好きでいたい

好きなものを好きなように好きでいたい

百聞は一セクゾにしかず

百聞は一セクゾにしかず

・・・雑誌を見たりテレビを見たりするなどして、百回間接的にセクゾについて知るよりも、一回生でセクゾを見たほうがずっと理解できるという、古くからあることわざ。

 

 

 

ということで(?)、この度、5/10,11の2Daysで、PAGES福岡2公演に参戦してまいりました。

初めてのセクゾのコンサートで、2公演入れるという、人類の奇跡・山下智久氏ぐらいの奇跡(わかりづらい)

 

いやね、この1月にファンクラブに入った自分の名義で、5/11の公演を我が手に引き寄せることはできたんです、ありがたい神の思し召しで。

それだけでも飛び上がるぐらい嬉しかったのに(実際当選した時は飛び上がって喜びました)、神はもっと私に奇跡を起こすことで、「このあと私には不幸しかおこらない気がする……」という不安を抱かせる荒業に出られたみたいです。

まぁ結局何が起きたかって言えば、いつもの大学の友達(安定のジャニオタメンバー)の一人が、5/10の公演で復活当選したってんで、誘ってもらえたんです。いやぁ、持つべきものはジャニオタの友達だね。

 

 

私、このジャニオタの友達が、大学では一番仲の良い友達で、1年生の頃から4年生になる今までずっと仲良くしてきたんですけど、なんかタイミングをのがして、この1月に、ジャンプ、ウエスト、セクゾのファンクラブに入ったことを言い出せてないんですよね。

タイミング逃したってのもあるけど、ファンクラブに5つも入ってるやつ(しかも全部ジャニーズ)はきっと高確率で引かれるでしょ……。そういう状況で初対面なら「そういう人か」ってなるかもだけど(ならないかもだけど)、知り合ってしばらく仲良くしといてそれはちょっと言い出せないでしょ……。ぷしゅしゅ、ジャニオタメンバーの中で一番熱量低い感じを装ってるから、余計に言えないでしょ……。

 

嵐とV6のファンクラブに入ってることは言ってるんですけど、大学1年で出会った時は、私が嵐、友達①がセクゾ、友達②がジャンプ(今回誘ってくれた友達)という感じでうまいこと棲み分けができてたんですよね。お互いに担当は違うけど、だからといって話さないことはなくて、むしろお互いのグループの話をわからないなりにも聞きあうっていう、わりと理想的なジャニオタ関係であり、友達関係だったんですね、

大学3年の(確か)夏前までは。

 

 

元々はジャンプが好きな友達②(もちろん今も好き)が、大学3年のGWに横浜であったセクゾのコンサートに友達①に誘われていったのがおそらくきっかけで、いつの間にかセクゾのファンクラブに入って、松島聡くんのわりとガチ勢になってたんですね。

別に私は、新しくファンクラブに入るのはもちろん当人の自由だと思ってるし、入る前に相談してくれとも思わないんですけど、ある日、さらっとその友達②がみんなでお昼ご飯食べてた学食で、「そういえば、セクゾのファンクラブ入ったんだ〜」って言ったんです。

 

 

その時。私たちのテーブルに戦慄が走りました。友達①によって。

「え……友達②、セクゾのファンクラブ入ったの……?そんなにセクゾ好きになったの……?」

 

 

ここね、きっと普通の人(決して友達①をディスっているつもりはないが)なら、「え〜〜!!友達②、セクゾのことそんなに好きになってくれたの〜〜!うれし〜〜!!」ってなると思うんですね。

ところがどっこい、友達①はあまり、周りの人にセクゾを好きになってほしくないらしく、というかこれ以上セクゾのことを好きになる人ができてほしくないらしい。

なんか、セクゾを今いるファンだけで楽しみたい的な感じらしい。いや、その気持ちわからんでもないけどね。リア友にもそれかいってびっくりしただけだけどね。今回、私と友達②も福岡公演行くって事前に知ってたにも関わらず、「なんかね、2人には来てほしくない気持ちだもん~~。なんか2人がセクゾのコンサート観るの、複雑な気分~~」って言われましたからね、どうしたらよかったんだ私は。

 

ちなみに友達①は根っからのマリ担で、マリウス氏がデビュー当時の頃のあの愛らしい11歳の姿を見て「…天使や……。天使が地上に舞い降りたんや……。」とあっという間にマリ担になり、今の今まで来てるんですね。

 

で、友達②は松島聡くんに堕ちて、今は控えめに言ってガチ恋なんですけど、もうね、ほんと友達②が聡担でよかった。友達①は年々同担拒否になってきてて、友達②がセクゾのファンクラブに入ったことを受け入れられた今でも「友達②がマリ担になってたら、ちょっとこれからの私たちどうなってたかわかんない」という、シンプルに友達関係に影を落とす発言してきましたからね。

 

というわけで、自分名義で当てたこの5/11のコンサートはめちゃめちゃビクビクしながら行ったんです。なぜかというと、友達①と②も5/11の公演に2人で一緒に行くことを知っていたからです。

5/10の公演は私と友達②(友達②の復活当選での名義)、友達①はこれまた別の友達の名義で入り、5/11は友達①と②が友達①の名義で入り、私はこっそり自分名義で入ったわけです、ややこしいねこりゃ。

 

考えてもみて?ファンクラブに入ったことを誰にも言い出せてない(このブログを読んでくださっている方にしか言っていない)ぷしゅしゅと、友達①②が万が一にもマリンメッセ福岡でばったり会ったりなんかした日には、もう修羅場。私は5/11は1人で入ったから、誰かのおこぼれにあずかったという言い訳はできない。鉢合わせたが最後、実はファンクラブに入ってて、友達②に誘われる前から、自分で自分の食い扶持は確保してましたということを自供せねばならない。なんだ、私は犯罪者か。自分の金でやったことなのに、人知れずセクゾのファンクラブに入ることは私にとってこんなに罪深い事なのか。

 

でまぁ、ビクビクしながら福岡2日目に行き、なんとか友達①②とは鉢合わせずに済んだんですけどね、もうあんな思いしてコンサート行きたくない。

 

で、話が大幅にそれましたが、このPAGES2Daysでは、ぷしゅしゅの中の新たなジャニーズのPAGESをたくさん開くことができました。いやぁ、行く前までは贅沢ながらも「こんなチャンスめったにないと思うけど、同じコンサートをしかも2日続けて観て面白いかなぁ……?」って思ってたんです。

 

 

……アホかオマエは。今度そんなこと言ってみろ、セルフビンタしてやるからな!!!(言ったはいいけどきっとできない)

 1日目は右も左もわからないなりに楽しかったし、2日目なんか、今日やること全部わかってて、ネタバレしてる状態なのに楽しかったんだからな!セクゾすげえな!!

 

 

時系列に思い出せる、振りかえれるわけじゃないんですけど、この興奮は醒めやらぬうちに記しておきたい、いや記しておかなければならない(迫真)

 

 

 

 

•ぷしゅしゅ的クライマックス曲が序盤も序盤で片付けられる

私ね、この1月にファンクラブに入って、セクゾをちょっと本腰入れて追いかけ始めたので、まぁ俗に言う新規なわけなんですけどぉ(俗とか言っても、一般の人には通じないであろうジャニオタ用語)

 

でまぁ、私はCDやアルバム、DVDを買う時は、特典映像を最重要視して買うので、PAGESは初回Bを買ったんですね。で、せっかくコンサートに行くし、しかも友達のおかけで2Daysも行けるんだからということで、誰に言われたわけでもないのに、頑張ってめちゃめちゃ聴いていきました。

「頑張って」っていうのは、どんなに好きな曲、アルバムでも何度も何度も繰り返して聴けば遅かれ早かれ「飽き」が来るじゃないですか。飽きたらその時は、別の曲、アルバムを聴けばいいんですけど、私はPAGESに行く前の1週間、「あ、飽きた」と思っても、「全ては初めてのセクゾコンで楽しむため……!がんばれ、がんばるんだ私!」みたいな、一人スポ根マンガかよみたいな感じで聴いてたんですね。

 

私はこのアルバムの中では1番「カラクリだらけのテンダネス」と「すっぴんKISS」が好きです。この2曲の良さに今更ながら気づいた今となっては、改めてこの2曲が両A面で発売された尊さを噛み締めている。

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私は、PAGESコンはアルバムのリード曲である「La Sexy Woman」から始まると思ってたんですよ。ネタバレとか一切見ずに行ったので、事前情報は何もなく、まっさらな状態で臨みました。

 

 

 

 

・・・カ、「カラクリだらけのテンダネス」と「すっぴんKISS」が立て続けに、しかも1曲目と2曲目で歌われてしまった……‼(愕然)

 

 

 

いや、いいんです。そりゃ盛り上がる曲を冒頭に持ってきたいですよね。別に私の1曲目予想が外れたことなんてどうでもいいんです。

 

でも、私がこのコンサートで1番楽しみにしていた2曲を冒頭で片付けるなんて……!

冒頭にして、このコンサートのクライマックスを一人で迎えるのかと思いました。もうこのあとはアンコールかと思った。

 

 

それにしても、登場の時は暗くていまいちよく見えなかったお顔が、「カラクリだらけのテンダネス」を歌う時になってよく見えた時、ふまけんの髪色にはびっくりした。赤と青になっていた。

 

風磨くんは本腰を入れて追いかける前から、ちょいちょい奇抜な髪色にしがちな人って印象があったし、風磨くんに限らず、ジャニーズで赤っぽい髪色にする人はあまり珍しくないので、そこまで驚かなかったんですね。これぞ、コンサートという、ジャニーズという非日常が魅せる幻覚。絶対街中で見たら私は2度見すると思うけどね。

 

ケンティ……。いや、ケンティのお顔を持ってすれば、もはや髪色なんて何色でもいいのかもしれないけど、誤解を恐れずに言えば、○ンピースのキャラクターかと思ったよ……。○ンピースをそこまでちゃんと読んだことのないぷしゅしゅがそう思うんだから、きっと他にも多くの人が思ったんじゃないのかな……?

 

 

 

 

•「佐藤くん」→「勝利くん」

私、1日目の席はスタンド席の真ん中辺りだったんです。私はそもそもコンサートに行き始めたのが今年だし、しかも今まで行ってきたコンサートはすべてドームコンだったので、今回が初めてのアリーナサイズ?のコンサートだったんですね。

今まで、ドームサイズでも正直「いや、思ってたより全然近いやんけ」と思ってきたが、アリーナサイズはさらにエグい。もはや肉眼レベル(?) せっかく持ってきた双眼鏡があまり出番がないかもしれないレベル。

 

で、5/10の公演は、何度も言いますが友達②の名義で一緒に行ったので、当然ですが友達②が隣の席にいるんですね。そりゃそうだよあんた。

 

 

友達②「え……!この席だったら、スタトロあったらやばくない!?(スタトロが通る道の下2列目)」

初めてのアリーナコンに来たぷしゅしゅ「……(友達の興奮がすごいので、なんだかスタトロがすごいことはわかるが)スタトロって何?」

友達②「まぁ、要するに、私らのすぐ後ろに来る的なこと!」

私「……へぇ~!そうなったらすごいね〜!(多分人から見たら反応薄め)

 

そりゃ、私だって、スタトロが何かわからないなりにも、友達の説明を聞く限りは、もしかしたらめちゃめちゃ近い席でセクゾの美しいお顔が拝めるかもしれないチャンスだってことはわかりましたよ。でもね「スタトロあったらやば~~い!!」と思って期待してて、実際なかった時の絶望感ったらないでしょ・・・?期待してたらしてただけに、絶望度合もやばいでしょ・・・?

なので私は「スタトロあればいいな~」くらいには思いつつ、「でもこの席でも十分近いし、もう楽しかったらなんでもいい~~!(結局)」って感じに構えてました。

 

 

まぁ、楽しい楽しい本編が終わったら、すぐにセクガルが「セクシーゾーン!セクシーゾーン!/」ってセクゾコールをし始めて、「(いろんな意味で)セクガルやべえな」と友達②と顔を見合わせていたら、アンコールが始まってどこからか曲が鳴り始めたんですよ。

 

 

・・・肝心のセクゾはどこ!!曲が鳴っているのはわかるが、メインディッシュであるセクゾがどこにも見えんぞ!!!私はセクゾを見に来たんぞ!!

 

 

・・・・ここで恐れていたことが起きました。私たちの席の周りの人がみんな後ろを向いている。すなわち、スタトロが通るであろう道の方を向いている。

・・・これは来るのか?まさか私の目の前5mくらいのところをセクゾが通るってのか?

 

 

・・・スタトロ来ました。ついに来ちまいました。

まずアンコールの1曲目は「Sexy Zone」で、私がいた側には風磨くんと佐藤くんが来たんですけど、最初にお目にかかった風磨くんの衣装がツアーTシャツを自分なりにおしゃれにアレンジしていたが、もはやあれはTシャツではなかった。タンクトップだった。コンサートが終わった後に友達②とひとしきり感想を言い合っていた時にも話題が出たくらい印象的だった。いいの、悪いなんて一言も言ってない。私も友達②も十分に二の腕を堪能させていただいたから。私なんか、そのお顔に目が行くよりも先に二の腕に目が行ったくらいだから。ごちそうさまでした。

 

風磨くんが通過したら、そのあとは佐藤くんがやってくるんですけど、もうね、このPAGESコンで1,2を争うくらいの衝撃を受けた。

 

 

 

佐藤勝利の顔面がめちゃくちゃに美しい。

 

 

 

もう1回言わせてくれ。

佐藤勝利の顔面がめっちゃくちゃに美しかった。

 

 

 

え?佐藤勝利の顔面ってこんなに美しかったんだ?

