好きでいたい

好きなものを好きなように好きでいたい

I had the FORTUNE.

大学卒業前の春休みの実家への帰省 is 暇。

 

ということで、怒涛のように今までサボっていたブログを書いている今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか~~??

私はもっぱら花粉症と勝負していますが、世の中はコロナコロナと上へ下への大騒ぎですね~~?? もう早くおれに日常というものを返してくれコロナ~~!!

 

 

ということで(?)今回はおそらく、いや確実にこれが私の北九州での最後の現場となる、

森田剛主演舞台「FORTUNE」北九州公演を観てきました~~!

いや~、今回のこの舞台現場でまた新たなジャニーズ現場の扉を開いたような気がしています。

 

 

今回も舞台の内容を詳細にレポできるわけでもなく、私の主観、私の指先がキーボードを叩くままにこの目で観た、舞台俳優・森田剛を残したいと思います。

 

 

 

・舞台俳優・森田剛はこんなに人を呼べるのか

もう今回の現場で1番身をもって学んだことはこれに尽きるのかもしれない。

 

てか、今まで私が知らなかっただけで、森田剛の舞台常連の方からしたら何を当たり前のことをおまえ今更って感じかもしれませんが、なにせ私はこれがお初の森田剛の舞台だったので、この森田剛の集客力のすごさにマジでビビりました。

 

北九州公演は北九州芸術劇場大ホールってとこで行われ、18時半開演に向けて私は18時ごろにその劇場付近に行ったんですね。

私「どうせ(失礼)来るのは森田剛ファン、ならびにV6ファンが大半でしょ~~?(なぜなら私もそう)」

と思っていましたが、劇場へ続くエレベーターを出た瞬間、その考えが一瞬で吹き飛びました。

 

何なんだ、この人の多さは。まさかこの全員が森田剛の舞台を観に行くというのか??マ?(マジ?の意) V6ファンの立場としては森田剛の舞台にたくさんの人が入るというにはとてもうれしいけれど、人混みが苦手(じゃあ来るな)な一観客としてはやめてほしさしかないんですけど??ねぇ?誰かこの人の多さは嘘だと言って?私はいつ劇場に入れるわけ??

 

そして席に着き、こんな報告はジャニオタ界隈で最も忌み嫌われるものだとわかっているんですけど、私の席はマジで過去のどの現場よりも神席でした。1階席の前から6列目。こんなん今までの私の現場歴から言えばもう最前にカウントしてもいい(?) コンサートだったらこれはアリーナに入ってる(?)

 

でも、自分がそんないい席だろうがいい席じゃなかろうが、どんどん人が入ってくる。マジで森田剛の舞台はこんなに人を呼べるのか。失礼ながら、劇場に入るまでのチケットもぎりの列に並んでいる時、私の周りの人のチケットの種類をチラ見させていただきました。そしてチラ見したところ、私のようにファンクラブ経由でチケットを確保した人はそうゆうやつ(雑)で、ほかに例えばセブンイレブンでチケットを取った人はセブンイレブンで発行されるデザインのチケットを持っているわけですね。意外と私がチラ見した限りでは、私のようにファンクラブ仕様のチケットよりも一般発売のチケットを持っている人が多かったように感じたので、ファンとかファンじゃないとかじゃなくて、改めて森田剛の舞台はこんなに人を呼ぶのか…(しつこい)と頭を抱えました(めちゃくちゃほめてる)

 

 

 

・毒々しい極彩色

私が今回の舞台の観劇中、終始感じていたのはこれです。

舞台全体が、言い方を選ばないで言えば、「毒々しい極彩色」だったなって思いました。

 

まずお話の内容自体も「FORTUNE」とかいう題名のわりに(言い方)、全然FORTUNEじゃないし、なんなら主演のゴウモリタの役名がFORTUNEってだけみたいなところあるし、舞台のセット自体も全部が全部じゃないけど、あいまいな色っていうのがあんまりなくて、モノトーンかビビットカラーのどちらかという感じだったように思います。

 

まぁ話の内容自体、決してFORTUNE(しつこい)、ハッピーなものではなかったんですが、私の中で、そういう暗めのお話の世界観って、何も暗い色だけじゃなかったんだな、むしろキツイまでのビビットカラーを使うことで毒々しさ、話の報われなさを表現もできるんだなと思いました。なんか私は舞台演出家の卵みたいな発言をしていますね(そうなる予定は全くない)

 

 

 

・喉大丈夫かな、あと声小さい

今回の舞台、主演の森田剛が出ずっぱりというのはもちろんなんですけど、初めて生で聞いた森田剛の声って思ったよりも小さいな??(?)

