憶屋に一連の事件に関するつらい記憶を消された1人となったのか、はたまた記憶屋のことを覚えているかという解釈は観ているあなたにゆだねますという、いくらでも深読みできるラストで幕でした。

 

 

 

 

「mellow」

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『mellow』予告編

 観たかった映画。でも近くではやっていなかった映画。そんなこんなでうかうかしていたら終わってしまう。ということで(?)、2月の終わりに東京に行ったついでに観てきました、あぶねぇあと何日かで上映終了でした、マジあぶねぇ(安堵のため息)

 

 

時間がゆったりと流れるような映画で、もちろん登場人物たちはそんなこと意識していないんだろうけど、毎日時間に追われて余裕のかけらもないような動きをしている私からしてみたら、一つ一つのとる行動や発する言葉にさえ気を遣っていて、丁寧に選んでいる、でもそれは決してよそよそしい感じではなくて、そういう暮らし、性格なんだろうなと感じるような、あくまでも自然なゆったり感がそこにはあったような気がします。私もそんな風に、誰のためでもなく自分のためにゆったりと丁寧に生活できるようになりたい(今のところはそうなれそうにはない)

 

 主演の田中圭氏演じる夏目はめっちゃおしゃれな花屋さんなんですけど、もうとにかくモテまくるんですよね。ラーメン屋を営む岡崎紗絵氏とはほのかに両想い(映画では終始両片思いみたいな感じ)なんですが、それにとどまらず、近所の中学生女子にも思いを寄せられちゃうし、定期的にお花を配達している家の人妻にまで思いを寄せられてしまう。しかも本人は告白されて初めて女性たちの気持ちに気づくので、「…お気持ちは大変ありがたいんですけど、僕のどこが…?」って感じなのも、無意識に女をもてあそぶ罪作りな感じで良いです(結局良い)

 

この映画のすごかったところは、夏目に思いを寄せる女子中学生は、後輩から好かれていて告白されるシーンがあるんですけど、それが同性の後輩、つまり女の子から告白されるんですね。で、告白された側の子は「同性とか気持ち悪くて無理」という感じで告白を断るのではなく、「好きな人(=夏目)がいるから無理」という感じで断るんですね。でも断ったからと言って、ぎくしゃくするわけではなくて、良い先輩後輩関係は続くというか。さらにこの子は、別の後輩女子からも告られるんですが、2人の後輩からの告白はどちらも断ったのに、なぜか3人で仲良くなっちゃう。多分後輩女子2人は、気持ち悪いとかじゃなくて、真剣に告白に向き合ってくれてフッてくれるところに、また惹かれたのかなと思うんですけどね。

 

私はなかなかこういう「性の多様性」みたいなテーマが世の中に受け入れられつつあるとは言え、今回の設定は中学生の同性愛という風に、年齢が低く設定されているので、なかなかチャレンジングだなと思いました。でも、すごくさわやかに、いい意味で「ただの中学生の告白」という感じに描かれていて、すんなりと映画に溶け込んでいたように思います。

しかも、女子中学生が意を決して夏目に告白するシーンがあるんですが、それをフラれた側の後輩女子中学生が後押しするんですよ!?こんなん、異性同士であっても、なかなかフラれた人の告白を応援するなんてできないじゃないですか、私ならメンタル崩壊ですよ…。この映画に出てくる人は総じてきっと、実年齢よりも精神年齢が高いんだな…。

 

 

特に劇的な展開があるわけでもなく、ド派手な演出、音楽が使われているわけではないので、スピード感のある、衝撃的展開のある映画が好きな普段の私なら、途中で眠たくなってしまってもおかしくなかったんですが、これは最後まで集中して、味わうことができました。

 

最後のエンドロールで、花屋さんである夏目がひたすら薔薇1輪のブーケ?(1輪でブーケと言っていいのかわからないけれど)を作っている映像が流れていたんですが、なぜあんな、なんてことない変わり映えのない作業なのに、延々と観ていられるんだろう…。その薔薇たちは映画の終盤でそこそこ重要な小道具だったりするんですけどね…。

 

「mellow」というタイトルを、映画を観た私なりに解釈するならば、日々の生活はいろいろなものがごく自然な形で溶け合っているけれど、どうでもいいことばかりではなくて、どれにもそれなりのストーリーがあるんだよっていうことなのかなと思いました。

朝っぱらから観ましたが、心休まる映画でした。

 

 

 

「HUSTLERS ハスラーズ」

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映画『ハスラーズ』大ヒット上映中!