顔面人間国宝とか言われてるのは知ってたし、そもそも「センターって感じの正統派イケメンだなぁ」とかぼーっと思ってたけど、こんなに美しい顔だなんて聞いてない。

 

今、私の脳内で再生するあの時の勝利くんは、めちゃめちゃ鼻が高くなってるんですけど、たぶん実際よりも過剰に高めに鼻を美化しちゃってるけど、それもそのはず、私が勝利くんのお顔を5m先に拝見した時に1番に思った感想が「鼻、たっか・・・!!」だったから。その濃いイケメン具合にちょっとどころじゃなくびっくりした。5m先に堪能する佐藤勝利、やばい。

 

 

お気づきかもしれないですけど、私、この5/10の1日目に5m先のスタトロで佐藤勝利の顔面の美しさに雷に打たれたような衝撃を受けて以来、「佐藤くん」呼びだったのが、急に「勝利くん」呼びになりましたからね。これですか?これが恋ですか?\恋がはじまるよーー!!/

 

 

もうそこから佐藤勝利から目が離せない。申し訳ないけど、そのあとに来てくれたケンティやマリウスくんのお顔も十分に堪能させていただいたが、すぐ佐藤勝利の、あの衝撃を受けた美しい顔面を思い出してしまう(土下座)

案の定、2日目の5/11はほぼペンラは赤しかつけていなかった。私はセクゾでは「この人!」っていう担当がいなかったので、1日目はあの全部の色が順番ににつくやつでペンラを振ってたんですけど、もう2日目は無意識にペンラを赤にしている自分がいた。

1日目は割とまんべんなくメンバーを見ていたが、2日目はペンラ同様、気づいたら佐藤勝利を目で追っている。やばい。これは本格的にやばい。

 

しかも、私は自分名義でこっそり入った5/11の席がスタンドの1列目だったので、外周をセクゾが回っている時は、マジで3m先にセクゾを拝めていたんですが、何度見ても佐藤勝利の顔面が理解できない。いや、これに関してはセクゾの全員の顔面の美しさが理解できなかった。割とまじまじと見させてもらったけど(おい)わりと至近距離でその美しいお顔を拝見させてもらっても、その美しさがよく呑み込めなかった。

 

5/10に初めてマリンメッセ福岡の会場内に入った時、スタンド真ん中あたりの席で「いや笑、近いな笑笑」とか思ったのに、次の日はさらに近い1列目だったのに、もっと近いはずだったのに、お顔の美しさが(いい意味で)よく分からなかったので、急に私とセクゾとの間に(もともとあるけど)壁を感じました。これが神に与えられた人間とそうではない人間の間にあるなかなか厚い壁か。

 

 

 

  

 ・今更ながらに、ジャニーズ楽曲大賞2018の自分の投票を後悔する

私、「カラクリだらけのテンダネス」と「すっぴんKISS」が好きって言ったじゃないですか。これは2018年の12月発売なんですね。セクゾは2018年の6月にも「イノセントデイズ」ってシングルを出してるんですね。

 

私、セクゾに限らず基本的にジャニーズの曲はしっとりバラード系よりも踊りますよ!ダンス曲が好きなんですね。なので(?)、2018年のシングルに限って言えば、「カラクリだらけのテンダネス」は大好きだけど、「イノセントデイズ」はアウトオブ眼中だったんですね、ホント失礼なことに。

 

 

もう、このPAGESコンで、というかアルバムPAGESを聴く過程で「イノセントデイズ」の良さに遅ればせながら気づく。 
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なんなんこの曲の良さ。家でPAGESを聴いてる時にもなんかじわじわとその良さに気づきはじめてる自分に気づきはじめてたんですけど(回りくどい)、もう生で聴いたら認めざるを得なかった。まぁ、しっとりバラード系ではあるけど、わりと踊ってもいるしね。

今はまだないんですけど、私が今後社会人とかになって「ちょっと今日は疲れちゃったなぁ……」って日に、「ぎゅっと」とメドレーで聴きたいかもしれない。

 

 

 

さ・ら・に。「イノセントデイズ」に出会うだけでは終わらなかった。

もうコンサートが終わって以来、ずっとサビだけを繰り返して歌ってる「イノセントデイズ」初回B盤のカップリング「Twilight Sunset」に出会ってしまいました。

 

 

この曲はセットリストとしては、確かMC後のセクサマ(SexySummerに雪が降る)というこれぞ迷曲!という曲の後くらいだったと思うんですけど、なんでなのかセクガルがMCが終わっても立ち上がらない。え?なんでなん?

1日目なんかはPAGESの勝手がわからないから、私と友達②はMC明けに「……え?なんでみんな立たないの?え?そうゆうやつ?どのタイミングで立てばええの?(小声)」

 

セクゾもセクガルに立つことを要求しないままに、セクサマ→Twilight Sunsetと流れていくんですね。「これ、いつ立つのか……?」とキョロキョロ不審な行動してるぷしゅしゅと友達②をよそに、「Twilight Sunset」が始まりました。

 

 

当然私は「イノセントデイズ」をノーマークだったので、当然カップリングであったこの曲も知らないわけです。

しんみりといいバラードっぽいなぁと思って、スクリーンに映される歌詞を観ながら聴いていたら、ふいに衝撃の歌詞。

 

「君のかわいい嘘は 僕を騙せない」

 

 

 

???

 

 

待って?初聴の曲を知らないながらに聴いていた時に、急に胸を打ってくる最高の歌詞。

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もうこれだけでこの曲全部が急に好き。

 

スクリーンに歌詞が映されるじゃないですか、私、この曲知らないままに聴いてたんですけど、もうこの歌詞が胸を打ちすぎてリアルに一瞬くらい息が止まったのを覚えています。リアルガチで最高。

 

この曲全体の解釈として違うのかもしれないけど「君のかわいい嘘は 僕を騙せない」だけ見ると、セクゾと幼なじみの彼女がいて、彼女がセクゾを転がしてるようで、実はセクゾは全部そのことわかっててあえて転がされてあげてるみたいな構図がありありと目に浮かぶ……セクゾ、めっちゃ大人のオトコやん……最高……。

なんなん?かわいい嘘って。どんな嘘だったら、セクゾにかわいい嘘認定されるのか教えてくれ。

 

もう2日目なんかセトリわかってっから、もうMCが中盤に差し掛かったくらいから「Twilight Sunset」が楽しみで仕方ないもんね。

 

 

 

そして、時系列は前後しますが、このPAGESコンで初めて「プンププンプン」という最高の迷曲に出会います。

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前の曲は何だったかちょっと覚えてないんですけど、この曲は結構序盤で歌われてて、いきなりセクゾがプンプン言い出して、マジでどうしたのかと思った。私が知らなかっただけっちゃだけなんだけど、それを普通に受け入れている周りのセクガルにもびっくり。いつまで私はセクゾに合わせてプンプン言えばいいのかがわからない。

 

でも、この曲のコンセプトは多分好きですわ私。

「なに怒っているんだい さっきから黙り込んで」とか「この目は見るため この耳聞くためだよね」「自分より 大事な誰かに出会いたい」「自分を超えてく 何かに出会いたい」とかもう……、タイトルからは想像しがたいような良歌詞。

これもあれかな?コンセプト的には「Twilight Sunset」に通ずるものがあるのかな?私、自分が転がしてるようで、実は転がされてる系の曲が好きなのかな?なんか自分の性癖が知られたみたいでなかなか恥ずかしいぞ??

 

 

あと、今更ながらに「君にHITOMEBORE」の中毒性を知りました。
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私、この曲の存在自体は知ってたんですけど、もうタイトルからして聴けなかったんですよね。

なに「HITOMEBORE」って。なんでローマ字表記やねん、なんで。

 

でも、いざコンサート会場でこの曲が流れた時のセクガルの興奮度が半端ない。まず、イントロの時点ではなんの曲かわからなくて、「君にHITOMEBORE〜」でようやくなんの曲かわかるんですけど、私としてはタイトルからして恥ずかしくて聴けない曲だったから「もうやめてーーー!!!」っていう心の叫びなわけですね。

でも、流れてしまった以上は仕方ない、聴くしかない。これもいい機会だ、多分こういう半強制的な機会がないと、この曲を自発的に聴くことはないぞ(言い草)と自分に言い聞かせてこの曲を聴くわけです。

 

 

……あれ?思ってたよりもずっとまともな曲じゃね?まともどころかなかなかの良曲じゃね??

セクゾほどの顔面を持つオトコたちでも、叶わない恋というか黙ってみてるしかできない恋もあるんだね……、あの美しい顔面でそうゆう世界観歌うの最高……。

あれが好き、サビの振り付けの膝をつくやつ。なんかセクゾの必死さというか(?)、めちゃめちゃ彼女のこと好きで、その愛に忠誠を誓うみたいな感じに見えて、曲の世界観に合っていると思います◎(見方がやばい)

 

あと「君にHITOMEBORE」の略し方が「君米」なのが、もう大好き。誰がこの略し方思いついたんだ、天才か。ひとめぼれ農家だけじゃない、全国の米農家がびっくりだわ、なんだ「君米」って。

 

 

まぁ、PAGESコンでは主にこれらの曲が特に印象に残ったわけですが、もうね、2019年も半分すぎたこの時期になって、今更ながらにジャニーズ楽曲大賞2018の自分の投票結果を後悔し始めました。

 

私の投票結果は以下の記事を見てもらえればわかるんですど、
pushushu-love-like.hatenablog.com

もうね、楽曲部門の投票に今更ながらに後悔しかない。

 

誤解がないように言えば、投票した楽曲が悪いというわけでは決してないんですが、「すっぴんKISS」とか「Twilight Sunset」とか「イノセントデイズ」とかを知っている自分で投票したかった(?)

私、ジャニーズ楽曲大賞2018の楽曲部門は5曲まで投票できるところ、4曲しか投票していないんですけど、 なぜかと言えば、そこまでジャニーズの楽曲を知らなかったからです。

 

いや、正確に言えば知っています。ですが、投票した2019年1月現在では、投票した「プリンシパルの君へ」とか「159」などに匹敵するような、自分の中での良曲に出会えてなかったんですね。

 

しかし、2019年も5月の半ばになって、2018年に発表されたセクゾの良曲たちに出会う。

 

もぉ~~~~!これも投票したかった~~!!「プリンシパルの君へ」は何位にしようかなとか、「Twilight Sunset」は何位にしようかなとか、もっとニヤニヤしながら悩みたかった~~!贅沢な悩み方したかった~~!

 

もう過ぎたことは仕方ない。私は過去はなるべく振り返らない主義なので、この教訓を生かして、2019年ももう半分過ぎようとしていますけども、ジャニーズ楽曲大賞2019(がもしあるのなら)では、できるだけ自分の中での良曲をたくさん持って投票に臨みたいと思います(決意)(言ったそばからできるか不安) 

 

 

 

 

 

・ふまけんは、ふまけんであることの価値をわかっていた

私、このセクゾコンでは全員の美しさをよく飲み込めないなりにも堪能させていただいたんですが、中でも佐藤勝利の美しさにおったまげたという話をしましたね。

 

 

でも、このふまけんについては記述せざるを得ないと思いました(立場)

ふまけんは、ふまけんがふまけんであり、ふまけんすることの価値をしっかりわかっていて、その上でちゃんとふまけんという仕事をしてくれたと感じました(?)

 

もうね、ふまけんが例えば肩を組もうものなら、背中合わせで歌おうものなら、すれ違いざまにハイタッチするだけでさえも、セクガルの「キャーーーーーーー!!!」がハンパない声量でふまけんに浴びせられる。そして私はそれに毎回びっくりする。

 

 

そうなんだ!?ふまけんって、こんなにセクガルに需要があるコンビなんだ!?

いや、ふまけんが10年に1度のシンメbyジャニーさん(10年に1度ってわりとあるよねbyふまけん本人)であることや、セクガル初心者の私の目から見てもなかなかの眼福コンビであることとか、エモいエピソードをたくさんもっているコンビであることなんかは知っていますけど、私の想像以上にセクガルはふまけんがふまけんすることを求めているらしかった。

 

あれか、V6でいう剛健とか嵐でいうにのあいとか翔潤とか、ジャンプでいうやまちねとかやぶひかみたいな感じか。そうだとするなら、ふまけんの絡みに対するセクガルの反応にもなんか納得。

特にこれまで嵐を長年追いかけてきた私から言えば、そりゃ、にのあいとか翔潤が絡むと、ほかのコンビが絡むよりもなんかうれしいもんな、エモい気がするもんな。ふまけんもそういうことか、はいはいふまけんふまけん(初めて使った)

 

たぶんふまけんも、セクガルのふまけんに対する需要がハンパないことを自覚してるよな。自覚したうえで、ファンサービスとしてやってるところもきっとあるよな。いや、気持ちが高ぶって、本当に自然にふまけんすることもあるだろうけど、たぶん「セクガルのため」にふまけんしてるところもあるよな。

なんだろう、にのあいとか翔潤とか剛健なんかのコンビもきっとファンがそういう絡みを求めていることをわかってあえてやっているところもあるだろうけど、ふまけんはよりその「ビジネス感」が強い気がする。いや、ふまけん歴どころかセクゾ歴が短い私がこんなこと言っちゃうとセクガル先輩にめちゃめちゃ怒られそうな気がするけど、怖い。

 

でも、それでもいいの。「ふまけんがあえてふまけんしてる」んだとしても、「にのあいがあえてにのあいしてる」んだとしても、「剛健があえて剛健してる」んだとしても、私はその2人が仲良くしているところを見られればそれでいいの。あえてしてるのかそうじゃないのかなんて、こっちの受け止め方次第みたいなとこあるから、私の好きに解釈させてもらうので、これからもふまけんしてね!よろしくね!!期待してる!!!

 

私はふまけんがふまけんするたびに、5/10は隣の席の友達②にしきりに「ふまけんが蜜月や笑 ちょっとふまけんどうしたん笑笑」と話しかけ、5/11は1人での参戦だったので、1人でひたすらニヤニヤしながら心の中で「ちょ笑笑 ふまけん蜜月やん笑笑 マジでどうしたん笑笑笑」と騒いでいました。

 

・・・ここまで散々ふまけんがふまけんしてるとかわめき散らしといてなんだけども、ふまけんがふまけんするって何だよ。

 

 

 

 

 

・急に福岡への愛が芽生える

私、今回の公演に実際に入ってみて初めて知ったんですけど、風磨くんは各地方のコンサートでその土地ごとの特徴を生かしたラップを書いて歌ってるんですね。

 

いいと思うよ、そうゆうの。我が櫻井翔の影響を多分に受けていることを感じられて、嵐ファンとしてもセクゾファンとしてもすごくうれしいから、そうゆうのいいと思うよ(急に偉そう)

 

で、「福岡のRAP」では、百道浜とかキャナルシティとか天神コアみたいな博多あたりの観光地とか大きなデパートとかをいろいろ取り入れてくれたんですが、やっぱりそうゆうのはうれしいよね、地方民ならなおさら。

 

だって、いつもテレビで観たり雑誌で見たりするセクゾは、東京の人だもんね。セクゾが「百道浜」とか「キャナルシティ」とか、その土地の人にしかわからないことを言ってくれるだけで、なんかぐっと距離縮まった感じするもんね。しかも実際に風磨くんはそこに足を運んでるからね。東京の〇〇じゃなくて、百道浜とかキャナルシティとか天神コアとかなら、全然足を運びやすいし、「ここ、風磨くんが座ったところだ~~!」とかしやすいもんね(私も、セクゾがXYZ=repaintingの特典映像で鎌倉に行ったやつ、去年のワクワク学校で東京公演に参加したついでに、同行した友達①に引きずられるようにして巡りました、経験済みです。仲間だ。

 

 

私、現在は大学生活を送るために地元の山口を離れてるんですが、いつも心は山口とともにあるつもりなんですね。都会じゃない、ジャニーズのコンサートも行われないような田舎だけども、そうです、私は山口が好きなんです。(と思ったら、今度、関ジャニの村上氏が主演?のもしも塾という舞台が、なんと萩であるらしい。なぜに萩なのか?東京と萩ってどうゆう開催地の選択の過程があったんだよ、謎すぎるわ。萩はいいところだけどさ、萩じゃなくて普通は大阪とか福岡とかが先に候補になるでしょ。マジでなんで。)

 

なので、福岡公演のジャニーズのコンサートに行かせてもらっている身として言いにくいし、申し訳ないんだが、そこまで福岡には愛着はないんですね。

でも、セクゾ「騒げ、福岡ーーーー!!」とか風磨くんが「いや、この映像録りのためにキャナルシティとか百道浜行ってさ~~」とか言うだけで、急に福岡への愛が芽生える。

やばい、私こんなこと言ってたら福岡のセクゾファンとか福岡に愛着のあるすべての人に尻軽!つってぼこぼこにされるかもしれない(被害妄想がいちいち過激)

 

 

 

 

・キャパオーバーの美しさを受け止めろと言われて、実際受けとめきれないと、人は笑っちゃうしかないんだなぁ。  ぷしゅを

 私、ジャニーズのファンを長年やっておきながら、今ではファンクラブに5つも入っておきながら、最近では事務所担ともいえるほどに範疇を広げておきながら、ジャニーズの代名詞ともいえる甘いセリフとかキメキメのキメ顔とかを見聞きすると、笑いが止まらないんですよね。

 

 

きっと私が思うに、ジャニーズが繰り出してくるそうゆうジャニーズ攻撃(攻撃)を目の当たりにすると、私の受け止められる、理解できるキャパを超えたかっこよさなので、もう、1周回って笑っちゃうんですよね。

「ちょ笑笑 なにこれ笑 めちゃめちゃかっこいいんですけど笑笑笑 カッコよすぎて意味わかんないんですけど笑」みたいな感じです。

 

 

なので、セクゾコンできっと多くのセクガルが楽しみにしているであろう、ケンティパイセンのキメ顔とか、(キメ顔はともかく)甘~~いセリフとか、ほぼ笑っちゃってました。

もう1度言いますけど、決してけなす意味で笑ってるんじゃないんです。私の受け止められる、理解できるキャパを超えたかっこよさをあっちが繰り出してくるから、もう笑うことしかできないだけですからね!

