好きでいたい

好きなものを好きなように好きでいたい

アウト オブ 眼中/むしろ一線を引いてくれ

ただいま3月20日でございますが、去る2/19,ジャニーズ事務所とSHOW ROOMの合同プロジェクトである、

「バーチャルジャニーズプロジェクト」なるものが発表されました。

ジャニーズ事務所44年の歴史で、初のバーチャルジャニーズとのことです。

 

・・・意外と事務所の歴史浅いね??私は100年とかは言わないにしても、もっと歴史があるかと思ってた。いや別に事務所の歴史が短かろうと長かろうと大した問題ではないんですけど、ちょっとびっくりした。

 

本題に戻ります。

この「バーチャルジャニーズプロジェクト」では、苺屋星空(いちごやかなた)くん海堂飛鳥(かいどうあすか)くんという2人のバーチャルジャニーズが誕生し、その2人の声や動きを、実際のジャニーズJr.がいわゆる「中の人」となって演じる?息を吹き込む?的なことになるそうです。

その「中の人」第一弾は、なにわ男子の大橋和也氏と藤原丈一郎氏で、「第一弾」ってことは、今後も中の人を変えてやっていくだろうことが予想されます。

 

……まず読めない。キラキラネームすぎる。特にいちごやかなたくん。「いちごや」は読めたが、「星空」と書いて「かなた」は、私には無理だった。

一瞬で小学生の頃に読んでた「ちゃお」が頭をよぎった。「きらりん☆レボリューション」に出てきそう。

「きらりん」までスマホで打った時点で「きらりん☆レボリューション」が予測変換に出てくるのすごい。この漫画の知名度

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風間宙人(かざまひろと)くん(右)と日渡星司(ひわたりせいじ)くん(左)からなるユニット、SHIPSがあったわけだけど、ちなみに私は星司派を経ての宙人派という、マンガが進むにつれてタイプが変わるという典型的な人でした♡(聞かれていない)

この2人の名前はかろうじて初見で読めなくもないが、冷静に見てみるとこの2人の名前もキラキラネーム寄り。ありそうでない名前。

 

毎度のことながらすいません。戻ります。

このプロジェクトには賛否両論あるそうですが、そのことで良くも悪くも、少なくともジャニーズ界隈では注目されたと思います。

まず、私の率直な感想。

「ジャニーズは一体どこに向かっていくんだ??」

 

だってさ、仮に今後、中の人がどんどん変わっていくとしますよ?そしたら、星空くんと飛鳥くんの発言や動きも設定はあれど、中の人にあわせてどんどん変わっていって統一性がなくなると思うわけですよ。

そうなったら、それはわざわざ、生身の人間であるジャニーズが、バーチャルジャニーズなるものを通す意味があるのか??

だったら中の人が、生身の人間のままで喋って動いてってことと、何が違うんだろう?

みんな、星空くんや飛鳥くんを見ているようで、結局はその裏側の「中の人」を見ていることになるんじゃないか? 

ここは割り切って、星空くんや飛鳥くんは、中の人が喋って動くためのただの「入れ物」と考えるべきなのか?

・・・そんなのは星空くんや飛鳥くんがかわいそうじゃないか!!(急な星空担&飛鳥担)

 

2018年に画期的とも言える、ネットでの写真解禁(公式仕事に限る)が始まり、みんな大好きYouTubeでジャニーズJr.チャンネルなるものが始まり、急激なジャニーズ事務所の時代への迎合にイマイチついていけてない中での、バーチャルジャニーズ。もはやジャニーズは、これまでの私が知っているジャニーズではなくなっている。

でもそれも仕方ないのかな、時代の流れをうまくつかめないとどうしても産業ってのは衰退していくと思うし。ジャニーズなんてエンタメなら、それはなおさらそうでしょうね(誰)

だって、たった今この瞬間からでも新たにジャニオタの世界に足を踏み入れた人からしたら、生身のジャニーズと同時に、バーチャルジャニーズもジャニーズの一員?として存在しているのが「ジャニーズ」になるもんね。

 

 ここで私が、生身のジャニーズにこだわる理由というか、こだわりたい1つの理由を示すための例を1つを挙げますね。

2018-2019ジャニーズカウントダウンのグループチェンジメドレーでのKAT-TUNのGive Me Love(by Hey!Say!JUMP)でのSixTONESジェシー氏(ここまで横文字&カタカナばっかり、言いづらい&読みづらいけどこうするしかない)なんですが、今観ても(いい意味で)笑ってしまう。

 

衣装がJr.にしては豪華すぎるっていうのもあるだろうけど、その外国の血を引いた、日本人離れした美しすぎるお顔っていうのもあるだろうけど、完全に、主役であるはずのKAT-TUNを食っちゃってる。

いや、KAT-TUNを食ったとか言うとまた語弊があるけど、決してKAT-TUNも食われてはないけど、それよりも私は後ろの、黒子であるはずのSixTONES(=ジェシー氏)に目が行ってしまう。風格がもはやJr.のそれではない。

 

つまり、このジェシー氏の例を持ち出してまで私が言いたいのは、

こういうことがなくなると思うんです、バーチャルジャニーズだと。

こういう面白?エピソードは、バーチャルジャニーズには求めることができないと思う。まぁ、もともとこういう路線というか、生のジャニーズとバーチャルジャニーズがコラボする機会がなければ、こういうハプニング的なことが生まれる余地もないんでしょうが。

 

ジャニーズ本人たちはどう思ってんだろね?