めっちゃドキドキした映画でした。

このドキドキは「心ときめく♡ドキドキ」という類のドキドキではなく、

「展開がなかなかハード…心臓に悪いぜ…ドキドキ」という類のドキドキです。

実際そうでもなかったのかもしれないけど、私の感覚的には終始心臓が痛かったです。

 

 

お金に苦労して、自分の体を売り物にし、ストリップッパーとしてお金を稼ぐデスティニー。最初はなかなか稼げなくて苦労するんですが、店のNo.1ストリッパーであるラモーナと仲良くなり、ストリッパーとしてどうふるまうべきかという極意を教えてもらい、だんだんと稼げるようになっていきます。

 

まずここで言及したいのは、女優陣の豪華さ。

主役のデスティニー役は、私が「クレイジー・リッチ!」で大好きになった、コンスタンス・ウー。関係ない話ですが、私はこの「クレイジー・リッチ!」が大好きで面白すぎると思っているので、ぜひいろいろな人に観てほしい(眼力)

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映画『クレイジー・リッチ!』予告編

そしてW主演とも言うべきラモーナ役は、ジェニファー・ロペス

私はジェニファー・ロペス氏が何者なのかはいまいちわかっていなかったんですが、そんな私でも名前は聞いたことのあるレベルのお方なので、相当大物です。事実、映画公式サイトの文句を引用するならば、「ラテンの歌姫」ということで、歌手が本業のようなのですが、そのいい意味で迫力のあるお顔と相まって、強欲なラモーナ役をとてもよく表現されていたと思います。

 

話を戻しますと、だんだんとストリッパーとしてだけではなくて、金持ちの証券マンたちを相手に、半ば犯罪のようなやり方で金を巻き上げていくわけですね。手口としては、睡眠薬的なもので強引に眠らせ、そしてそういうお店に連れていき、意識がないままにクレジットカードを使用させる。後で正気を取り戻した証券マンたちがお金をだまし取られたことに気づいても、騙され方がとても大声で言えるようなやり方ではないので、結局泣き寝入りするしかないというやり方です。

彼女たちは自分たちが貧乏だとか、ストリッパーであるがゆえに、ストリップクラブに来るような金持ちの男たちにひどく扱われてきたことが根底にコンプレックスとしてあったからこそ、証券マンばかりを相手取っていったのだと思います。

確かに彼女たちは、そういう仕事をしているとはいえ、ひどい扱いをされていたので、その気持ちはわからなくもない。「お客様は神様だ」ということを客側が言うような客。

 

でも、そのやり方がどんどんエスカレートしていくので、成功しているうちはハラハラしながらも楽しく観ていられましたが、仲間割れし始めたり、失敗し始めたりした時は、いつ警察に捕まるのか、いつボロが出てしまうのかと、シンプルにハラハラしていました。

 

 

途中まではデスティニーもラモーナもその仲間たちも仲良くやっていたのに、やり方がエスカレートしていって、それと同時に証券マンたちから思うようにお金が搾り取れなくなっていった頃から、ギスギスな関係になっていったのが、観ていて自分の事のようにつらかったです、なぜだろう。

私の中ではこの映画は、「オーシャンズ8」に似ているところがあるように感じていて、でもオーシャンズ8よりも儚さ、危うさをはらんでいたように思いました。

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映画『オーシャンズ8』本予告編

オーシャンズシリーズは何がどう転んでも最後は成功するし、仲間割れもしないというころが謎の自信とともに確信できるけれど、このハスラーズについては、ほんのちょっとのきっかけで仲間割れしてしまいそう、失敗してしまいそうな感じがしていて、でも仲間割れする彼女たちも、失敗する彼女たちも観たくないし、でもきっと失敗するし、仲間割れもするんだろうな…と思うと、やっぱり最初に戻って心臓に悪い映画でしたね。

 

この映画はなんと、実際にあった話を基にしているそうで、こんなことが実際に起きるなんてやっぱアメリカはいろんな意味でやべぇ国…、行ったことないけど…。そしてどれくらいこの映画が実話に基づいているのか、実際の事件の詳細を知りたい…(野次馬根性)(?)