例えるならば(?)、私がテレビ越しやDVD越しに聴いたことのある、かの伝説のシンメ・剛健ではしゃいでいる、オカダに悪ふざけを企んでいて2人でこそこそ笑っている時の森田剛の高めの声が、ずっと彼ののどから出ていました。

 

私は森田剛の舞台を初めて観たので、舞台俳優・森田剛を語れるほどではさらさらないんですけども、今回の役・FORTUNEはめちゃめちゃ感情の起伏が激しい役だったので、その森田剛のデフォ?である高めの声でめちゃめちゃ絶頂みたいな瞬間も、人生のどん底みたいな瞬間も演じるので、彼ののどはつぶれないかなと地味に心配していました。

 

あとこれは声関係ないんですけど、なんか森田剛もといFORTUNEは感情が高ぶると動きが大きくなりがちで、舞台の端から端まで走りがちなんですよね。ちょっとFORTUNE落ち着けよとも思ったし、あの動きの舞台を休憩挟んでいるとは言え3時間こなす森田剛と共演者たちはすげぇ体力だな、化け物か(失礼)と思いましたし、私が万が一あの舞台に立つことがあっても(まずない)、ただ動きに圧倒されるだけでまさに役立たずだと思います(うまい事言った風)

 

 

 

・頭おかしい

今回の舞台は一貫して「お前はどうしたいのか」ということが問われていて、もちろんFORTUNEの人生を通してそれを考えていくという構成だったし、しかもそれを終始観客にも問うという感じでした。

 

舞台の各幕の最初にめっちゃぞわぞわする感じの、なんとも言えない曲を歌われるんですよね。そしてその曲では終始「お前はどうする」と言われている、こちらに投げかけられている。

私は舞台の最初の最初がその歌で始まったことがまず衝撃的で、私は観るつもりだった「FORTUNE」ではない、何か別の舞台を観に来てしまったんではないか、でも北九州芸術劇場で1番大きい劇場はここだし、まちがいないはずなんだけどな…と思ってたら、共演の吉岡里帆氏と我らがゴウモリタが出てきたので一安心しました(ビビりすぎ)

 

最後の終わり方も、マジで私の感じ方としては何も希望が感じられない終わり方でした。少しだけネタバレみたいなことをすると、FORTUNEは既婚者の吉岡里帆氏に惚れてしまい、吉岡氏をどうにか自分のものにしたいという感じで、田畑智子氏演じる悪魔だかなんだかよくわからなかった(私的には)、とにかく関わってはいけないようなものと悪魔の契約みたいなことをして、FORTUNEが自分の父親と同じ年で死ぬまでの残りの寿命で、望むものは何でも手に入る的なことになるんですね。

でも、順風満帆、すべてがハッピーライフかと思えば意外とそうでもなくて、確かにすべてが手に入るんだけど、でも全然うれしくないし楽しくないし、何なら早く死にたいとすら思える。でも今まで悪魔の契約的な感じで好き勝手してきたのに、そんな死んだらすぐに天国に行けるはずがない。てかそんなに安らかに死ねるわけがない。

ということで、最後はたぶんFORTUNEは死んだんですけど、めちゃめちゃ苦しそうな最後でした。

 

 

言葉を選ばずに言えば、私的に今回の舞台は終始頭のおかしくて、みんながみんな楽しんで観られるようなお話ではなかったように思います。だって私の中では(まぁちゃんと確認してなかったのがあるけど)舞台俳優・森田剛を観に行ったのに、こんな「人生とは何なのか」「幸せとは何なのか」なんてことを、しかも終始暗い方向性で考えることになるとは思わなかった。

 

 

でも、私が今まで知らなかった、アイドルじゃない、舞台俳優・森田剛の演技をこの目で間近で観られたことに意味があったなと思います。

今までは三宅健と一緒になって、時には井ノ原氏とも一緒になってV6メンバーをキャッキャと笑いながら遊び倒す、いじり倒す森田剛しか知らなかったけれど、舞台の上ではこんな彼がいるんだということを知りました。

失礼ながら「なんでこんなに森田剛には舞台の出演が相次ぐのか?」と不思議に思っていたけれど(本当に失礼)、それにも心から納得。ゴウモリタはそりゃ舞台に呼ばれる人ですよ。

 

 

 

ちなみに今回の舞台での舞台俳優・森田剛以外の大きな発見は、田畑智子氏の変幻自在さでした。女優ってすげぇ(アホの感想)

 

 

 

 今回の舞台でいろんな意味で精神的にやられたんですけど、でも今回の舞台でこれからも懲りずにいろんな舞台作品を観ていきたい、ジャニーズはそうだし、ジャニーズに限らなくても舞台ジャニーズの世界を知っていきたいとも思ったので、応募するか迷っていた、知念侑李初ストリートプレイの舞台(ストリートプレイが何なのかよくわかっていないけれど)「そこそこ本格ミステリ 照くん、カミッてる!~宇曾月家の一族殺人事件~」に応募し、そしてそれが当たること前提で(ポジティブシンキング)、今まで観たい観たいと思いつつ観る機会がなかった、劇団四季の「アラジン」のチケットをとりました。急に行動力をフルスロットルで発揮する自分、嫌いじゃない。

 

 

 

 

今回の教訓・舞台は金がかかるけれど、その金を払うだけの価値がある

 

 

やっぱり私はFORTUNEだなぁ!

お粗末さまでした。