 

 

もう、あれはたまげた。

なんだっけ、福岡1日目の最後のあいさつでケンティが

「もう福岡が大好きになっちゃって東京に帰りたくなくなっちゃったから、誰か泊めてくんない?」

セクガル「キャーーーーーー!!」

ケンティ「あっ、こんなにいたら選べないからやっぱやめとくわ」(ニュアンス)

とか言ってたのはマジでおったまげた。隣に座ってた友達も思わず私の方見たから、2人で顔を見合わせてましたからね。

 

 

なんなん?君、ホストなん??

帰りたくないから誰か泊めてくんない?byアイドル

キャーーーー!(私!私が泊めてあげる!なんならそのままずっといてくれて構わない!)byファン

こんなに多かったら選べないから、やっぱやめとく、東京帰るねbyアイドル

 

 

いや、同じことを2回書いても意味わかんないからね。正気じゃないからね、このやり取り。

でも、そう思う一方で、ケンティパイセンはこうでなくちゃとも思う自分がいる・・・。それでこそケンティパイセンだとも思う・・・。これがケンティワールドかよ・・・。

 

 

あと、2日目の(確か)「君にHITOMEBORE」のまたもやケンティのセリフの部分。

スタンダードで言えば「好きなんだよ、マジで!」となるところ、

「俺と一緒に東京くるか?」(ニュアンス)とか言ってました。

 

 

 

 

・・・は???なぜ急にケンティと一緒に東京に行くことに??

 

 

 

とか思ってたら、またもやふまけんで回収してくれました。

MCで、

風磨くん「そういえばさっきHITOMEBOREの時に、「一緒に東京行くか?」みたいなこと言ってましたね。」

ケンティ「いや、俺と付き合うことになったら、東京に来てもらわきゃいけないからさ。やっぱりそうなっちゃうからさ。」

風磨くん「あー、なるほどね。付き合うことになったらそうゆう覚悟も必要なのね、なるほどね。」(ニュアンス)

 

 

 

あ~~、そうゆうことなんだ~~!ケンティと付き合ったら、そりゃ上京しなきゃいけないかもだよね~~!!

 

 

 

 

 

 

・・・ってなるかい!!ならんわ!!!

こんなノリツッコミをさせないでくれ!猛烈に恥ずかしい!!

 

なんなん、君、ホストなん?(2回目)どこでそうゆう思考回路になるん?どこでそうゆう勉強してんの?これまた1周回ってすごいな?尊敬だわ。

 

・・・とか言いつつも、実際見聞きしたら笑ってしまいつつも、ケンティのそうゆう十八番を求めちゃってるぷしゅしゅも確かにここにいるんだよね・・・。ぷしゅしゅの女の部分を確実に押してくるケンティパイセン、恐ろしい子・・・。

 

 

 

 

 

・セクガルはいい意味でやばい

私はセクゾのファンクラブにも入ってるし、この度セクゾのコンサートに2日間も足を運びましたし、セクゾのファンであるという自覚を持っているつもりなんですが、「ファン」ではあるけど「セクガル」であるとは思っていません。

なんかわかんないんですけど、セクガルになるにはちょっと壁が高いんですよね。

何がどう壁が高いのかはうまく説明できないんですけど、セクガルは、セクゾのファンである私よりも、明らかにウン十倍、ウン百倍の熱量をもっている気がする。

 

 

まず、コンサートが始まる前にびっくりさせられたのが、セクガルの「セクシーゾーン!セクシーゾーン!」コールが揃いすぎ。めっちゃ声大きいし、めっちゃ揃ってる。私と友達②、呆然。

 

 

これまでにジャンプと嵐のコンサートに足を運んできましたが、「ジャーンープ!ジャーンープ!」とか「あーらーし!あーらーし!」とかいうコールは、やる人はいるものの、すごく少数派なイメージで、特に若い子(中学生とか高校生)がやってるイメージで、その周りのお姉さま(生意気にもぷしゅしゅも含む)は「・・・若いねぇ・・・、頑張ってんねぇ・・・」という目で見ながらもやらない、みたいな冷たい?ドライな感じがあったんですね。結局コールの声は大きくならないままに、本番が始まるみたいな。

 

 

もう「セクシーゾーン!セクシーゾーン!」コールはこれまでのぷしゅしゅの経験してきたジャニーズコールと比べ物にならない。セクガルの熱が伝わってくる。

 

これまでの嵐やジャンプのコンサートはドームだったから、声が揃いにくいからコールが起こりにくかったってのもあるかもしれないけど、今回のPAGESコンはアリーナサイズだったからコールが響いて声が大きく聞こえやすかった、そろいやすかったってのもあるかもしれないけども、いやぁ~、すごかった。いい意味でセクガル、やばい。

 

 

そして、この場でお礼を言いたいのが、2日目の5/11に私の隣に座っていたセクガル・・・。

私は5/11の席がスタンド席の1列目という良席だったので、初めて銀テが取れる席だったんですね。

 

でも、私はちょっとこれまで、銀テの価値がそこまでわかっていなかったんですよね(今も微妙) 思い出になることはわかるんだが、それで?みたいな。その後の使い道が飾る以外にないと思っているので、そこまで価値を感じていないんですね。(こんなスタンスのぷしゅしゅがスタンド1列目に座ったことに怒りを感じたとしても、どうかその拳を下ろして・・・。)

 

でも、いざ銀テがパーンって出てきて、スタッフの人が配ってくれたり、私の席の周りの人が「くださーい!くださーい!」って言ってたりするのを聞くと、なんか私も欲しくなるじゃないですか。

でもなんせ、銀テがほしいと思ったこともなければ、銀テをもらえる状況にいることも初めてなので、どうやって銀テを我が手にしたらいいのかわからない。

 

そうやって「銀テ欲しいけどどうしたらいいの・・・」とかもたもたやってたら、あっという間に私の周りにあった銀テがすべてほかのセクガルの手元に渡っていったんですね。

 

ぷしゅしゅ「まぁしかたないか、大してほしくないぷしゅしゅがもらうよりも、欲しくてほしくてたまらない人がもらったほうがいいよな・・・」

?「あの、これよかったら・・・」

ぷしゅしゅ「???」

隣の席のセクガル「あの、この銀テ、よかったら要りますか??」

ぷしゅしゅ「え!いいんですか!!」

隣の席のセクガル「どうぞ、私はもう持ってるんで。」

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(ご厚意で頂いたのに、私の持って帰り方が悪く、あまり良い保存状態ではない)(土下座)

 

 

・・・ありがてぇ(;O;)、私はこういう意味でも、今回確実に席運があったに違いない(;O;)

ありがとう、あの時隣に座っていたセクガル。マジでいい意味でやばかったセクガルだった。びっくりしたあまりに愛想よくお礼が言えなかったけど、その心遣いを頂けたことも、今回私がPAGESコンで得た収穫の1つです(;O;)

私もあんなジャニーズのファンでありたい。

 

 

 

 

・・・はい!!めちゃめちゃ長くなりましたが、今回のPAGESコンで開くことができた、ぷしゅしゅ的ジャニーズの歴史の新しいPAGESをすべて書けました!

最初は次から次にPAGESコンが思い出されて、書きたくて書きたくて仕方なかったんだけど、またもや途中からあまりに長すぎる&書きたいことが多すぎて終わりが見えなくなったので、書きたくなくなったこともありましたが、こうやって公開にこぎつけてよかった。何より、私がこの記事を読み返すことで、PAGESコンのあの興奮を思い出せたり、PAGESコンを追体験できたりするもんね。

 

 

 

また私に、新たなジャニーズの歴史のPAGESを魅せてくれたセクゾと、めちゃくちゃに長くて、そのくせにまとまりのない記事をここまで読んでくれたそこのあなたに、心からの#SexyThank You!

拝啓 ハイフン先輩、パーナ先輩、アラシックの同志の皆さん

※私は普段、「ハイフン」とか「パーナ」とか「アラシック」などのファンの呼び名は使わないんですが、今回は便宜上使わせていただきました。

特に否定しているわけではないんですが、なんだか自分のことを「アラシックです」とか「セクガルです」とか名乗るのは気恥ずかしくて・・・。そういうのはもっと若い世代のお嬢さんたちにお任せしたいです(当方21歳)

 

 

 

 

やっちまいました。

落ち着いていた不安が再燃してきちまいました。

「嵐、2020年以降の活動休止」についてです。

 

 

何が不安なのかもよくわからないんですが、なんか最近微妙に不安なんですよね・・・、

嵐が2020年でいったん活動休止したのちに、再び戻ってきてくれるのか、その時私はどうなっているのか。

 

 

嵐の活動休止発表以降、だいぶ動揺した期間を経て、それ以降は(私のブログの記事の内容のどうでもよさをみてもらえればわかるように)だいぶ落ち着いてたんですが、なんでこんな不安が再燃したのか。

 

 

自分で自分の不安の出所を分析するに、原因は2つかなと思います(私は自分のことを自分なりに分析しがち)

 

 

 

(不安が再燃した順番的に)1つめ。

みなさんは以下の方のブログを読まれたことがありますか。

elken.hatenablog.com

私は何のきっかけかは忘れましたが、ジャニーズファンの方が書かれるはてなブログを漁りまくって読みまくっている時にこの方のブログに出会い、(おそらく)ジャニーズファンの中では少数派と思われる男性目線、しかも独自の鋭い視点の考察が面白いと思い、時々覗かせていただいては目の付け所の面白さ、分析の面白さに感心させて頂いたり、ただただ何も考えずに「ハッハッハ!!」と大声で笑わせて頂いたりしています。

 

 

 

なんですが。

その目の付けどころの面白さ、分析の鋭さには笑わせていただくだけでなく、時には(私が勝手に)傷つくこともあります。

 

 

その記事が(おそらく)以下の2つの記事でした。

elken.hatenablog.com
elken.hatenablog.com

 

私が勝手に傷ついたのは、以上の記事の

「だれもが薄々感じてるかもしれないけれど、こう考えると事実上、「あと2年本気でやるので僕ら嵐の最後の姿を見てください」というのが隠されたメッセージなのかもしれない。

見納めと言えば見納めで、最終回の後にはそれぞれの活動がある。この2年でメンバーそれぞれが個人で活動できる力量をつけて、新しい時代へと向かっていく。」

「当然2020年以降は、SMAPのようにライブと冠番組は消滅するはずで、その覚悟は今からしておく必要がある。「VS嵐」も「嵐にしやがれ」もおそらくは、事実上の休止を迎えることになる。

今年の嵐のチケットは取りにくいというのも、あと少しの期間だ。

嵐のシングルがランクインし音楽番組で締めを飾る事もしばらくはおあずけだ。」

という内容でした。

 

 

いやね、記事を書かれたエルケンさんに、嵐ファンを傷つけようとかいう意図はおそらくないだろうということはもう百以上も承知です。だって、エルケンさんご自身も嵐のことがお好きなようで、特に櫻井氏がお気に入りなようなので。

ただ、私が過剰反応を起こして勝手に傷ついただけなんです・・・。

 

 

私は何の根拠もないけれど、ただ嵐のメンバーが「嵐の復活はあります!by櫻井氏」とか「僕たちはいつまでも嵐だから。ちょっとお休みするだけだから。by二宮氏」みたいにファンに期待を持たせるというか、まるで「ちょっとお休みした後に嵐は帰ってくるからね!」みたいな内容の発言をするから、それを真に受けるというか信じていて、漠然と「嵐はいつか嵐として戻ってくる」と思っています。

まぁ、こういうことを思っているのは私だけじゃないと思うし、こう思うのは私の勝手で好きにすればいいとも思いますけどね。

 

 

でもなんだろう、(私が勝手に)その分析力に信頼を置いているエルケンさんに、こんなことを言われたら、まるでそれが本当になる気がして怖いんです・・・。

なんだよ、まるでエルケンさんの言葉に言霊を感じてる感じ・・・。なぜかエルケンさんの分析には根拠がないけれど絶大すぎるくらいの信頼を置いている自分・・・。こんなに勝手に信頼を置かれても、エルケンさんもきっと迷惑だわ・・・。

自分で「嵐は嵐として戻ってくる」って信じてたくせに、自分が(一方的にでも)信頼を置いている人に、それと正反対のことを言われると、簡単に自分の考えに自信がなくなるんです・・・。そうです、私は弱い人間です・・・(志村けん氏)。

 

 

でも、エルケンさんのブログに傷ついたのと同時に、励まされもしました。それが以下の記事です。
elken.hatenablog.com

この記事は主に、セクゾマリウス葉氏がなんかめちゃめちゃすごいことをしたらしい(まとめ方が雑)ことを取り上げられているんですが、最後の最後で、私調べでエルケンさんのブログの中で1番と言わせていただいてもいいくらいの名言が出ました。

 

 

「ただ一つ言えることがある。

それは東大やMITを卒業する人は年間数千人、同じレベルの大学を世界中で合わせればたった1年で数万人いる。

だけど世界中に過去と未来合わせてもSexy Zoneはこの世界に5人しかいないということ。」

 

 

・・・エルケン先輩!!自分、一生ついていきます!!

 

そうなんすよ、わかります??例えば、日本最高峰の大学である東京大学に仮にジャニーズの誰かが今後入ったとして、それはそれは喜ばしいことだと思うけど、でも少なくとも私はそれ以上に、「東大生」であることよりも、「ジャニーズの〇〇というグループのメンバーである○○くん」のほうが はるかに価値があると思うんですよね。

 

東大に入ることや東大生のみなさんの努力を決して軽視しているつもりはないですが、でも、エルケンさんがおっしゃっているように、東大はどれだけ難関難関と言われても、それでも毎年何千人もの入学者が出て、卒業生が出てるわけじゃないですか。いわば、めちゃめちゃ努力したら大体の人は東大生になれると思うんですよね(そうほざく私は東大生ではございません)

でも、ジャニーズに入ることはもう努力だけじゃどうにもならないことだと思うんですよね。だって、どうしたら入れるとかこうしたらジャニーさんのお眼鏡にかなうみたいな、大学入試で言う入試傾向みたいなものは全然わからないじゃないですか。

今はどうかわからないけど、嵐とかが事務所に入ったころは、履歴書を送ってからすぐに事務所から返事があるわけじゃないっぽかったし。

 

事務所に入るだけでも大変なのに、デビューしようと思ったら、そりゃもう砂漠の中でダイヤモンド?を見つけるような確率なんですよ、きっと。

もしかしたら今、デビューしてるメンバーは世に出るべくして出たメンバーなのかもしれないけど、実はそう見えてるだけで、仮に違う人がデビューしてても、世に出るべくして出た人に見えてると思う。

華々しくジャニーズとしてデビューする、人気ジュニアになるきれいな顔と素晴らしい個性を持つ男の子たちがいる一方で、ジャニーさんのみぞ知る(きっと)紙一重の違いでデビューできなかった、日の目を見なかった、これまたきれいな顔と素晴らしい個性を持つ男の子たちもいるんですよね。

 

 

私は上記の記事を読むまでもなんとなく、マリウス氏がこれまでのジャニーズに類を見ないほどの(隠れ)スーパーインテリジャニーズ、ワールドワイドジャニーズの予感は感じてたんですけど、それでもまさかマサチューセッツ工科大なんてワードを聞く日が来るなんて思わなかったんですよ。

なので、この記事を読んで、マリウス氏がジャニーズとしての人生よりももっとグローバル的に生きる人生のほうに魅力を感じて、いつかセクゾを離れてしまうかも・・・とか不安を自己生産してたんですね。

 

 

でも、不安を自己生産した直後、あのありがたいお言葉で救われましたわ、私。

そうなんすよね、わかります??(2回目)