 

 

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」

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『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』予告編

 あやうくこの映画のキャッチコピーのように、この結末を誤訳しかけました。

という具合に、ちょっと気を抜いていたらすーぐに置いていかれます。

それぐらいどんでん返しが畳みかけられるし、いろんなところに後々怒涛の勢いで回収されまくる伏線が転がりまくっています。なにかにつけてしまくりです(?)

 

私は読んだことないのですが(?)、「ダ・ヴィンチ」シリーズであったことを原案にされたという今回の映画、途中で犯人が分かってなぜこのような事件を起こすのかが明らかにされるまではいいんですが、そこから動機とか本当の計画とかが「実は…」「実は…」という感じで二転三転しまくるので、「一体何が本当なんだ?」「犯人がこいつというのは間違いないのか?」「じゃあどのアリバイを信じればいいんだ?」みたいに、映画を楽しく観に来たはずなのに、いつの間にかリアル脱出ゲームを体験しているみたいでした。この謎がちゃんと理解できないことにはここから出られないし、永遠に映画が終わらないような気がするみたいな。でも上映時間はあと少しだし、それで行くともうそろそろ全部ネタバレされないといけない頃あいなのに、どれが真実なのかわかんねーなみたいな。まぁ私はリアル脱出ゲームしたことないので、たとえが合ってるのかわかんないんですけどね(急に投げやり)

 

もう少し映画の中身に触れて「ここを私はこう思う」とか「この部分がめちゃくちゃびっくりした」みたいな話をしたいんですけど、何せ話が二転三転しまくるので時系列に物事を追えないのでもうお手上げです。私の心の中で時たま思い出しては、一人で浸ることにします(勝手にしてくれ)

 

この映画は近くの映画館でやっていなくて、東京に行ったついでに「mellow」とともに目当てで観に行った映画でしたが、わざわざ東京に行った機会に観に行って本当によかった!すごい頭使ってすんごい疲れたけれど、それは心地よい疲労感でもあり、こういう胸がいっぱいになる経験するためにわざわざ金を払って映画観に行ってんだよなという気になれました。

 

 

 

 

 「2人の映画ができるまで」

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 なんかめっちゃ難しい映画です。

話が私には高度な恋愛駆け引きすぎて難しい。なんでそんなに回りくどいアプローチをしあうのかがわからない。

そして原題の「Pretenders」を観て、Official髭男dismが一瞬脳裏をよぎったのは私だけじゃないはず(と信じたい)。


Official髭男dism - Pretender[Official Video]

 

たまたま映画館で見かけた美女のことが頭から離れなくって、それからその美女ともう一度会いたい、できれば話がしたいという一心でその映画館に通い詰める主人公。

そしていざ美女と知り合いになって、とんとん拍子に付き合えたかと思ったら、あんまり彼女は本気じゃなくて、いつの間にか自分の仲のいい友達とも関係を持っていた。

 

ここまでくればまぁありふれたというか、こういうことがありふれてたら私は世界の若者の恋愛に夢が持てなくなるんですけど、まぁよく聞くフィクションのお話ですよ。

 

でも私は終始、彼らの思いの伝え方が回りくどすぎてわかりにくすぎて、そのあまりに「今は誰が誰と付き合ってんだ…?」「誰が誰を好きなんだ…?」というのがいまいちつかめなくて、心の底から世界に入り込めずに終わりました。

私がもっと恋愛経験豊富なら面白い映画だったのかな…。でも恋愛経験豊富な自分とか想像できないし、だったらこうなる結果は必然だったのかな…。

 

でもこの映画が面白くないわけではなくて、私がこの映画に入り込めなかっただけなので、もし、私がもっと年齢を重ねて、それなりに恋のいくつかも経験して、その時にもう1度この映画に再会したら、その時の自分はどんな解釈をするのか楽しみにしておきます。

 

 

 

 

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

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『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』特報【2月21日(金)公開】

 楽しみにしてましたーーーーー!

一昨年の冬の初めに見て、あまりの面白さに衝撃を受けた、そしてその時の衝撃は今でも鮮明に覚えている、「スマホを落としただけなのに」の続編ーーー!もちろん観に行きましたーーーー!