デビュー組に関しては、割とどうでもいいのかな?むしろ、Jr.にしてみたら、仕事する媒体が増えてラッキー!みたいな感じ?

私(たち)だけ?こんなにあれやこれや言ってんのは。

 

私たちが好きな人はそれぞれに、俗にいう「担当」としているわけですけど、みんなもちろんかっこいいけど、いつもどんなときもかっこいいわけじゃないじゃないですか。

事故画的に半目になったりすることもあれば、ちょっと忙しいのかストレス溜まったのか、ふくよかになったりすることもあるわけじゃないですか。多分、普通の時は世間一般からもかっこいいと言われる彼らでも、そういう状態のときはお世辞にもかっこいいとは言われないじゃないですか、実際かっこよくないんだし。

 

でも、そういうときも含めて私(たち)は彼らのことを愛している(とかまで言うと重いかもだけど)、応援していると思うんです。

生身の人間だからこその変化も楽しんでるみたいな。「彼らも人間だもんな」みたいな。

 

だって、バーチャルジャニーズが、今後、生身のジャニーズが持ってる「人間味」みたいなものを持とうとして、面白エピソードや脚本なんかを事務所が考えるとしますよね?

でも、事務所側が意図的に作り出したエピソードで、例えば、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞&最優秀助演男優賞を史上初ダブル受賞&事務所的にも初受賞したという経歴が華麗すぎる、日本映画界にもはやなくてならない存在である、V6の岡田准一氏(私は愛をこめてオカダ)が、実は事務所の後輩のおしりを集めまくる(≒もみまくる)お尻星人であったり、共演した事務所外の若手俳優に対しても「かわいい♡」を連発したりっていう、ジャニーズとは思えない、若干の気持ち悪さをもったエピソードはなかなか作れないと思うんです。オカダ以外のジャニーズにも、その美しいお顔からはなかなか想像しがたい強烈なキャラクターやずっこけエピソードを持っていたりすると思うんです。

 

それは、彼らが生身の人間として生きているからこそ生まれるものだとも思うんです(重い)

リアルだからこそ生まれるエピソードだと思う。「事実は小説よりも奇なり」っていうし。

で、最初は顔に惚れてファンになった人も、だんだんとその人柄に触れるうちに、その人間性にも魅力を感じていくじゃないですか。担当の顔は好きだけど、性格はクソだみたいに言ってるジャニオタはあまり聞かない。そういうことだと思います。

 

ファンもそんなオカダに若干引きつつも、なんだかんだ言って結局は、そんな彼のことを受け止めてもいると思うんです。なんなら(届かないけど)、オカダに対してお勧めの若手俳優や若手ジャニーズ、ジャニーズJr.をプレゼンしている方もいらっしゃるし。

 

じゃあ、中の人を演じるジャニーズJr.が、自分のエピソードや持ち味を出して、そのまましゃべればいいじゃん!って話になるかもですが、それはわざわざバーチャルジャニーズを通す必要性があるのか??ってそもそもの話に行きつくと思うんです。バーチャルジャニーズの存在意義ってみたいな。

どうせ話を聞くなら本人の表情をみて、動きをみて、話す雰囲気を感じたほうが、彼らがそのエピソードで感じたこと、私たちに伝えたいことがより伝わるんじゃないか??

 

なんか聞くところによると、星空くんと飛鳥くんの配信中?に、お互いがお互いにギフトっていうの?(要するに課金的な?)めちゃめちゃ送りつけてるらしいね……。ジャニーズ、オタクの好きなやつ分かってるやん……。そういうメンバー間(星空くんと飛鳥くんに関してはメンバーと言っていいのかわからないが)の絡みは、オタクにとって大好物ってこと、ジャニーズ事務所側に筒抜けやん……、市場調査をちゃんとしてやがる……。

 

 

そしてこの記事をちまちま書いている途中に、またもやジャニーズ界隈をざわつかせる(であろう)ニュースが飛び込んできた・・・。ついていけない・・・疲れる・・・。でも、思うところはたくさんある・・・。ならば書かざるを得ない・・・。

 

バーチャルジャニーズの誕生、デビュー(?)のみならず、今度はジャニーズJr.のコンサートを生配信する「ISLAND TV」なるものが開設されるだと・・・?メンバー自身が撮影した動画も配信されるだと・・・?しかもこれは無料・・・??(ジャニーズ=有料という観念のある私からすると大事件) ツイッターで情報発信も行われるだと・・・?(ここも私的に大問題)

 

てか、Jr.チャンネルとかジャニーズwebとか、ISLAND TVとかバーチャルジャニーズとか、急に現代に迎合した媒体が増えすぎて、何が何で、それぞれどう違うのかがわからない。

なに?ISLAND TVは、デビュー組がやってるジャニーズwebとかFC動画のJr.版だと思えばいいの?そういうこと?もう誰か私に教えて、解説して!わからない!!