 

 東大を出ることもハーバードを出ることも、それはそれは名誉あることだろうさきっと。私も仮に今後のジャニーズの誰かがそういう立場になったら、自分の事のようにすごくうれしいと思う。

 

でも、東大生になるために、ハーバード大に行くためにジャニーズを辞める、グループから抜けなきゃいけないような状況になるんだとしたら、(本人の気持ちはとりあえず置いとかせてもらって)私はジャニーズであること、グループであることを選んでほしいし、そのほうが価値があると思う。

(エルケンさんもおっしゃっているように)東大生やハーバード大生になる人は世界で数万人、数十万人いるし、なんだったらいつでもだれでもできることだと思うけど、ジャニーズになること、〇〇というグループのメンバーになること、デビューすることなんかは、世界のうちのほんの一握りの人間しかできないことでしかも(とりあえず今は)日本人のみ、努力だけじゃどうにもならない、奇跡みたいな運の持ち主しかできないことなんですよ、きっと。

そしてその奇跡みたいな運を持っていたとしても、きっと使いどころというかタイミングを間違えてしまうと、また違った結果になると思います。

 

そう考えたら、Sexy Zoneマリウス葉氏は11歳という若さ(むしろ幼さ)で、ドイツから日本に来てまもなくのデビューとなり、苦労が絶えなかっただろうけど、それはきっと彼にとってしかるべきタイミングだったんだと思う。

マリウス氏よりも輝いていた、デビューに適していたメンバーはほかにもいたかもしれないけど、マリウス葉を擁するSexy Zoneというグループが存在している今、そんなのはたられば論でしかないし、今まさに存在しているSexy Zoneというグループをありのままに受け入れるしかないんだと思う。

 

 

そしてこれは嵐にも言えることで、今回嵐はいったん活動休止するという選択をして、本人たちは早くも復活をにおわせる発言をしてファンを期待、安心させているけども、もしかしたらもしかしたら、もう戻ってこないかもしれない。

そりゃ戻ってきてくれることを全身全霊で望むけれども、でもそれ以上に、大野智櫻井翔相葉雅紀二宮和也松本潤から成る、ジャニーズの嵐というグループが存在して、ファンを含め、世界中に幸せと彼らなりの嵐を巻き起こしてくれたというのは、もう変えようのない、間違いない事実として1つ、そこにあるんですよ。

仮に今後、同じ名前で「嵐」というグループが存在して、これまた5人と同じような顔、同じようなキャラのイケメンたちがメンバーだったとしても、2度と同じ嵐にはならないし、なれない。

もうその事実だけで、嵐のいちファンとして彼らのことをこれまで以上に誇りに思えるし、今までよりも少しだけ、彼らの今後をどっしりと構えて見守れる気がします。

 

 

 

という感じで、エルケンさんのお言葉に(私が勝手に)傷つきもしたし、それ以上に救われもしたしという経験をしたので、ちょっと再燃してた「嵐、ほんとに復活してくれるよね?不安」は落ち着いた気がしたんですよね。

 

 

 

したんですよね。

地雷ってどこにあるかわからないから、地雷っていうと思うんです。

地雷って踏んだ後にしか、その恐ろしさがわからないと思うんです。

 

回りくどい言い方をしましたが、またもや不安が再燃しました。

というか、されました。

これが2つめです。

 

私、現在大学生で、学業に真面目に取り組むと同時に、学生の悲しき宿命であるバイトにも精を出す日々なわけなんですね。

で、私、バイト先ではなかなかおとなしいキャラで通ってる(と思う)わけです。

全然しゃべりかけられたらしゃべれるけど、自分からはなかなかしゃべらない。

というかそもそも私が、バイト先の人間関係に仕事仲間以上の関係を求めていないというのもあるけれども、とにかくそういうドライな感じです。まさかこんなジャニーズまみれのブログ書いてるなんて想像もされてないと思う(想像されたくもない)。

 

 

でも、ドライなぷしゅしゅで通してるっつっても、私だって仲良くおしゃべりしながらバイトできるんならそうしたいですよ。冗談の1つでも言いながら楽しく仕事したいですよ。

まぁ、なかなかそうできないのが、人間関係ってやつなんですけどね(悟りの境地)

 

 

で、この間、なかなか一緒のタイミングでお昼休憩にならない人と、お昼休憩を一緒にとることがあったんですね。

このお話の便宜上、その方のイニシャルをとって、Oさんとしたいと思います。

 

30分のお昼休憩の間、案の定、無言の時間が流れてたんですけど、その空気にOさんがしびれをきらしたのか、私に「・・・好きな芸能人とかおるん??」って話しかけてくれたんです。

たぶん、私に話しかけてくれようと思った、かつ、お互い話しやすい話題を一生懸命考えてくれた末の「・・・好きな芸能人とかおるん??」だったんだと思います。

ありがてぇ、ありがてぇ。うれしかったですよ、私は。

 

そういう質問をされたら、私はいつも何て答えるか悩むんですよ。

 

好きな芸能人・・・、もちろん真っ先に思い浮かぶのはジャニーズだけども、もちろんジャニーズじゃなくても、女優さんとか俳優さんとかにも好きな人はいるし・・・、でもここは自分が一番好きだと言える芸能人を正直に言うべきか・・・?でも言うとしてもどのレベルまで言うべきか・・・?ジャニーズに対して特に特別な感情を持っていない人(ここでは一般人とします)からしたら、ファンクラブに入ってる=問答無用で熱量ヤバめの人なんじゃないのか・・・?

 

そうして散々思案した挙句、私はこの時「ファンクラブに入ってるっていうので言えば、嵐が好きです。」と私が言える、1番無難な回答をしました。

実は嵐以外にも、ジャニーズのファンクラブにほかに4つも入ってますけどね・・・。なんなら最近は若干の自分の中での好きの順位はあるものの、事務所担になりつつあるみたいなとこありますけどね・・・。ファンクラブに計5つも入ってるとか(しかもすべてジャニーズ)、一般人には伝わらないであろう「事務所担」なんてもはや専門用語は口が裂けても言えませんて・・・。

多分、嵐なら一般人の人が1番わかる、話せるジャニーズだろうし、知名度がある分、好き=過激なファンという風に見られる可能性が低くなるでしょ・・・?

 

案の定、一瞬で「あ、こいつジャニオタか」みたいな目をされたものの、「あ〜、そうなんや〜」と言われました。

 

で、OさんはAAAが好きなんですね。OさんはスマホケースもAAAのグッズだし、1回、ライブに行くために仕事を早く上がってバイト先でツアーTシャツに着替えてたこともあるし(強者)、特に仕事先で隠さずにAAAの話をするので、そこまでOさんと仲良くない私でもAAA好きなことは知っていました。

なので当然私は「OさんはAAAが好きなんですよね?」って言いますよね。

 

そこからなんやかんやお互いの話をしたんですよ。私はAAAにそこまで詳しくはないけど、西島氏のことは知ってるとか、逆に(ジャニオタと悟られない程度に)ジャニオタ事情を話してみたり。

わりと話が弾んだほうだと思いますよ、ええ。ぷしゅしゅ、がんばりましたわ(積極的自画自賛)

 

 

でも、今の日本で「私、嵐のことが好きなんです〜」なんて言おうものなら、十中八九とは言わず、十中十(?)くらいで、「嵐、活動休止」に話が及ばざるを得ませんよね。

嵐ファン的にはそっとしておいてほしい話題だと思うんですけど、多分相手側からしたら、こっちと話す話題の一つ(意地の悪い人からしたらあえてこっちのメンタルえぐる材料)くらいにしか考えてないと思うんですね、その話題を出すときの心境として。

まぁ、それは仕方ないでしょう。やっぱり自分がそういう立場になってみないと、その痛みってのはなかなかわからないもんだからね。こっちが大人の対応みせてあげましょうよ。

 

 

で、まぁ案の定、Oさんもその話題を出してきたわけです。一言一句覚えてないんですけど、わたしはなんか適当に誤魔化した気がします。「私、そこまでダメージ受けるほどのファンじゃないよ〜」みたいな感じで返したと思います。実際はこんな記事をブログで書くほど、活動休止をきっかけにこのブログを開設するほど動揺したし、今もたまにしてますけどね。

 

で、私が「まぁでも、2〜3年したらひょっこり戻ってきそうな気もするんですけどね〜」って言ったんです。多分これはこう言った記憶がある。現にそう思ってるし。

 

私的には、2〜3年でもだいぶ譲歩してますよ⁉智及び嵐にはこの機会にゆっくり休んでほしいって気持ちもあるんですけど、できればできるだけ早く戻って来てほしい。

 

 

Oさん「でも、2〜3年じゃ、わざわざ活動休止する意味ないと思う……」

 

 

 

⁉⁉⁉

 

え…ちょ......は⁉世の嵐ファンじゃない人は、一般人の人は嵐の活動休止についてそういう感覚なの⁉活動休止の定義とか活動休止期間はそりゃ本人たちのみぞ知ることだろうけどさ、少なくともAAAファンのOさんからしたら2〜3年は活動休止する意味ないくらいの活動休止期間なの⁉

これってつまり言外に、一般人の感覚的には「大野くんがちょっと芸能界から離れたいって始まった、一種のわがままみたいなもんだし、どうせ活動休止するならもっと長期間するべき」ってニュアンス含まれてません!?

 

 

私、ちょっとショック受けすぎて、何も返せなかったですもんね多分。ほら、ショックすぎて今ですら記憶が曖昧。多分私の精一杯の返事として、乾いた笑いを返したと思う。「ハハ……」みたいな。

 

この記事を読まれてる方にAAAファンの方がいらしたら申し訳ないんですけど、AAAが今こうなってる以上、今後Oさんと同じ休憩になってももうAAAの話題を持ち出す勇気は私にはないので、お互いにあれというかなんというかという世界線になってしまった今日この頃なんですけどね(Oさん自身は、見た感じはあっけらかんとしてて、普通に職場で話題にしてましたけどね。私にはその勇気はない。)

 

多分、Oさんにそこまでの悪気というかはないんだと思います。実際「ちょっと大野くんわがままだよね〜」みたいなことを言われてましたが、逆に考えれば(?)、一般人の人からしたらこの一件は「大野くんのわがままに見える」という客観的な見方を教えてくれたとも言えると思うんですね、知らなくても良かったけどね、そういう客観論は(急な喧嘩腰)

 

 

 

順番的にはエルケンさんのブログにまずショックを受け、その傷が時間とともに癒えてきた頃にこのOさんとのこれだったから、もうね、不安再燃。一気に最大火力まで再燃。

その日のそれ以降の仕事、そればっかり考えてたもんね多分。

でも、この記事のネタとして昇華させることで、あの不安をリサイクルさせることにします(ポジティブ)

 

 

 

……ま、こんな記事、嵐のアニバーサリーツアー5×20に今から行こうっていう高速バスの車内で書く記事ではないと思うんですけどね(⁉)(最大のオチ)

 

……許して!だって今日のドームツアーに行ってからじゃ、きっとこんな、嵐に不安感じる記事書けないと思う!念願の嵐初参戦だけど、多分、嵐に与えられた不安を嵐自身に払拭されて、希望与えられて帰ってきちゃうから!

 

 

もし、こんな記事の内容で気分を害されない嵐ファンの方がいらっしゃったら、私に「自分は不安感を感じた時、こうしてますよ〜」とか「一緒に活動休止期間乗り越えましょう〜」みたいなメッセージを送って頂けるとありがたいです。

 

 

また、この記事のタイトルにも入れさせてもらった、KATーTUNファンの皆さん、NEWSファンの皆さんにも、グループの活動休止期間を乗り越えたファンの先輩方として、ぜひアドバイスなどを頂きたいです。

 

……「メッセージを送って頂けるとありがたいです」とかほざいておきながら、私はツイッターやってないので、私の心に直接語りかけてもらうしかないんですけどね!!(笑うところ)

 

 

 

私、さっきも言ったんですけど、やっぱり自分の身にこういうことが起きないと痛みってわからないんですよね、ほんと。

KATーTUNファンとかNEWSファンをあてにしておきながらなんなんですけど、KATーTUNとかNEWSが活動休止してた頃、「残念だなぁ、寂しいなぁ」みたいな気持ちはあったものの、申し訳ないながらもあんまり意識してなかったんですよね。

「今は活動休止かもしれないけど、そのうちひょっこり戻ってくるさ」みたいな。

 

今は両グループとも活動を再開してるからいいものの、ほんとに申し訳ねぇです。

「ひょっこり戻ってくるさ」なんて、誰にも言い切れることじゃないですよね。特にその対象への愛が深ければ深いほど不安になるもんですよね。私は私の身にそういうことが実際に起きてみて初めてお気持ちをお察しいたしました。ジャニオタとしてできれば学びたくなかったけど、なかなか避けては通れない問題を学びました。

やっぱり人は痛みを知ることで初めて人の気持ちが分かる、人に優しくなれるんですね。いやぁ~、人間ってうまくてできてるな~、素晴らしい生き物だなぁ~!この学びをもたらしてくれたことは、(誤解を恐れずに言えば)この嵐の活動休止がもたらしてくれた数少ない正の側面かもしんない。

 

 

いや〜、どうしよ〜!!私、今からほんとに嵐に会うのん⁉てか、嵐って何?(トチ狂った発言)

初めてのコンサートがこの間のジャンプ元旦ドームコンでその時は妹にくっついていったのに、今回は2回目にしてひとり⁉グッズ列並ぶのも初めてなのにひとり⁉

……私、すげぇ(2回目の積極的自画自賛)

 

もうなんか未知の世界過ぎて、見通し立たなすぎて、一周回って行きたくない気持ちになっちゃってるもんね(⁉)(罰当たりな発言)

右も左もわからなすぎる。不安しかない。

まぁきっと、今日また、高速バスでドームから帰る時はいい意味で未知の世界だと思うんですけどね!今は不安だけどその未来には大体の確信があるという矛盾。

 

 

 

……初めてグッズ列に並んでいる今、きっとこれでも短い方なんだろうけど、絶望&圧巻。

グッズ列のスタッフの人たちは一体何時から来てんだろ……。お疲れ様でございます……。

改めて、ジャニオタは確実に日本経済を回していると思い知る(そして私もこれから回す)

 

 

成人だけどオトナじゃない/ぷしゅしゅ母さんと5人の兄弟


「未成年だけどコドモじゃない」予告【12月23日公開】

※本記事は、上記作品とはなんら関係はありません。

 

 

みなさん、もうとっくに成人しているジャニーズ、自分より年上のジャニーズをみて「・・・ん?この人ら、いくつ??もしかして幼稚園児なのかな???」ってくらいに幼く見える、子どものように見えること、ありません??

 

私はあります。

しかも、ここで挙げたい例が4つもあります。

 

 

 

 

1つ目。ジャニーズの代表的なお仕事である、歌って踊ってる時。

その最たる例がこれ、私がジャニーズWESTに堕ちた(≒小瀧氏に堕ちた)きっかけとなった、ハニワ様提供の名曲プリンシパルの君へ」です。

 

きっとこの彼らが幼く、子どもっぽく見える原因は、私の自分なりの分析に基づくと、衣装と振り付け、曲の世界観だと思います(もう全部)

彼らの美しい顔とこの曲の素晴らしい世界観が相まって、なんら不自然ではなく見えるけども、彼らがこの(言い方を選ばずに言えば)幼稚園のお遊戯会みたいな、かわいらしい衣装を着て笑顔で「プリンシパルの君へ」を歌番組で歌ってる時、ふと我に返ると「・・・?この人ら、冷静に考えると成人してるよな?もう立派な大人よな?私より年上よな??」と、急な時空のゆがみを感じることがあります。

なんかそう感じた時、めちゃくちゃ虚無感というか、なんともやるせない気持ちにかられるんですよね・・・。私、なんだかとんでもないものを見てんな・・・、私(たちファン)が彼らをこうさせてんのかな・・・みたいな。

 

 

プリンシパルの君へ」が最たる例なだけで、他の曲、瞬間、他のグループでも、そう思うことはちらほらあります。

私の担当グループは今日現在、V6、嵐、Hey!Say!JUMP、Sexy ZoneジャニーズWESTと計5つあるんですけど(何度自分で言っても、なんか自分が心配になる・・・)、その中ではマリウス葉氏を除いて、全員私よりも年上なんですよね。

だって同年代はセクゾ(ドンピシャ同い年は松島聡氏)だし、ジャンプですら全員若干年上だし、V6なんかは私の親世代ですからね。

親と同じ年代のイケオジにキャーキャー言う娘に育つなんて、私が生まれた時、親はきっとみじんも考えていなかったと思いますよ、ほんと。なんなら同年代ではありますけど、坂本氏、長野氏は確か親よりも年上だと思いますもん。

そんなこと、父に言われたことはないですけど、親よりも年上の彼氏を親に紹介するってこういう気持ちなのかな(?)