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映画『スマホを落としただけなのに』予告 

私の感想としては、今回ももちろん怖くて、話が練られてて面白かったんですけど、やっぱり第1弾の方が面白かったなと思います。というか、第1弾を観て予習してこないと、何個か置いてけぼりにされるシーンがあると思いました。

 

前回では犯人を捕まえる一警察官だった千葉氏が今回は主人公となり、再びスマホを巧みに悪用した連続殺人事件を追うことになるわけです。

で、その捜査にはどうしてもネット犯罪に精通した人物の協力が必要ということで、苦肉の策で前作の犯人で収監中の浦野(成田氏)に協力を仰ぎます。

実は千葉氏と成田氏は一見、立場は警察官と連続殺人鬼ということで、全く違うように見えるんですが、実は2人とも幼少期に母親から虐待されていて、しかも2人の母親とも長い黒髪だったことから、2人は異様なまでに長い黒髪の女性に執着するわけですね。そして成田氏はその執着が、長い黒髪の女性ばかりをターゲットにした犯罪になってしまうという前作のネタバレがあるわけですが。

千葉氏としては苦肉の策で収監中の、かつて自分が逮捕した人間に手を借りるわけなので、手を借りはするけど、あくまでも、てか絶対に一線は超えないようにする。絶対に仲良くなろうとはしない。

でも成田氏は千葉氏が自分と同じバックグラウンドを抱えていることに気づいていて、おもちゃにしている節もあるし、隙あらば懐柔して脱獄しようともする。

 

まぁネタバレしてしまえば、今作もやはり犯人は成田氏で、彼は巧みに外部にいるかつてのネット犯罪仲間を利用してまたしても事件を起こしたんですが、私としては「また浦野かい!」というまたかよ感が否めませんでした。まぁ浦野以外というか、あの猟奇的な演技をする成田氏以外に考えられない気もするが、ここで浦野をはるかにしのぐ、あっと言わせるようなネット犯罪極悪人を連れてきてほしかった気もします。

 

そして、前作の北川景子氏にあたる、ヒロインの白石麻衣氏ですが、めちゃめちゃ美しい。

まず映画の冒頭に、特別出演として前作で主演だった北川景子氏&田中圭カップルが出てくるんですが、北川景子×白石麻衣の美の共演でスクリーンが割れるかと思いました。知ってはいたけれど、改めて美しい。

で、白石氏は千葉氏と付き合っていて、そろそろ結婚したいななんて思っているんですが、なんせ千葉氏は自分の過去の愛されなかったというトラウマがあるので、なかなか結婚には踏み切れない。それに白石氏が業を煮やすというところも、事件に絡んできます。

私が解せなかったのは、しきりに白石氏が千葉氏と千葉氏のお母さんを和解させようとしたところですね。千葉氏がお母さんとの間に暗い思い出しかないっつってんのに、しきりにお母さんの入所している施設に連れて行って、和解させようとする。そして和解させてから自分と結婚しようと迫る。そんなんほっといたらええやんけ…。千葉氏の自由じゃないのかそこは…。

 

もうこれ以上の続編は、成田氏が犯人以外考えられない路線ですが、これ以上どうやって成田氏を犯人に据えた話を展開させるんだという気もするので、ここらで「続編みたいな~」と思いつつも幕引きするのがきれいな気もします。やっぱり続編は、前作で得た期待感を持って観に行ってしまうから、第1作は越えられない高い壁なのかな!

 

 

 

 

「ダーウィンが来た!恐竜超伝説」

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『恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』予告編

 実は私、恐竜好きです(どうでもいい情報)
ということで(?)、前作も観に行った「劇場版 ダーウィンが来た!」の第2弾、しかも恐竜編、楽しみにしてました。

今回の映画ではティラノサウルスなんかの有名どころはもちろん、聞いたことねーわなんだそれみたいなお初にお目にかかる恐竜たちもわんさか登場してきて、これはきっとまだ仮説の段階なのだと思いますが、「大昔にこんなことがあって、こんな生き物が生きてたのかな」と、すごく知識と想像として楽しめました。

恐竜ってティラノサウルスやステゴサウルス、トリケラトプスなどの有名なものは、体が大きいとかめちゃめちゃごつい見た目はしてるけど色は地味っていうのがテンプレだと思うんですね。きっと世間一般の認識はそうだと思う。

今回の映画に出てきたティラノサウルスはもちろん「デカい」が1番に感想としてあるわけですが、きっとこれまでの研究の成果によってわかってきたことであろう、ちょっと首元あたりがカラフルな感じになっていて、これまで私が認識してきたティラノサウルスとはまた違う感じで好きでした(シンプル)