 

ジャニーズは事務所はこうして、今までやってなかった分の堰を切ったようにどんどん時代に合わせた事業展開をしていくわけですが、私はできればツイッターとかの、こっちが簡単にアクセスできるような媒体での露出はしてほしくない。2次元とか2,5次元ではなく、3次元の生身で活動してほしい。

 

もちろん簡単に露出できる媒体のほうが、こっちもジャニーズと簡単に触れ合えるようになって嬉しいのかもしれないけど、でも、私は
「簡単に触れ合えないからこその、ジャニーズの価値がある、保たれる」と思うんですよね。 

別に、ツイッターとかでファンと気軽にやり取りしてる有名人・芸能人をとやかく言うつもりはないし、私もジャニーズ以外の有名人・芸能人に関してはその恩恵にあずかるところがありますけれども、ジャニーズに対しては、むしろ金を払いたいと思う。金を払うことで彼らと堂々とコンタクトをとれるというか、その価値を享受して良い気がする。

 

そりゃ、ジャニーズたちのプライベートとか知りたいと思うこともあるけど、あんまりにも踏み込みすぎると、かえってこっちがジャニーズに幻滅しちゃうかもという自爆があったりとか、ジャニーズたちもそんな、常日頃からジャニーズでいなきゃいけない、見られてると意識がなきゃいけない生活というのは、単純に疲れたりというのがあると思います。

 

あっち(ジャニーズ側)から提供される、FC動画とかジャニーズWebとかは、いわば一方的な形で、こっちがコメントできたりはしないじゃないですか。

もしかしたらコメント機能をつけることで、直接ファンとの交流が図れたり、お仕事への感想を届けられたりするかもしれないけど、民度の低い(言い方悪いかもしれないけど)ファン(と言っていいのか)はどうしても一定数いると思います。

ジャニーズ側がコメントに対して返事を返さなかったとしても、そんなファン?からのコメントを目にするのはいやだろうし、その民度の低いコメントに対して、他のファンが言い返して炎上騒ぎになっちゃうみたいなことも十分に考えられると思います。

 

ならば、ジャニーズと私(たち)=ファンの間に、どうしても超えられない一線を引かれることによって、むしろジャニーズと私(たち)は良好な関係でいられるんじゃなかろうか。

わたし、ジャニーズの思うつぼすぎ?ファンをしたきゃ金を払え、一方的に享受されるものを黙って受け取れ(口悪い)という、ジャニーズ事務所の読み通りになりすぎ??ちょろすぎ?

 

なので、私は今回のバーチャルジャニーズとかは、すでにジャニーズファンである私(たち)が主なターゲットではなく、2次元や2,5次元が好きな人たちをターゲットとしていて、新たにジャニーズファンに取り込むための戦略として解釈してます。

そう、私たちは今回のジャニーズ事務所の戦略的には

アウト オブ 眼中だと思います。

 

以上のように、今のところバーチャルジャニーズとかジャニーズJr.チャンネルについて、どっちかと言えば否定的な見方のぷしゅしゅですが、1年後くらいに自分のこの発言を忘れて「Jr.チャンネルやばーい♡」「あすかな(飛鳥くん&星空くん)、かっこいい♡」とか言ってたら、指を指して笑ってやってください。恥をかかせてやってください。

 

こういうテーマの記事は、できるだけ話題がフレッシュなうちにぶち込まないとだめだね。話が古くなれば人の関心は薄れてっちゃうもんね……(反省)

 

形あるものは変化していくことを避けられないわけだけど、変化をしながらでも、いつまでもジャニーズはジャニーズらしさというか、変わらないところは変わらないままでいてほしいな。

・・・なんか前にも自分でこんなこと言ったな。あれだ、諸行無常(あらゆる存在は変化してやまない)」だ。

pushushu-love-like.hatenablog.com

またしても諸行無常を感じたことで、やっぱりブッダは只者ではなかったと思った次第ですが、今回は諸法無我(どのような存在も不変の本質などもたない)」は、ぜひジャニーズ事務所に覆してもらって、ブッダ以来の仏教の教えに一石を投じてほしい(私の立場)