 

親には、私がジャニーズに尋常ではない熱をあげていること(=ジャニオタ)は、私が嵐にのめりこみだした11年前から感づかれている(ばれている)んですが、しかも最近、2人いるうちの上の方の妹(元日のジャンプコンに一緒に行くなど、このブログでもたびたび登場しているほうの妹)もジャニオタデビューし(妹は今のところジャンプ一筋)、こうなったら今は韓国アイドルに熱をあげている一番下の中学生の妹(やつはこの春休みに中学生のくせに、今までのお年玉をはたいて東京ドームにTWICEに会いに行きました)も、ジャニオタになるのはもしかしたら時間の問題かもしれないんですが、なんか親に申し訳ない気持ちですもん・・・。何も言われないですけど、時々実家に帰った時にまで、ジャニーズ関連のテレビを観てる私を、何とも言えない目でみてくることがあります・・・。

 

 

なんやろ、ジャニーズって「かっこいい」ことは前提にあるものの、年齢によって求められる要素違うくないですか??

ジャニーズにおける一般論だと思うんですけど、割と若めの時は、弟というか「かわいい」感じを求められ、だんだん年を重ねていくうちにセクシーさというか大人な感じというか(もっとはっきりいうとエロさ)を求められるようになると思うんですよね私見

 

 

ジャニーズというかジャニーズに限らず芸能人の多くの方は、一般人と同じ年齢であってもそう見えない、若く見えることが多いじゃないですか。若くあることも仕事のうちみたいな。

ジャニーズは基本的なスペックとしてダンスをすることがあるから(とりあえず体力だけでも)できるだけ若くあらざるを得ないし、一般人よりも、他の芸能人よりも見た目が重要視される人たち、職種だから、見た目には個人差はあれど気を遣うでしょうしね。

まぁ、自分の好きな人(応援している人)が若くいてくれること、かっこよくいてくれることはうれしいんですけど、なんだか時たま「本人たちはそんなこと望んでいないかもしれないのに、私たちが彼らにそう強いているのかもしれないのかな・・・」と思いますね(考えすぎのオタク)

 

 

 

 

2つ目。この間、某サイトで約4年前のTOKIOカケルを観たんです。

その回ではジャンプの山田氏がゲストで(おそらく暗殺教室の番宣)、正確な企画名は忘れましたが「全国の方言女子でに、自分の言ってほしいセリフを言ってもらってキュンキュンしよう!」みたいな趣旨でした(伝われ)

 

そこで山田氏は熊本方言女子に、自分の言ってもらいたいセリフを言ってもらってて、盛大にニヤケ倒してたんですけど、私はそんな山田氏を観て、自分がその熊本方言女子になりたいとか一瞬思ってしまったものの(罪深い)、すぐにその感情は吹き飛び、彼と付き合いたいとか自分がその熊本方言女子の立場になりたいとかを超越して「・・・山田氏もオトコだったか~!なんかいつの間にか大人になっちゃってて~~!」とかいう感じで、まるで山田氏の親かよみたいな気持ちになりました。

 

 

なんでだろね、私は若干ではあるものの山田氏よりも年下だし、もっと言えば山田氏が大人になる、オトコになる(もともと男性ではあるが)過程を見守ってきたわけでもないのに、そう思っちゃったんですよね。

もう私は応援スタンス的には、彼の、彼らのファンではないのかもしれない。

・・・もはや親なのかもしれない(?)

 

 

 

 

3つ目。私、なぜかわかんないんですけど、嵐以下の担当グループ(ジャンプ、セクゾ、ウエスト)に関しては、V6、嵐では感じないような小さなことでも喜びを感じることが多いんですよね。

それの私の中での最たる例が「髪を切った」ことです。

 

この間、いつかは忘れたんですけど、リトラ(テレビ東京系列で水曜深夜に放送中のリトルトーキョーライフ)のウエスト回(ジャンプとウエストが週替わり)で、小瀧氏が(おそらくドラマのために)髪を切って黒くしたことを発見した際、思わず「髪切ってる~~!!」と声に出して言ってしまってる自分がいました。そんなこと言ったの、短くないジャニオタ人生で恐らく初めてですもん。

 

 

別の人で言えば、山田氏が今(おそらく)、V6の岡田氏と共演する映画「燃えよ剣」の撮影のために髪が黒いじゃないですか(担当グループ×担当グループ=期待大)

私は彼の髪色的には黒でもなく、茶髪でもなく、黒よりの茶髪みたいな髪色(めんどくさい)が好きなんで、今の髪色にはどうにも違和感なんですよね(贅沢)

 でも、違和感を感じるということ自体がすでに、私が、山田氏の髪型、髪色事情に関心を持っているということでもありますよね。

 

 

小瀧氏や山田氏に限らず、ジャンプとかセクゾとかウエストくらいのまだまだ若めのグループはやっぱり若気の至りというか、しょっちゅう髪型変えがち、髪色変えがちじゃないですか。

一方、V6や嵐くらいの大人グループ(≒イケオジグループ)になってくると、髪の毛の大事さを悟ってくるのか、もう若くはない(十分若いけど)ことを悟ってくるのか、演技仕事やよっぽどのことがない限り、そこまで髪型や髪色を変えないじゃないですか。

だからこそ、若いジャニーズの髪型、髪色事情に敏感に反応しちゃうのかもしれないですけどね。

と言いつつも、今年に入ってかな?、三宅の健ちゃんが突如金髪にしだしたので、似合っているし、彼のキャラはあれど、私は頼まれてもないのに彼の頭髪と頭皮の心配をしている今日この頃なんですけどね。

 

 

 

 

4つ目。小瀧氏出演の4月10日(水)22時スタートの新水曜ドラマ「白衣の戦士!」の主題歌が、ジャニーズWESTの「アメノチハレ」に決定しました~~!めでたい~~!!

小瀧氏もざっくり言うと「主題歌を担当させてもらえるなんて嬉しい!いろんな人に聴いてほしい!!」とコメントしています(雑なまとめ)

 

私、このニュースを知った時、ジャス民歴が短いなりにも、素直に「うれしい!!」と思ったんです。

まだまだ若手の彼らが、ドラマ主題歌という、ジャニーズファン以外にも目をつけてもらえそうな(言いぐさ)チャンスをもらえたということは、多少なりとも彼らのステップアップになるだろうなって。

 

 

 

そしてふと思いました。

「私、嵐やV6の時にはこんなこと思わないよな??」

 嵐やV6がドラマ、映画に出演する際はかなりの確率で、嵐やV6が主題歌を担当することが多いと思います。思いますというか多いです。特に嵐。

 

でも、ジャンプやセクゾやウエストは主演という立ち位置がまだ少ない私見ということもあるけど、ドラマや映画に出ても主題歌を担当することは少なくないですか?

……ジャンプはそろそろそんなことないかな〜。勝手にこっちが演技仕事=主題歌を連想できるぐらいになってきてるかな〜(とんでもない上から目線)

 

 

嵐やV6がドラマや映画に出る時の私「今度、○○って作品に○○くんが出るんだ~~。どんな曲出してくんのかな~。この作品の感じだとバラード系かな~~、予想に反してガンガン踊ってくれたりしないかな~~。」

ジャンプ、セクゾ、ウエストがドラマや映画に出る時の私「今度、○○って作品に○○くんが出るんだ~。・・・主題歌やるかな??しばらくシングル出してないからやる可能性高くない?あ~でも、立ち位置助演だもんな~。期待してそうじゃなかった時のダメージすごいから、あんまり期待しないどこ。」

この違い。誰かわかってくれません??

 

 

もう私の中では

嵐やV6がドラマ、映画に出る=主題歌は担当する前提で、どんな感じの曲調でくるかをひそかに1人で予想する

ジャンプ、セクゾ、ウエストがドラマや映画に出る=主題歌を担当するという確信がもてないので、作品内での立ち位置でその有無を予想する。曲調などの予想は二の次。

という感じです。

もう、毎年春にある井ノ原氏主演「特捜9」が今年もあるとわかった瞬間の私なんか典型的で、「特捜9」がある=今年もV6のシングルが拝めるという思考回路に一瞬でなりますからね。

ちなみに今年の「特捜9」は4月10日(水)21時スタートです!ステマ

 

 

贅沢。贅沢ですよね。

新たなお仕事が決まっただけでも、ファンとしてうれしい、よろこばしいことなのに、その上、主題歌担当というもう一段階先のお仕事まで、私の中で(勝手に)決まっている。

別にこの自分の思考回路を直したいとかは思ってないんですけど(むしろ幸せな脳をしているとさえ思っている)、なんか同じ担当グループでもこんなに考え方、印象違うだなって思っただけです(誰に対しての報告)

 

 

 

 

ということで、彼らの親になりついでに(?)、私が母親の立場で、5つの担当グループが5人兄弟だったとして(?)、どんな5人兄弟になるかな~、ぷしゅしゅ母さんからしたらどんな兄弟でそれぞれどんな息子たちかな~ということを勝手に考えてみました(つくづく幸せな脳)

 

 

 

 

~ぷしゅしゅ母さんと5人の兄弟~

(絵本のタイトル感)

  

登場人物

ぷしゅしゅ母さん

5人兄弟の母。なぜかはわからないが、5人ともタイプの違う美形の子どもを産んでしまうという人生最高の偉業をなしとげ、育てている。けっこう中年(年齢公表NG)。

 

母として時には5人の息子たちを叱ることもあるが、基本的には「うちの息子たちは何をやってもかわいい、天才。」とほめちぎってしまう典型的な親バカ。

かわいがり方が親を通り越してもはや祖母。目に入れても痛くないレベル。

 

  

 

5人兄弟

長男 V6

30代半ばで、すでに結婚して家を出ている。嫁も美人で子どもも美形。ぷしゅしゅ母さん的には中年であってもV6がかわいいのはもちろんのこと、孫はそれはそれはもうかわいく、なかなか会えないが常に気にかけている。また、娘がいないので、めちゃめちゃ美人の義理の娘を作ってくれたことを「でかした!さすがV6!」と思って感謝している。

 

ぷしゅしゅ母さんの暮らす実家から遠方に住んでいるため、会う機会は少ないが、長男らしく親のことを気にかけてくれ、ぷしゅしゅ母さんにこまめに電話している(ラインでもメールでもなく電話)

 

すぐ下の弟である次男・嵐とは年が近いためか、兄弟らしく仲がいいが、三男のジャンプ、四男のセクゾ、五男のウエストとは年が離れているため、兄ではなく親のような目線でかわいがっている。てか、弟たちのことは全員かわいい。

嵐に対しては兄貴のようにふるまうが、三男以降は親のようにふるまう。

典型的な親バカであるぷしゅしゅ母さんにかわり、兄弟を実質的に育てたと言っても過言ではない。

V6に対してぷしゅしゅ母さんはもういい意味で何も考えておらず、「V6に任せれば安心よね」とばかりに全面的に信頼しきっている。

 

 

  

次男 嵐

30代前半のバリバリのサラリーマン。今は彼女と過ごすよりも仕事をするのが楽しいらしく、また彼女と過ごすよりも友達と過ごす、兄であるV6と過ごす方が楽しいらしく、結婚の予感は今のところなし。実家に住んでいる。

ぷしゅしゅ母さんはそんな次男に対し、そろそろ結婚してもいいのでは、彼女を待たせるのも悪いのではと思いつつも、結婚されたらさみしいかなというなかなかめんどくさい心情でいる。

 

三男以降とは年が離れているため、接する時は必要以上に子ども扱いしてしまいがち。すべては弟たちがかわいい一心。そして弟たちも、その扱いにまんざらではない。

 

唯一の兄であるV6に対しては全幅の信頼を寄せており、結婚して実家を出た今もしょっちゅう連絡を取っており、また、兄の子どもを自分の子どものようにかわいがり倒している。これが自分の婚期が遅れている大きな要因の1つだとかそうじゃないとか。

 

ぷしゅしゅ母さん的には基本的に信頼しており、もう口を出すことはないというスタンスなものの、時たま覗かせるナイーブな一面が心配になることがあり、注意してみておかなければならないなと思わせることがある。

 

  

 

三男 Hey!Say!JUMP

20代前半の新米社会人。ようやく最近、仕事のやり方、楽しみがつかめてきて仕事が楽しくなってきた。実家に住んでいる。

まだ大人の落ち着きというよりは若さが先に出る年ごろで、友達とわいわいやるのが楽しい。一方、彼女も作りたいとは思うものの、その美しい顔をもってしてもなかなか声がかけられない、女性の扱い方がいまいちわからないので鋭意勉強中。彼女ができても、兄たちと遊ぶ(特に次男)、友達と過ごす方を優先してしまいがちで、せっかくできた彼女にわりとすぐに振られてしまいがちなのが悩み。

 

長男、次男とは年が離れているために、かわいがられがちだが、表面上はわかりにくい態度だが内心まんざらでもない(2回目)。てか、うれしいし、むしろ大好き。

社会人デビューしてからの仕事の厳しさ、楽しみをつかみだしたこの頃は、今まで以上に一層、兄たちへの尊敬の念が増している。

 

ぷしゅしゅ母さん的には、ゆとり教育世代の子であるため、日常生活でいわゆる「ゆとり」を感じ、心配になることも多いが、三男が悪いわけじゃないし、それも三男の魅力の一つかなとも思っている(すぐ甘やかす)。

  

 

 

四男 Sexy Zone

五男のジャニーズWESTと双子で兄。弟のウエストと同じ大学に通う(文学部)大学生で、実家に住んでいる。

弟のウエストとは対照的にわりと静かな性格(というよりウエストが騒がしい)

どこで覚えてきたのか、兄弟の中で1番英語が堪能。英語だけじゃなくドイツ語や中国語も話せちゃう(謎)

大学に入ってからカフェでのバイトを始め、お金を稼ぐことの厳しさを身をもって実感している。バイト先のカフェはその静かで落ち着いたカフェのコンセプトの割には若い女子が多く、いつもなんやかんやでお客さんが多いが、その一因は自分の顔の美しさだということにはまったく気が付いていない。「なんでうちのカフェはこんな目立たないところにあるのに、いつもこんなに忙しいのかな~。それともどこのカフェもこんなもんなのかな~。マスターの淹れるカフェラテがおいしいからかな~、それともシフォンケーキかな~(つくづく自分が看板店員ということには考えが及ばない)

そのくせ、もはや無意識レベルで発しちゃう言葉の数々が女子的に神対応

 

年が離れている1番目の兄と2番目の兄からは、弟ではなく子どものような扱いを受けるが、反応は少ないものの、うれしく思っている。むしろ、兄たちのような大人の男になりたいとすらひそかに思っている(特に嵐)

 

ぷしゅしゅ母さん的には、弟であるウエストの騒がしさの陰に隠れてしまいがちなので気を付けてみておかないといけない子であるが、大学生になってからしっかりし始めたので、ぷしゅしゅ母さんも安心し始めている。