 

私ももちろんご多分に漏れず、世間一般の認識しか持っていないわけですが、そんな世間一般代表の私(?)的には、今回初めて知っためちゃめちゃカラフルかつデカい恐竜たちがすごく面白かったです。たぶん私がそもそも派手好きというのもあると思う(個人的趣向)

初めて知った恐竜の中で特に印象深かったのは、デイノケイルスっていう鳥みたいな見た目の恐竜です(恐竜は鳥の祖先と言われれば元も子もない)

 

あと、これはぐうの音も出ないほどのデカさ、それに付随する強さで好きだったのが、海獣であるモササウルスです。大体海にいるわけだから、別にカラフルじゃなくたっていい。ただデカいだけでいい。とにかくデカい、そしてインパクトのある恐竜が好きな私はそれだけで楽しい(ちょろい)

 

ジュラシックワールドみたいなのと何が違うかと言われれば、あれはたしかに恐竜を取り上げているけれど、あくまでも恐竜は手段であり、結局はいかにアドベンチャーするかみたいな映画だと思うんですね。別にアドベンチャーのきっかけが他にあるのであれば、別に恐竜である必要はないみたいな。あれもあれで好きなんですけど。

で、「ダーウィンが来た!」みたいな映画は、今回で言えば恐竜を対象としていて、それが他の何かに変わってしまっては話が成り立たない。そういう違いがあるのかなと思いました。元も子もない話をしますが、私はどちらも大好きです!(声大)

 

 

 

「野生の呼び声」

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ハリソン・フォードが犬と冒険!映画『野性の呼び声』予告編

 思った以上にめっちゃ楽しい映画でした。

この映画の原作が冒険小説とのことで、私はあまり冒険小説という類のものを読んできていないのですが、しっかり映画の中で冒険できた感があります。

 

ハリソン・フォードが主人公であるのはもちろんなんですけど、このバックと呼ばれる犬も確実にこの映画の主人公で、むしろこの犬を軸に物語が展開していくみたいなところがありました。

 

 

バックは、判事の家の飼い犬で手に負えないながらも、特に何不自由ない生活をしていたところから、金で一攫千金を狙おうとする人々が金鉱に殺到したゴールド・ラッシュが起きた時代に、その雪深い地域に手紙を届けるそり犬となり、そして最終的にはハリソン・フォード演じる主人公・ソーントンの飼い犬というか旅の相棒となるんですが、どこに行っても、もともと飼い犬で野生では全くなかったのに、少しずつ野生の部分が芽生え?思い出し?リーダーとして慕われていく様子が丁寧に描かれていました。

 

ソーントンは亡き息子が夢に見ていた、地図に載っていない未開の地を目指し、単身で冒険していたんですが、そこにバックと辿り着いた時、そこは人の手が何も入っていない、桃源郷という感じで、もうソーントンとバックはずっとここにいればいいのではと思いました。めっちゃ他人事。

 

でもやっぱりバックはそこで出会った野生のオオカミと遊んだり、狩りをするのが楽しくて、そしてソーントンもそんなバックをもう人間の世界に引き留められないと悟る。最後はついにバックは野生のオオカミの群れに入り、子どもまで作っちゃって、もともとは飼い犬だったはずなのに野生のオオカミを率いるまでになる。もし本当に、もともと人間とともに暮らして飼われていた動物が野生の動物の群れに入るなんて話があるのかは微妙なところですが、上映時間2時間弱の短い付き合いでしたが、バックにはこれでよかったような気もするし、本当に野犬になっちゃって、もうきっとバックは人間とともに暮らすことはできないだろうなと思った時、少し寂しくもなりました。私はバックの何やねん。

 

アクション映画!という感じのハラハラドキドキでも、サスペンス映画という感じのハラハラドキドキでもないけれど、新しい種類のハラハラドキドキが学べた、感じられた、そんな楽しい映画でした。

 

 

 

「あなたの名前を呼べたなら」

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映画『あなたの名前を呼べたなら』予告編

 タイトルからしてもう観たい欲が止まらない。「あなたの名前が呼べたなら」一体どうなのかということが気になって仕方ない。

ということでもちろん観に行きました。

 

舞台はインド。インドは今はすでにカースト制が撤廃されているとは言うものの、それは形式上であり、実際はいまだに根強くカースト制が残っているそうです。

その身分制度が色濃く反映された映画で、お金持ちの前途洋々な御曹司・アシュヴィンと、結婚直後に夫を亡くし、出身の村では一生未亡人として扱われ、本当は洋裁の仕事がしたいけれど洋裁を学ぶことができずに住み込みのメイドとして働くラトナの格差恋愛です。女子は大体こういうのが好きです(私含む)

 

アシュヴィンは結婚間近だったけれど、婚約者の浮気が発覚し破談、もともとアシュヴィンの部屋に住み込みで働いていたラトナは、そんな傷心のアシュヴィンをつかず離れず気遣う。そしてアシュヴィンもそんなラトナの存在に心が癒されていく。

でもラトナはアシュヴィンよりも下の身分であり、そんなラトナとイイ感じの関係になっていることをアシュヴィンの家族や周りの人は良く思わない。アシュヴィンもそのことは理解できるけれど、でもラトナへの気持ちは増すばかり。

ラトナもラトナで、アシュヴィンにほんのりほの字なんだけれど、でもご主人様にそんな感情を抱くなんて申し訳ないみたいな感じで、今まで通りやり過ごそうとする。

 

 

あくまでも私見ですけど、てかこのブログ自体が私見ですけど(強調)、この映画には常にどことない切なさが付きまとっているような感じがしていて、ラトナはたまたま?結婚直後に夫が亡くなったというだけで、その先の一生をずっと未亡人として扱われ、意を決して洋裁を習いに行っても実質は小間使いのようにされ、アシュヴィンの家で住み込みの家政婦として働く時は卑しい人のように扱われ…。

そしてアシュヴィンもラトナへの気持ちを、何度か勇気を出して行動で表すけれど、なかなか不器用でラトナにまっすぐ伝わってなかったり、家族や友人から「使用人との恋愛なんて何を考えているんだ…」と言われたり…。

ただ単にアシュヴィンがお金持ちの御曹司で、ラトナが住み込みの使用人だからではない、そこには国自体に横たわる身分制度があり、2人がどう頑張ったって解消しえない問題があることが切なさを生んでいるのかなと思いました。

 

原題は「Sir」というらしく、ずっと「旦那様」とアシュヴィンのことをラトナが読んでいたのが、最後の最後のシーンでアシュヴィンの気持ちを受け入れ、名前で呼べるようになるというのが、ラトナの気持ちの変化として1番わかりやすい表現だったのだと思います。

私は今までインド映画には、ひたすら踊って歌って楽しい映画、もしくは冒険映画くらいの印象が強すぎたんですが、今回のようなしっとりとした映画、受け入れられやすい「恋愛」をテーマにしながらその実、社会にするどく切り込んでいるような映画を知ることができ、またインド映画への興味が増しました。

 

 

 

 

 

「仮面病棟」

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映画『仮面病棟』本予告

面白かったのは面白かったけれど、最後は何とも釈然としない感じが…?

 

この映画は私が大学時代を過ごした福岡県北九州市で全編撮影されたということで、もともと観たいと思っていたのにその地元要素?がプラスされ、喜び勇んで?観に行きました!

本当は私の大学にもエキストラの案内が来ていたけれど、授業と被っていて行けず…。そりゃ月曜日なんて平日、エキストラはなかなか集まらないだろ…。

 

 

元精神病院だった現療養型病院が、夜勤の時間帯に突如仮面をした凶悪犯に占拠され、その時にたまたまバイトとして当直医をしていた医者と凶悪犯に人質として連れ込まれたけが人の女子大生、当直の看護師2人、病院長が凶悪犯をなんとか欺き、病院から脱出しようという、煽り文句としては「リアル体感型脱出ゲーム」のような映画です。

 

 

真犯人が分かるまで、そして真犯人がまさかこの人!というところまではすごく楽しめましたが、そこからが少し冗長になってしまった印象があり、そこまで丁寧に事件と真犯人のその後を追わなくても…という感じはありました。こんなに冗長なブログが言うことではない(自虐)

真犯人は確かに驚くべき人物であり、そして犯行に至った動機も悲しくてちょっと犯人側に同情せざるを得ない面もあったかなと思います。それにしても高嶋政伸氏は悪役がよく似合う…。

 

事件が終わったあとに、真犯人が殺し損ねた対象を始末しようとするシーンがあるんですが、そこで主演の坂口健太郎氏演じる速水が、真犯人を説得するんですね。それを受けて真犯人は少し改心して実際に犯行を重ねることはしなかったんですが、それが私的には少し残念で、真犯人にはどこまでも残酷でいてほしかった…。