また、年代的にゆとり世代かどうか微妙なところではあるが、三男の影響かどうか今のところ、ゆとり世代の片鱗が隠しきれない。

 

 

 

  

五男 ジャニーズWEST

5人兄弟の末っ子で、四男のセクゾと双子で弟のほう。セクゾと同じ大学に通い(経済学部)、実家に住んでいる。

 

5人兄弟の中で一体どこで覚えてきたのか、唯一関西弁をしゃべるが(謎)、彼のキャラにあっているのでみんな受け流している。最近、兄たちがしゃべる標準語も鋭意勉強中。

その騒がしい、積極的に笑いを取りに行く、愛されるべき天性の末っ子キャラの性格で、兄たちから可愛がられまくっている。本人もかわいがられまくる立ち位置は性にあっているらしく、その立ち位置の恩恵を存分に受けている。

「兄ちゃん、大好き!」とばかりに愛情表現がストレートなので、それも兄たちから愛されるゆえん(特にV6、嵐)である。

 

大学に入ってからはまたもやその性格を生かして居酒屋でバイト中。ノリがいいので、お客さんとすぐに仲良くなりがち。何人かの常連のおっちゃんは、何軒かの居酒屋で迷った時は「ウエストくんがいるから!」とウエストのいる居酒屋に決めることが多いので、固定客がついているといっても過言ではない

もちろんその顔の美しさから、女子向けの居酒屋ではないのに彼目当てに来る女子も多く、やったらめったらウエストのいる居酒屋で合コンしたがるが、合コンの本当のお目当てはウエストだという女子が多い。エストは天然なのかあほなのか、そのことには今のところ気づいていない。

居酒屋のバイトなので、夜になると店先に出て呼び込みをするが、彼が出るとお客さんを呼び込んでくるどころか、ウエスト目当ての人だかりができて(主に女子)歩道をふさぐ勢いなので、店が警察に注意されたことがあり、それ以来看板店員のはずなのに、呼び込み業務を免除されている。警察に注意された時も、その持ち前の性格でなぜか警察のお兄さんと若干仲良くなっている。時には顔見知りの警察のお兄さんが飲みに来るレベル。

働くことは大変だけど、それ以上に楽しく、将来就活する時も職種は決めていないものの「楽しい仕事」がしたいと思っている。

 

ぷしゅしゅ母さん的には、典型的な末っ子タイプでそろそろ大人にならないととも思うが、子ども達全員が自分のもとから巣立っていくのが寂しいので、彼くらいはまだ子どもっぽくてもいいかと思っている(ダメ親) 

双子の兄であるセクゾと同様、ゆとり世代かどうか怪しいところではあるが、ぷしゅしゅ母さんは、末っ子だしかわいいし別にいいかと思っている(またもやすぐ甘やかす)。

 

 

 

~※この人物設定は実在の人物とは一切関係ありません。~

登場人物設定だけでも、書いてみたらなんか夢小説の出だしみたいになりましたね。

思いのほか考えるのが楽しくて、特にウエストのターンなんか、モデルになるメンバーが7人もいるはずなのに桐山氏の顔ばっかり出てきたので、五男は桐山氏です。私の中で桐山氏が一般人の大学生だったらっていうイメージがありすぎなのか、次から次にイメージ湧いてきてちょっと熱量高めになりました。

 

 

 

最後にこれだけは言わせてください。

私がこの記事を今日アップした意味がわかりますか、わかってもらえますか(迫真)

 

明日4月10日は、小瀧氏がさわやかイケメン体育会系ナースとして出演する新水曜ドラマ「白衣の戦士!」の初回放送日ですね!主題歌はジャニーズWEST「アメノチハレ」ですね!!(強調)

そして井ノ原氏主演の「特捜9season2」の初回放送日でもありますね!主題歌はV6で、タイトルからして激エモの「ある日願いが叶ったんだ」ですね!!(これも強調)

もうこれは21時「特捜9」→22時「白衣の戦士!」と2時間ぶっつづけで観るしかないやつですね!ステマ

 

 

 

・・・あなたが小瀧氏及びジャニーズWEST、井ノ原氏及びV6のことが気になりだして、いつのまにかジャス民、Vクラになる日も近いかもしれない・・・(最後に急な怪談調)

 

 

幸せなため息をつきたい 2019Winter

私は映画が好きです。

映画を観ることが好きです。

 

わたしは現在、地元の山口を離れて大学生をしています。

今住んでいるところは、地元よりも都会です。

 

地元には小学生くらいまでは小さな映画館があったものの、今はもうありません。

なので、映画を観ようと思ったら、隣の県まで行くか、DVDが発売されるのを待つしかないのです。

 

でも私は、映画館が好きで、映画館で映画を観たいです。

今住んでいるところは、ちょっと足を伸ばせば映画館がたくさんあります。

素晴らしい環境です。

大学生になってから、貪るように、ちょっと人に言えないペースで映画を観てきました。

 

ということで、映画を観たそのままの私の感想を記録したいなと思います。

めちゃくちゃネタバレあると思うので、これから観たいという方はお気をつけくださいね。

自分で書いた後に振り返ってみると、自分でも引くほどネタバレあるなと思ったので・・・なにとぞ・・・。

  

 

 

「チワワちゃん」

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なんか違う……。私が勝手に思ってただけだけど、なんか違う……。

 

このお話は、チワワちゃんってあだ名の女の子がバラバラ遺体で見つかるんですけど、そうなるまで、チワワちゃんとよくつるんでた子たちは、チワワちゃんがいったい何者なのかとかもっと言えば本名すら知らなかったんですよね。で、主演の門脇麦ちゃんが、亡くなってしまったチワワちゃんについて知りたいということで、自分含め、よくチワワちゃんとつるんでた仲間に「いったい、チワワちゃんとは何者だったのか?」を聞いていくみたいなお話でした。

 

私は勝手に、チワワちゃんには誰もが驚きの過去があるとか、殺された理由はこうだとかいう、ミステリー的な要素を期待してたんですよ。これがあかんかったですね。

チワワちゃんが「なぜ殺されたのか」ということは、特にはっきり明かされなかったし、よくつるんでた仲間の誰に聞いても「それぞれにバラバラのチワワちゃん像」が返って来て、最後まで「チワワちゃん」という人間がわかることはなかった感じでした。

 

そして何といっても成田凌氏……。控えめに言ってクズでした(役柄が)。

チワワちゃんと付き合ってた彼氏役でした。

 

もう目に焼き付いて離れないのが、主演の門脇麦ちゃんを襲うシーン。

そういうことにまだまだ免疫のないぷしゅしゅには刺激強すぎでした……。

 

私、成田凌氏の役で好きなのは「人は見た目が100パーセント」の榊さんなんですよ。中盤までめっちゃ好きだった。性格もファッションもドンピシャで、私の敬愛する美玲さん(桐谷美玲さん)と付き合いだしてだんだんクズが露呈していくまで、めちゃくちゃ好きだった。大学の友達に共感されなくても、一人で「榊さんしんどい」って言ってた。

榊さんも最終的にはなかなかのクズでしたけど、今回はよりクズでした。

なんなんだろうね、成田凌氏はクズが似合うのか?クズが似合うって何?失礼じゃね?不名誉じゃね?

 

 

「劇場版ダーウィンが来た! アフリカ新伝説」

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私、意外かもしれないですけど(?)、こういう感じの動物ドキュメンタリー、好きです。

去年は「アース アメイジング・デイ」観に行きましたし。

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結論から言ってしまうと、私的にはアースのほうが好きでしたけど、これもこれで面白かったです(誰)

アースは内容や構成が私好みだったこともあるけど、佐々木蔵之介氏のイケボがナレーションだったこともデカかったと思う。

ダーウィンが来た!の葵わかな氏のナレーションが悪かったということでは決してないけれども(ますます誰)

 

この映画は、主に3つのパートに分かれていて、群れを追われた若きオスライオンが自分の群れ、縄張りをつくっていくパート、親を失い、更には片腕も失ってしまった赤ちゃんゴリラを、ゴリラの群れが優しく迎えてくれて一緒に暮らしていく過程を追ったパート、オスライオンがおらず、母ライオンとその子どもたちでなんとか厳しいサバンナを生き抜いていく過程を追ったパートという3部構成でした。

私は今何故か、自分の中でゴリラがアツいので(?)、ゴリラのパートが面白かったです。

 

ゴリラってかっこよくないですか?あの筋骨隆々な感じ。

私の肌感的に結構メジャーな動物というか、知名度のある動物だと思うんですけど、実はね(多分)絶滅危惧種だったりするんですよ、知ってました?(誰)

ゴリラの群れのリーダーのことを「シルバーバック」って言うんですけど、なんでシルバーバックって言うかって言うと、群れの長になると自然と背中の毛が白っぽいような銀っぽいような色に変化するそうです。これが一番好き。自然と毛の色が変化するってすごくね?自然の神秘(?)を感じますわ。

しかも、ゴリラは顔に似合わず?草食なのに、なぜあんなに筋骨隆々なのかというと、ゴリラの体内には特殊なアミノ酸?があり、草を食べてもそれが筋肉になるような体のつくりしてるそうです。

・・・なんで?別に私はゴリラになりたいとか思ってるわけじゃないけど、シンプルに不思議。ボディビルダーや筋肉が欲しい人は、きっとこのゴリラの体質をうらやましがるに違いない。 

 

こういう動物ドキュメンタリーものを見ると、つくづく「世界は広いな」ということを実感するな。

いや、そもそも「世界は狭いな」とは思っていないけども、日頃生きていて接することのない動物たち、名前すら聞いたことのない動物たちを映画によって知ることで、この地球は人間が支配しているようで、もしかしたら実はそんなことはなくて、人間も数多の動物のうちの一種に過ぎないんだなぁとか思います(私の立場)

 

動物ドキュメンタリーものは私の感覚的には、若い人があまりに好む感じではないと思うんですが、私みたいに?刺さる人にはとことん刺さるジャンルなんでしょうね、きっと。

 

 

「ワイルド•ストーム」

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もう観てから2か月以上経ってる今となっては(おい)、あんまり詳しく覚えてないんですけど、それでもなんとか覚えてることとしては、主役の気象学者ウィルとヒロインのケーシーが完全なる恋をにおわせないまでも、これから確実にイイ感じの関係になるだろうということを予感させて終わりました。台風対応一辺倒で終わらなかったのがよかった。私、そういうのスキ。

 

ウィルとその兄(名前忘れた)は、まだ幼いころに、めちゃくちゃ大きなハリケーンに襲われて、それによってお父さんを亡くしてるんですね。その経験から、特に弟のウィルは、お父さんを奪ったハリケーンをどうにかしたい、もう2度とハリケーンで亡くなる人が出ないようにしたいみたいな思いで、気象学者になります。

お兄ちゃんの仕事は何だったかな、実はめっちゃ凄腕なんだけど、普段はそれを隠して生きてるエンジニアだったかな?(おい)

その凄腕が、この映画の中では結構活躍したりするんですけどね(すべてがうろ覚え)

 

この話の筋は、アメリカに史上最大、かつてないほどの大きさのハリケーンが来るってのに便乗して、めちゃめちゃ大金を強奪しようって考える、頭がいいんだか悪いんだかよくわかんない集団がいて、それをウィルたち兄弟と、お金が盗まれる施設の職員であるケーシーが力合わせてやっつけよう、痛い目見せようみたいな感じでした。

 

このね、強盗集団のボスがとことん悪役だったのも良かった。

最初はいい人だったような気がするんですけど(なんせ2ヶ月経ってるのであまり覚えていない)、そこから「実は悪者でした〜」っていう変わり身が早い&悪者っぷりが清々しいまでに悪者なのが、ある意味最高でした。

そんなボスは最後、ハリケーンからすんでのところで逃げられず、ハリケーンを利用するはずが最終的にはハリケーンにやられたという、こっちは思いっきり「ざまあみろ!!」って言える最後でした。

 

YouTubeで予告を観て、その下のコメント欄に「監督がロブ・コーエンというだけで安心」とか「安心安全のロブ・コーエン」とかいうコメントがたくさんあって、私、ロブ・コーエン監督のことを知らなかったんですけど、この映画を観て「なるほど、安心安全のロブ・コーエンやわ」と急激な信頼を寄せるようになりました。次回作も期待したい(変わり身の早さ)

 

なんか、私の中で勝手にですけど、昨年公開の映画「ジオ・ストーム」姉妹作感ある。

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あれはめちゃめちゃ面白かった。期待してなかったぶん、余計におもしろかった。ストーリーのテンポが良くて、目が話せなかったし、飽きなかった。

観てない方はぜひ。きっと損はさせない(自信)

 

 

 

「マスカレードホテル」

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正しいエンターテインメントを観ましたって感じでした。

なんだろう、木村拓哉×長澤まさみという布陣だけでも十分豪華なのに、そこにさらに豪華な俳優陣が出てくる。しかもその豪華俳優陣たちはそんなに扱いは大きくなく、誤解を恐れずに言えばモブ役みたいな扱いでもある。でも、確実に重要な役たち。

 

この映画は大々的に宣伝されてたから、きっと観てない方でもなんとなくのあらすじはご存知かなと思いますが、めっちゃざっくり言うと、都内で起きてる連続殺人事の次の犯行予告現場として、長澤まさみ氏が働いてるホテルが指名されたんですね。その事件を今度こそ未然に防ごうってことで、キムタク氏演じる刑事が、ホテルマンとして潜入捜査する。でも根っからの刑事だから、なかなかホテルマンとしてお客様に接することができなくて、教育係であり、ホテルマンとして誇りを持ってる長澤まさみ氏に目の敵にされるけど、お互いにともに時間を過ごしたりホテルで起こる事件解決したりするうちにお互いに「そんなに悪いやつじゃねぇな」みたいな気持ちになりだすという。

最終的には警察側とホテル側の双方の協力のもと、ホテルが犯行予告現場として指名された連続殺人事件をなんとか未然に防ぐことができ、刑事に戻ったキムタク氏とそのままホテルマンとして働き続ける長澤まさみ氏が、これからちょっといい感じになるのを予感させつつ終わりました。

 

今この感想書いてるのが3月末なんですけど(おい)、観終わってから2か月近くたった今で強烈に残ってるキャラクターが生瀬勝久氏と菜々緒氏。

この2人の役どころとか書くと長々となるので割愛しますが、この2人が結局はどんな目的でこのホテルに来ましたよっていうのがネタばらしされた時は、純粋にびっくりした。そういう理由で来たのかよ!?キムタク氏とそういうつながりかよ!?見事に話をかき回してくれたなって感じ。

 

あと、久々に松たか子氏の演技を観たけど、決して登場シーンが多かったわけじゃないのに、なんか存在感がすごかった。ここでネタバレしてしまえば、松たか子氏が犯人なんですけど、なぜこんな事件を起こしたのかの理由がまた切なく、この事件を成功させるために仕掛けたトリックがまた手が込んでました。長澤まさみ氏への恨みが原因だったんですけど、その手の込みようにシンプルに執念を感じました。

 

 

 

「十二人の死にたい子どもたち」

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………あまり面白くなかった印象。

予告でリアルタイム型密室ゲーム!みたいなこと言われてて、こっちはそれなりに期待してたんですけど、私がリアルタイム型密室ゲームを未体験だからかなんなのか「これがリアルタイム型密室ゲームなのか………?」って感じがしました。

 

トリックはそれなりに手が込んでて面白かったと思うんですけど、私的にやっぱり「十二人の死にたい子どもたち」なわけだから、最後は死んでほしいわけですよ、いつもはバットエンドは嫌いだけど、これは「十二人の死にたい子どもたちが死んでこそ、正しい終わり方」だったと思うんですよね。

 