最後は速水が真犯人と間接的に再会するシーンで幕を閉じるですが、私はそこは真犯人が速水の説得を受けて改心したよということを示したかったのかな、ちょっと感動みたいな幕引きがしたかったのかなと思いましたが、あくまでも!私的は最後は無理に感動の展開にもっていかなくても…という気もします…。

 

でも、事件の最中、そして事件の謎解きまではすごく面白くて、ミステリー作品の醍醐味ですが、いろいろな伏線回収がされていくのが気持ちよかったです。

 

 

そして!私も北九州で撮影された映画だから観に行ったクチではあるけれども!同じように恐らく地元民で、地元で撮影された作品だからちょっくら観に行くか~というノリで着ていたであろう男子中学生?高校生?の君たち、その興奮というか感情はわからんでもないけど、映画館で映画を観る時には静かに観てくれ…。みんな同じお金払ってんだからさ、思ったより面白くなかったり興味なかったりしたらさっさと帰るとか寝るっていう手段もあるんだから、お願いだから静かに映画を観てくれ、観させてくれ…。

北九州は映画の街として売り出していて、この作品に限らずいろいろな作品の撮影に市を挙げて協力しています。私は今回で初めて、北九州がロケ地に使われている映画を観たんですが、自分の生活圏が実際の映画の中に出てくるってなんか不思議な感じがしました。

 

 

 

「弥生、三月 君を愛した30年」

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映画『弥生、三月 -君を愛した30年-』予告【3月20日(金・祝)公開】

思ったよりも考えさせられる映画で、「君を愛した30年」という副題につられて恋愛映画のつもりで観に行くと結構メンタルやられる系かもしれないなと思いました。

 

成田凌氏と波留氏のカップルの人生を、出会いの高2から30年、しかもすべて3月の出来事だけで描くという映画なんですが、これがなかなかどうして成立している。

1年は12か月あるわけで、3月以外の11か月の方が圧倒的に時間は長いし、そこにそれぞれの人生の物語があるはずなのに、なぜか3月を取り出しただけでも2人がそれぞれどういう人生を歩んできて、どういう過程で巡り合い、離れ、また巡り合ったのかという過程が自然に描かれていました。

 

そりゃ30年生きていれば、友の死に直面することもあるかもしれないし、夢破れることもあるかもしれないし、大切な人との別れを経験することもあるかもしれないし、そんなつもりじゃなかったけれど何か間違いを犯してしまうこともあるかもしれないし、途方もないことに巻き込まれることもあるかもしれない。

「映画だから」とまとめてしまうこともできるけれど、よくよく考えたらこれからの私の人生にも十分あり得ることだなと思うことばかりの、2人の30年でした。

 

 

私は結構いろんな映画やドラマを観てきて、俳優さんがどんな役を演じていてもその役の後ろにその俳優さん自身が透けて見えて、どうにもその役として見ることができないということがよくあるんですが、今回、波留氏は私の中では違った俳優さんとして映りました。

彼女の役どころは私の中では結構鼻につくというか、あまり好きになれないタイプの人だったんですが、でもそう思えるっていうことは波留氏がきちんとその役になり切っているということであり、そして私もそう受け取れたということでもあり、私の中ではなかなかない経験だったなと思いました。きっと私の中では、波留氏は演技のうまい俳優さんです(偉そう)

 

 

コロナウイルス関連で様々な映画が公開延期の措置を取っている最中の公開でしたが、この映画はどうしても3月中に公開しないと意味がなかったと思うので、苦渋の判断だったかもしれないけれど、3月中の公開に意味を持たせてくれてよかったなと思います。

…てかこの映画に限らず、公開時期に世界的に疫病が流行るなんて思わないよねぇ…、そりゃそんなこと考えて映画なんか作らねぇわ…。

 

 

 

 

 

「一度死んでみた」

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映画『一度死んでみた』予告(60秒) 2020年3月20日(金)全国ロードショー

 めっちゃくちゃ面白かった!もう1回と言わずに何度もでも観たい!(興奮)

きっとコロナウイルス感染拡大防止に伴って、この映画が公開された頃にはあまり映画館に行く人は多くなかったと思うんですが、こんな面白い映画がこんな悪い時期にあたってしまうなんてもったいない!と思わざるを得ないくらい面白い映画でした。