……最後は結局、誰も死なんて。思わず方言が出るほどにびっくり。嘘だろそんなの。そんなハッピーエンドはこっちは求めてなかった。

我が妹(19歳)も言ってました、「死んでこそなんぼやろ」って(なかなか日常生活で聞かない発言)

 

映画のコマーシャルでも言われてた、十二人のはずが実は十三人いる、じゃあこれは誰だ?誰が殺したんだ?みたいなところで、実はその十三人目は死んでなくて寝てるだけでした〜!ってのが1番拍子抜けでした。

 

あれかな、今をときめく若手俳優が揃ってたってのに釣られたところあるかもな。新田真剣佑氏、橋本環奈氏、高杉真宙氏、杉咲花氏、我が北村匠海(我が)吉川愛氏的な。

 

あれ、私、自分が感じてた以上にこの映画が面白くなかったのかな、こんなにボロクソ言うつもり無かったのにな。

もちろん、この作品に限らず、すべての映画においてたくさんの人が趣向を凝らして一生懸命作ったってのは十二分にわかってるつもりだし、私なんかが私なりの批評はできても、作る過程になったらまるでポンコツなんでしょうけどね。ぷしゅしゅに響かなかったというだけだな、きっと。

 

 

 

「サイバー•ミッション」

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人類のキセキ・山P氏が美しかった。

それに尽きる。逆にそれ以外あんまりない。

 

私の勝手な想定では、ホワイトハッカーとよばれる主人公・ハオミンがめちゃめちゃすごいハッキングテクニックをもってて、それを惜しげもなくこの映画の中で詳細に見られるんだと思ってました。ハッキングテクニックを見せられたところできっと1つも理解できないだろうが、でもハッキングがこの映画の軸なだけあるから、そうだと思ってた。

 

・・・あまりハッキングテクニックは披露されなかった気が。ハッキング駆使しまくって悪事を成敗するってよりも、ハッキングはあくまでも手段であって、悪事を成敗するよ!って話だったように思います。

「ホワイトハッカーVSブラックハッカー」なんて銘打たれてるからさ、こっちはハッキングテクニックに次ぐハッキングテクニックを期待していた分、ちょっとがっかりというか、拍子抜けというか。でも、すべては人類のキセキ・山P氏の美しさで帳消しにできる(ちょろいジャニオタ)

 

この映画に萌える要素は一つも期待していなかったが、その分、ハオミンのハッキングテクニックを使って自分たちのやりたいことをするためにハオミンに近づくというか、ハオミンを利用する立場の、ゼブラとその相方ス―・イーが恋仲だったことには地味に萌えました。ハッキングのシーンが意外と少なかった&素人目にはわかりにくかった分、こういうわかりやすく人の目を引くようなラブシーン(ラブシーンとまではいかないかもしれないが)がちょこちょこあったので、なんとか飽きずに最後まで観られたと思います。

 

山P氏はこの映画が中国映画ということで、中国語と英語を披露してたんですけど、私の想像よりもずっと発音が流暢でびっくりしました。

山P氏が英語に力を入れているというか、結構英語しゃべれるジャニーズってのは知ってたんですけど、ここまでとは思ってなかった。

しかも、母国語じゃない言語を流暢に話せるようになるだけでもきっと大変だろうに、それをあくまでも手段として、その上のもうひと段階としての演技をするってシンプルにめっちゃすごくないですか??山P氏、改めてすごいな。彼の魅力はやはり最初に、その美しいお顔が来ると思うが、もう少し踏み込んでみたらこんなインテリジェンスな一面もあるなんて・・・、あかん、彼の沼は深いかもしれない。

 

2018年2月公開の「空海ーKUKAIー美しき王妃の謎」以来に中国映画を観たと思うんですけど、それにしても中国映画は、配給会社がめちゃめちゃ多いな!?

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映画が始まる前に、この映画に配給した会社が順番に紹介されるじゃないですか。私は普段は大して気にしていないんですけど、たいてい3つか4つくらいだと思うんですよね。

数えてはいないが、「サイバー・ミッション」においては20くらいはあったんじゃないかと思われますよ、いやほんとに。配給会社の紹介が長すぎて、そこでいらいらしましたからね。いや、お金が出してくれるとこがないと映画は作れないってのはわかるんですけど、それにしても出資元多くね?なに、これは中国映画においては普通のことなの??

 

 

 

「人生フルーツ」

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最高だった。観てよかった。これは封切られたのは随分前で私自身1年半ぐらい気になってたんですが、観る機会を逃しまくりでのらりくらりとやってました。そんなところに大学近くのミニシアターで再上映をするってことで、飛んでいきました。

映画の内容が、津端修平さんという建築家、元大学教授の方とその奥さんの英子さんの日々を描くって感じだからか、年配のお客さんが多かったです。

このお二人のように自分で野菜も果物もできる限り作って(野菜70種、果物50種)、それだけでもすごいのに自家製ベーコン作ったり、お二人ともご高齢なのに(90歳と87歳)、餅つきしたりとかなんか私にとって憧れの老後の一つだなと思いました。

 

このお二人は愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの中に300坪の土地を持って家を建てて庭で畑をしてっていうのをもう40年続けてらっしゃるんですよ。

そうした理由っていうのが修平さんが会社員時代にまさに高蔵寺ニュータウンの開発に携わってたことから来てて、そこであんまり自分の思うような、環境に配慮した開発計画ができなくてっていう後悔みたいなところから来てるんですよ。

それで、買った土地の裏山にどんぐりを植えて植樹したり、化学肥料を使わずに堆肥とかで畑を耕したりっていうので、お孫さん(大学生)はじめ、後世に「よい土地」を残したいっていう考えがあります。

 

他にも、英子さんがめちゃくちゃ修平さんを立てるタイプの奥さんで、修平さんの身の回りのことはほとんど全てやってあげるけど、でもそれが決して嫌なわけではないし、修平さんもそれにふんぞり返ってるわけではなく、むしろ英子さんのことを「僕にとって最高のガールフレンド(ニュアンス)」っておっしゃってて、私が将来誰かとそうなりたいかってのはまた別の話として、そんなのいいなぁって。年をとっても僕にとって最高のガールフレンドとか言われたい。そんな旦那を捕まえたい。

 

で、二人が作る野菜とか果物とか、英子さんが作るお料理とかがいちいち美味しそうなんですよね。栗とか柿とかじゃがいもとか、もう趣味の範疇超えて、農家としての仕事じゃんってくらい穫れるの、家庭菜園で。

英子さんが、絵本で出てくるような直径30センチはあろうかってくらいの焼きプリンとかガトーショコラとか作られるんですよ。私は一人で心の中で「うわぁ〜〜、美味しそう〜〜!!」って騒いでるんですけど、周りのお客さんは普通に「うわぁ〜〜」ってそのたびに小さな歓声あげてました。

 

丁寧に生きるってこういうことなのかなって一つのモデルを示してもらったような映画でした。久々に刺さるというか、面白いというか、観てよかったドキュメンタリー映画でした。

 

 

 

「七つの会議」

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よかった。なんか正しい、王道の企業エンターテイメントを観た気がした。去年公開された、同じ原作者の池井戸潤さん、TOKIOの長瀬くん主演の「空飛ぶタイヤ」も観たんですが、ぶっちゃけこっちのほうが面白かった気がする。

でも、私、狂言師として野村萬斎氏については全く知らないけど、今回の映画は現代劇なのにやっぱりどことなく狂言師味を感じた……。喋り方とか笑い方とか。

 

最初から語りで終始ナレーター的な、物語の進行役を務めるミッチー(及川光博氏)が結局は悪者か?とか思ってたんですけど、ミッチーは最後までいい人だった。いい人過ぎてあれだったけど。

あと、私は詳しくなかったけど、ミッチーの相棒的なポジションだった松本あきさんが存在感あった。決して目立たないけど、物語が進む上で明らかに重要な役割だった。

 

最後の最後でこの映画はどういうカラクリというか、こういう話でしたよみたいなことがすべてわかるんですけど「こいつが黒幕か!」と思えば「え?あいつの上にはこいつがいたの?」とか「え?さらにこいつも?」みたいな複雑な人間関係というか権力争い、出世争いがあって、ベタな感じはありつつも面白かったです。

 

最後のエンドロールで、映画の出演者やその後どういう感じになりましたってのが知れたのもスッキリしました。自分で風呂敷広げて自分で畳んでくれた感じ。

 

 

 

「メリー・ポピンズ リターンズ」

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ディズニーでした、ディズニーでしたね。

途中で実写とアニメが混ざるんですけど、それが違和感ないあたり、ディズニーだなって(語彙力)

私としては観に行くモチベーションとしては、主役のメリー・ポピンズ(エミリー•ブラント氏)に金を払ったつもりだったんですけど、映画を観てみたらジョン、アナベル、ジョージ三兄弟がかわいすぎた。君たちのために金を払ったと言っても過言ではない。ジョンとアナベルが双子ってのも地味に推せる。

 

この映画はところどころミュージカルが出てきて、出演者が歌うんですけど、そこにはあまり魅力を感じなかった。歌自体が私にあまり刺さらなかったのかも……?同じミュージカルなら「ラ・ラ・ランド」のほうがまだ引き込まれた気が。

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途中で歌も何もなく、ただ点灯夫のみんながダンスしてるだけってシーンがあったんですけど、あれはマジでよくわからなかった。「これはいったいなんのシーンですか?」みたいな。

 

実は七つの会議とメリー・ポピンズ リターンズを同じ日に観たんですけど(七つの会議→メリー・ポピンズ リターンズ)、七つの会議では最後まで結局、一番の権力者は自分の保身はしっかりしてて、顧客のことはあんまり考えてないって感じだったんですけど、メリー・ポピンズ リターンズでは銀行のお偉いさんが最後で急に出てきて、急に顧客思いなところ見せてくれて助けてくれました。同じ日に観た作品での落差がひどい。

 

最後のシーンはパパが無事に銀行のローンを返せて家も取られずに済んで、家族みんなで春祭りに行くシーンだったんですけど、あのシーン、めっちゃかわいかった。みんなが来てる服も、春祭りの会場も何もかも、カラーリングが「春!」って感じで多分映画の中で一番萌えたシーン。

 

 

 

 

「アクアマン」

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父と観に行きました。

私、こういうのは父と観に行きたいんですよ。これまでも「キングコング 髑髏島の巨神」とか「エイリアン:コヴェナント」とかも父と観に行きました。

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なんだろ、これは完全に私の主観ですけど、感動とかときめきを得るような映画ではなく、スカッとするとかスリルを味わうことが第一にありそうな映画は、父と観に行きたいんですわ。

仕事がめちゃくちゃ忙しい父と、大学生で地味にいろいろ忙しい私が、私の方から誘って(ここ重要、父の方から誘ってくれることはほぼ無い)、なんとか予定を合わせて出かけるという、一種のデートというか親孝行的なものでもありますね。

(父がお金を持ってくれるのがありがたいという面もおおいにありますけども・・・。大きな声では言えないですけども・・・。きっと父も喜んでくれてるはず、そう信じたい)

 

なんか展開がいろいろ急でした。

最初は主人公のアーサー(半海底人、ママが海底国のアトランティスの女王・アトランナ、パパが人間で灯台守)と、その異父弟のオーム(アトランナが海底国に連れ戻された後に政略結婚して生まれた、純粋な海底人)の間での、海底国・アトランティスの次の王の座を争っての熾烈な攻防があるわけですよ。

アーサーとしては最初は、海底国と自分は無関係だからって言って関わろうとはしないんですけど、自分はアトランナの長男で正式な王位継承者だし、オームが海底国の支配を広げようと地上へ攻め込もうとしてるのを知って、これをどうにかするという名目で海底国に行くわけです。

そして、テンプレぐらいテンプレみたいな、王座を争っての決闘をするわけです。

そして、オームとの戦いにアーサーが負けそうになると、オームの許嫁で、実はオームのやり方に不満を持っていたメラがアーサーの味方として、すんでのところで助け出します。

ここまではいい。話の流れ的に自然だし、うなずける。

 

 

ここで、メラとアーサー、なぜかサハラ砂漠に行きます。

???

 

なんだっけ、細かいストーリーは忘れちゃったけども、びっくりした。

そりゃね、半海底人で人間の血を半分ひいてるアーサーは地上で呼吸できるし、王族であるメラも、海底人でありながらも地上でも呼吸できるって設定だけど、急に海底からサハラ砂漠行くんだっていう。真逆だね?って。

真逆を狙ったのかもしれないけど、急すぎてちょっとびっくりした。

 

そして、サハラ砂漠で用が済んだら、そのあとはイタリアのシチリアに行きます。

ここも急。

詳しく説明すると長くなるんで割愛しますけど、ここらへんですごい、「トゥーム・レイダー」とかインディ・ジョーンズを感じました。世界各地を駆け巡るアトラクション感のあるサバイバルがすごい。

 

主役のアーサーを演じたジェイソン・モモアがめちゃくちゃかっこいい。もっと端的に言うと、イイ体をしていた(素直)。

マッチョという言葉では表せないくらい、無人島に行っても、ジェイソン・モモアがいれば何とかなりそうだなという根拠のない安心感を覚えました。

無人島に連れていきたいアイドル第1位のTOKIOを1人で兼ね備えてるのかな??

 

普段私は、テレビの中とかリアルとか問わず、基本的にロン毛の男性はあまり好きではないんですが、このロン毛のジェイソン・モモア(=アーサー)は推せる。アーサーという役のせいかもしれないけど、このロン毛は好きだった。あのマッチョという言葉では言い表せない体で、しかもロン毛だったから、うまいことマッチョが目立ち過ぎなかったのかも。いや、それにしてもイイ体をしていた

 

トレンチとかいう、海底人の一種で、ミイラのような、前述の「エイリアン:コヴェナント」のようなモンスター的な見た目のやつが出てくるんですけど、怖すぎてびっくりした。

それまで出てきた海底人が、いろいろ種類はあれど、どれも人間、もしくは人間に近い形をしてたからあんまり違和感を感じなかったけど、もともと地上にあったアトランティスが海底に沈んでから、海底人がそれぞれ独自に進化したって言っても、これは独自に進化しすぎってぐらい、人間の面影を残してなかった。

出てくる感じも、急に出てくるからめっちゃびっくりする。驚かすなよ。

最初にトレンチが出てきたときに、私がびっくりしすぎて「ビクゥッ!!!」って思わず体が動いたから、横にいた父も、そんな私にびっくりしたことでしょう。父さん、ごめん・・・。

 

あと、冒頭の冒頭で、アーサーが超人的な力を使って、海賊に乗っ取られた潜水艦を救うんですけど、そこで父子海賊のうち、父のほうだけ死んでしまって、子の方は父の犠牲によって生き残り、父を殺された復讐として、いつかアクアマン=アーサーを殺すっていうのを目標にする人がいます。

オームは、そういう、アーサーに対して、自分と同じく敵対心をもつ地上人がいることを知り、自分の、アーサーぶちのめし計画に利用しようとします。そこで、アトランティスで開発した、めっちゃ最新のボディスーツみたいなのをあげます。

で、そいつはそれを着てアーサーに対して喧嘩を吹っ掛ける(ここで構ってる暇はないので、もちろんぼこぼこにやられる)んですが、そのボディスーツを着た感じが、完全に初期の仮面ライダー

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↑触角がなくて、もっと目の赤い部分が大きい感じ。

え?このスーツは初期の仮面ライダーにインスピレーションを受けまくったのかな??ってくらい、初期の仮面ライダー

初期の仮面ライダーを知ってる世代ではもちろんないけども、そんな私でも、心の中での第一声がこれでした。これはぜひ、この映画を観た人全員にアンケートをとりたい。

 かなりの確率で賛同が得られると思う。

 

 

 

「アバウト・レイ 16歳の決断」

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これも本来の公開期間には見逃したので、ミニシアターで観てきました。