 

 

基本的にはコメディなんですけど、ほのかにラブ要素も含みつつ、またほのかに家族愛的なものも含みつつ、またほのかにミステリーのような要素も含みつつ…、という感じで、確かにコメディ映画なんだけれどもいろいろな映画を楽しめたような気がしました。

私としては、映画の最後の最後にほんの少しだけ匂わされた、広瀬すず氏と吉沢亮氏の恋模様が地味に一番沸いたシーンかもしれない(THE乙女思考)

特にコメディ部分としては、葬儀をどうしてもホテルの会場でやりたい七瀬たちと、ホテルで葬儀なんかやられちゃ困るホテル側の掛け合いが面白かったです。これはどうにも私の貧弱なボキャブラリー(ボキャ貧)では言い表せないので、もう手っ取り早く映画を観てほしい(急に雑)

 

監督はauの三太郎シリーズを手掛けている方だそうで、私はこの方の作る映画はきっとこれが初めてだと思うんですが、今回めちゃくちゃに面白かったのでこれからも注目していきたいなと思いました(偉そう) 三太郎シリーズがあんなに面白いんだからそりゃ映画も面白くなるわな~(納得)

 

 

あと、広瀬すず氏演じる主人公の七瀬は、父親である堤真一氏への反抗心から、デスメタルバンドを組んでいるんですが、そのデスメタルバンドがなかなか耳に残って離れません、いい意味で。エンドロールでフル歌唱してくれたのがうれしすぎました。

 

また、この映画には豪華も豪華すぎる俳優陣たちが「そこにィ!?」というちょい役で次々と登場していたのが、なんとも豪華で楽しかった要素の一つです。例えば、ちょうどこの映画が公開された頃、「恋はつづくよどこまでも」というドラマをやっていて、

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主演の佐藤健氏が世を席巻していたんですが、その佐藤健氏がマジでちょい役のキャバクラのボーイ役として出演していて、彼の役のふり幅というか、当時世の女性を手玉にとっていた佐藤健がこの扱い…!なんて(いい意味で)もったいない使い方なんだ…!と衝撃を受けたのを、今でもありありと覚えています。

 

もうとにかく観てくれ!楽しいから!楽しいことは保証するから!話はそれからだ!以上!!

 

 

 

 

 

これ観たかったな~な映画

「EXIT」

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ゾンビの次は有毒ガス!登れ!跳べ!走れ!映画『EXIT』日本版予告編

ゾンビ・サバイバル・パニック映画としてヒットした韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」に次ぐ映画として煽り文句が付けられ、そしてまんまと「新感染」にハマった私はこの映画ももちろん観たかったわけなんですが、上映日程とスケジュールが合わず無念の見送り…。

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日本列島感染拡大!豪華声優陣による日本語吹替版/映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』日本語吹替版予告編

私が中学校の頃の第2次?K-POPブームをけん引した、少女時代のユナ氏が出演しているのも、私の中では地味にポイントでした。

 

 

 

 

 

…さっ!そしてこの記事をようやく書き上げた4月末現在、私は大学院進学のために福岡県北九州市を離れているわけですが、新天地は何と映画館が手ごろな距離にありません…!由々しき事態…‼

北九州にいたころは少し足を延ばせば複数の映画館があって、いろいろな映画が観られて、そして私も大学生といういろいろな特権を生かして映画を観まくっていたわけですが、これからの大学院生活の2年間ではどうやらそういうわけにもいかなさそうです…。そもそも今はコロナウイルスの影響で、ことごとく映画が公開延期になってるから、映画館が遠いとか以前の問題だし…。

コロナウイルスが落ち着き、公開延期になっている映画が順次公開されるようになってからが、私のこの地での映画館通いライフの幕開け(?)だと言えると思います。今はとりあえず一刻も早いコロナウイルスの終息を願います。このままだと日本の、いや世界の映画産業は死んでしまう!もれなく私も死んでしまう!(大げさ)

とりあえずそれまではネットフリックスで映画やドラマを観まくります…。そしてもちろん大学院で勉強もします…。コロナウイルスが終わって映画が公開されるようになっても、勉強します…(自戒)

 

 

 

 

 

とにかく何が言いたいかと言うと!

おれを早く映画館に行かせぇ!(cv:千鳥・ノブ氏)