 

いい映画でした。テーマがテーマだけに眠くなっちゃうかなとか思ったよりも面白くなかったらどうしようと思ってましたが、杞憂でした。

デリケートなテーマだったけど、テンポが良くてすんなり観れたし、でも考えさせられもしました。

 

設定としては、まず主人公のラモーナ(=レイ)は、ラモーナという女の子として生まれたんですけど、4歳くらいから自分は男の子として生きていきたいと思うようになります。心と体の性が一致しないという、トランスジェンダーですね。

そしてだんだんその思いが抑えきれなくなってきて、より男性に近づくために、男性ホルモンを体に注射する治療というかなんというかをしようとします。

そのことはママも知ってて、そんなラモーナ(男の子名はレイ)のことをできる限り理解したいと思ってるし、レイがそうしたいならということで、男性ホルモン治療の同意書の保護者欄に署名しようとします(レイは16歳で成年ではないので、保護者の同意がいる)。しようとします。

 

ここが日本ではあまりないかなと思ったんですが、この治療をするためには、父親と母親の双方の同意がいるんですね。日本では何かの書類で親の同意がいるってときも、双方じゃなかったりするから、ちょっとびっくりした。それとも、こういう性転換みたいななかなか大きい決断の時には、日本でも未成年なら、両親双方の同意がいるのかしら。

 

で、ここが問題です。レイには赤ちゃんの頃からパパがいません。出生届にはパパである人物の名前がありますが、会ったこともない。でも、治療をするにはパパの同意がいる。もうこうなったらパパのもとを訪ねて、同意書にサインしてもらうしかない。

 

あっさりパパは見つかるんですけど、娘として認識していたラモーナが、レイという男の子になりたがっているということを理解できない、受け入れられない。だから考える時間をくれみたいな感じでサインを拒否します。

私はここまで、あっさり「レイ」を受け入れていたママのおかげで、レイのことを「あー。そーなんだー。そういう人もいるよなー。」くらいに受け止めていたんですけど、ここでようやく「あ、そうか。一般的にはパパの反応が普通か。」と思いいたりました。

ここで、別れたカップルとはいえど、パパに新しい家族があったからといえど、会いに行ったママとパパがめちゃくちゃケンカするんですよ。確かに、別れたぐらいだから嫌い同士なんだろうけど、そんなに激高する??みたいな。

 

で、なんでママとパパがそんなに激高しあったかっていうと、ママとパパがまだ付き合ってた時代の頃、ママがパパの弟に手を出しちゃったんですね。それがパパにばれちゃったと。そしてできた子ども(=レイ)はどっちの子かわからないと。

そりゃ、あんなに激高しますわ。私はここまでママが、娘を息子にしてあげるために奔走する、いい母親みたいに見えてたので、急なママの過去の過ちにびっくり。別れた理由はてっきりパパかと思ってたから、別れた原因は実はママかよっていうね。

 

最終的には、パパが「レイのために向き合いたい、理解したい」と言ってくれて、同意書にサインしてくれ、レイは治療を受けられることになります。さらに、レイは、これまで知らなかったパパのこと、パパの弟のこと、パパの新しい家族のことも知りたいって言って、最後のシーンで、みんなで日本食レストランで食事します。

こんなに丸く収まるかと思わなかった。よかったね、レイ。

 

 

私、この映画で欠かせない存在だったと思うのが、レイのおばあちゃんカップです。おばあちゃんは同性愛者で、女性のパートナーがいます。1度は同性愛者のフリをして、レイのママを産んだんですが、やっぱり自分は同性愛者だ、みたいな。

で、おばあちゃんは、最初は孫娘が孫息子になろうとしてることを受け入れられず、「どうしてそんなことをする必要があるのか?」みたいな感じです。

で、自分がそういう立場だからか、ママはレイのことを理解して、望むようにしてあげたいと思いつつも、本当は、そうしていいのか、いつかレイが「男になったことは失敗だった」と言ってくるとしたら、この決断をしていいのかという感じに、本当は揺れていて、踏ん切りがついていないことが見えているんですね。

途中で、ママがパパとケンカして同意のサインをもらえずに帰ってきたとき、おばあちゃんがママに向かって「あんたは本当はサインされなくてよかったと思ってる。サインされたら本当に追い詰められるから。(ニュアンス)」ってな発言をしてて、私はそこで初めて、ママが全面的に賛成ではないことに気づきました。遅。

 

最終的にはおばあちゃんもレイが男の子になることに賛成してくれたんですが、そこで言ったセリフが染みました。

「私のかわいい孫娘が孫息子になろうと、あんたという人間が変わるわけじゃないし、私は変わらずあんたを愛してる。(ニュアンス)」

 

私は自分で自分は、同性愛とか性的マイノリティーに関しては理解があるというか、偏見がないほうだと思ってるんですが、このセリフを聴いて本当にそうかなと思いました。

もし、将来の自分の子どもが、レイみたいに心と体の性が一致しないみたいな性的マイノリティーだったときに、その子を男とか女とかではなく、1人の人間として見られるのかな。やっぱり「子ども」ではなく、「娘」「息子」としてみちゃうんじゃないかな。

まあ、その辺のことはそうなってみないとわからないことがたくさんあると思うんですけど、人間って何なのか、性別って何なのか、家族って何なのかってことをこの映画の最中、何度も考えました。

おばあちゃんの彼女は、私的には特にハイライトはなかった感じなんですけど、でも確実に必要な役でした。ママにとって、タイプの違うお母さんが2人いる感じ。

 

 

「君の名前で僕を呼んで」

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これ、1回映画館で観たんですけど、その時ちょっとしたハプニングがあり、さらに私がこの映画をうまく咀嚼しきれずっていう経験があったので、ミニシアターでやるってんで、リベンジしに行きました。

 

まず、映画館で起きたハプニングってのがですね、私、洋画を観るときは、選択できれば字幕がいいんですよ。「字幕じゃなきゃ観ない!」までのこだわりはないけど、できれば字幕がいい。

で、私がこの映画を映画館で観た時間も遅かったのもあれですけど、字幕の回のチケットを買ってその時間にスクリーンに入ったのに、いざ映画が始まってみれば吹替版が始まったんですよ。

私はそこまでのこだわりはないし「もう始まっちゃったんだからこれでいっか〜」って感じだったんですけど、やっぱり字幕にこだわりたい方はいるんでしょうね。まぁそれが当然か。そういう条件でお金払ってんだもんね。

それで同じ回にいた観客のどなたかが映画館側に言いに行って、映画館の人が謝りに来て、字幕版を最初から流すという。

中には払い戻してる人もいました。夜遅い回だったから、ちょっとでも終わる時間が遅くなったら帰れないって人もいたんでしょうね。

私は映画を夜遅い時間で観る時は(当たり前だけど)公共交通機関で帰れるような時間を考えます。この時間の映画を観て、すぐ映画館出たらぎり終電に間に合うなとか、この時間の映画観ちゃうと、ぎり帰れないな~、よしリスケや!みたいな。

で、私はこの映画を映画館で観る時も、最初から字幕で始まってくれてたら、余裕で終電に間に合って帰れる感じだったんですけど、一回吹き替え版で途中まで観て、そこから字幕版で最初から観るというタイムロスがあったので、その時点で私の関心は

君の名前で僕を呼んで」<「終電間に合うかな・・・」ってわけです。

なので、吹き替え版で観てた時よりも、字幕版が始まってからのほうの私は、明らかに映画に集中しきれていない。

私は映画を観る時はエンドロールまできっちり観終わる派なんですけど、もうこの時ばかりはそんなこと言ってられなかった。めちゃくちゃ後ろ髪惹かれながら、最後のほうのシーンを若干観終わらずにスクリーンを出ました。こんなこと、後にも先にも今のところこれだけだ。悔しい。

ってことがあったってのが自分の中でデカくて、でも私は映画は映画館で観るから価値があるんであって、きっと自分でレンタルはしないだろうなと思ったんで、ちょっくらミニシアターで観てきました。

 

結論。今回も内容をうまく咀嚼できませんでした(結局)。

 

1983年の夏の北イタリアを舞台に、主人公エリオとオリヴァーのひと夏の恋を描いたお話です。あ、エリオもオリヴァーも男性です。ここ大事。

エリオは17歳で、パパが考古学?の教授なんですね。

ここで早速エリオに物申したいのが、これは日本人の感覚でしゃべっちゃうけど、エリオは17歳のわりに学校に行ってるそぶりもないし、映画の大半を占める夏の間、読書したり、自宅のプール?で泳いだり、エリオはピアノが好きなんで、クラシックを自分で編曲してみたりっていう風に、私からしたら遊んでしかないわけです。いや、いいけどね。うらやましいだけだから。ひがみだから。それとも外国の17歳はそんなもんなのか??

 

で、エリオのパパのもとに、恐らく大学院生で博士号を取得したいっていうオリヴァー(24歳くらい)が来て、この夏の間の6週間、ともに生活しながら学ぶことになります。

まぁ、遊んでたシーンのほうが目立つけどね・・・、勉強もしてたけど、バレーボールしたり夜遊びしたりってのほうが目立ったけどね・・・、いいの、これは私のひがみだから・・・。

 

で、私にはよくわからなかったですけど、エリオとオリヴァーはともに生活するうえでお互いにひかれあって、まぁ、そういう関係になります。

そういう関係になる前に、エリオがオリヴァーに対する性的関心が抑えきれていないのは分かってたんですけど、まさかオリヴァーが、エリオがオリヴァーを意識し始めるよりも前にエリオのことを意識してたなんて思わなかった。

私、これ1回すでに観てるはずなのに。まったく気づかなかった。

 

もう、そういう関係になってからのエリオがかわいい。オリヴァーのほうが年上だからか、めちゃくちゃ甘えるんですよ。「オリヴァーがかまってくれない(*_*)」とか「オリヴァー・・・、好き・・・」みたいな。いや、もっと高尚な感じですけどね。こんなにカジュアルな感じではないです。

で、オリヴァーもオリヴァーで、そんなエリオのことがかわいくてたまらない感じなんですよ。「オリヴァーがかまってくれない(*_*)」なエリオに対して、軽くいなしながらもちゃんと応えてあげる。「オリヴァー・・・、好き・・・」なエリオに対して、「そんなに俺のこと好きなのかよ笑、ほんとかわいいな」みたいな。

 

でも、この恋は最初から期限付きの恋なんですよね・・・。この時点ですでにフラグ立ってる・・・。

だってオリヴァーはエリオのパパのもとに6週間勉強しに来たって名目で来たんだし。6週間の勉強が終われば、オリヴァーはアメリカ人なので、きっとアメリカに帰るわけです。(エリオはイギリスとかフランスとかいろいろな血が混ざってるけど、恐らく国籍的にはイタリア人?)

別れる時の2人がもう切ない・・・。

駅で2人は別れるんですけど、オリヴァーは電車に乗ってもエリオのほうを見ないの。そういうキャラじゃないのか、見ちゃったら別れがよりつらくなるからなのか。

その後のオリヴァーのことはよくわからないんですけど、エリオはもうつらすぎるわけです。オリヴァーを見送った駅から1人で帰れない。ママに迎えに来てもらう。

 

ちなみにエリオのパパとママは、はっきりとは言わないものの、エリオとオリヴァーの関係には気づいていて、そのうえで温かく見守ってる感じでした。息子がすごく愛せる人に出会えてよかったなって感じ。なんなら相談にも乗るよ的なことも言ってくれた。このパパとママの態度がすごくありがたかったですね。オリヴァーによれば、オリヴァーのパパなら、オリヴァーは即、矯正施設行きだそうです。

よく考えたら、エリオのパパとママ、めっちゃ心広くね?同性愛に寛容だから心広いとかではなくて、自分の息子とその恋人が、自分も暮らす家で夜な夜ないたしてるわけですよ?しかも自分はそれに気づいてる。なのに「思う存分やりなさい」みたいな。え、心広すぎじゃね?

 

最終的には、オリヴァーは2年間なんとなく関係が続いてた女性と婚約します。

・・・は?お前・・・は?こっちは完全なる遊びかよ!!まさにひと夏のアバンチュールじゃねえか!!って私なら文句言う。

 

夏にオリヴァーが帰ってから、冬になるまで(おそらく)連絡がなかったっぽくて、エリオは地味に寂しかったわけです。そこに久しぶりにオリヴァーから電話が来たかと思えば、「俺、婚約するんだ」つって。は?

エリオはちょっと責めながらも、最後は引き下がった感じになりました。「そうなるよね。」みたいな。そんなエリオを見て、パパとママは何も言わないけどめっちゃ心配みたいな。

最後のシーンは、その電話の直後、エリオが暖炉の火を見つめながら1人静かに涙するっていうので終わるんですけど、すごく苦しそうでした。

あんなに好きだったのに、帰ったとたん連絡が途切れた彼。

久しぶりに連絡が来たかと思えば、こんなにあっさり恋が終わるんだみたいな。

 

この映画にはそういうシーン、まあはっきり言ってしまえばいやらしいシーンと言われるシーンがたくさんあったんですが、全然いやらしく感じなかった。

エリオが、地元の彼女候補くらいの女の子と昼間にいたして、その日の真夜中にオリヴァーと初めていたしちゃうっていうのはさすがに節操ないなって思ったけど、そこは外国人マジックなのか、色彩の美しさ、背景となる風景の美しさなのか、いやらしく感じなかったです。

特に、食事のシーンは毎回きれいだった。毎回庭で食事とるんですけど、朝は太陽がさんさんと降り注ぐ中でフルーツとか食べちゃってるし、背景にはママが庭で育ててるたくさんの果樹の木があるし、地面は芝生?だし。絵本かと思った。

 

この映画に「わかる!」とか「共感!」とかを求めてはいけないのか?たかだか人生20年そこらのぷしゅしゅに、そう簡単に咀嚼できるものではないよって?じゃあ、いつかわかる日が来るの?え?

このシーンはしゃべりで魅せる、演じるよりも、無言で表情とか動きで魅せる、演じるシーンが多かったような気がするんです。だからなのか、気を抜くとすぐ置いていかれそうになった。しゃべらないということは、こっちが察しなきゃいけないじゃないですか、今はどういうシーンだとか。それにうまくついていけなかった感が若干あるから、咀嚼できなかったって思うのかも。

 

この映画の登場人物、大半が服装、露出しすぎなんですね、日本人の感覚からすると。夏ってのもあるかもだけど。

良かったのは、エリオとオリヴァーのハーフパンツ率の高さ。ハーフパンツって、体格のいい男の人やおしゃれな人が着ると、めちゃくちゃおしゃれじゃないですか?特にオリヴァーは体格がめちゃくちゃよかったので、ハーフパンツをはくことで足の長さが逆に強調されて、ごちそうさまですって感じでした。

 

あと、ここは曖昧なんですが、エリオがイタリア人?でオリヴァーがアメリカ人だからか、言語が英語とフランス語なのかイタリア語なのかみたいなので、1つの言語ではなかったような気がしました。こっちは字幕で観てるから、どんな言語であろうと関係ないっちゃないし、どの言語でしゃべられてても大してわかんないんですけどね。なんか観ててずっと「どうなのかな?」って思ってました。

 

 

 

 

「ちいさな独裁者」

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この映画、なんかのテレビ番組で紹介されて知って、気になってたんですけど、私の住んでいる地域ではやっておらず、諦めようかと思っていた矢先、2月の終わりに東京旅行していたところ、 ぽっかり空いた時間で観ることができました。

 

新宿武蔵館というところで観たんですが、映画館のスタイルからして、もうカルチャーショック受けました。

今までチェーン?の映画館しかほとんど行ったことがなく、それが当たり前だと思っていましたが、さすが東京。映画館の種類まで豊富とは。

まず、上映開始前にスクリーンがカーテンで覆われていた。まずもってこれまでに観たことがない上映前のスタイル。

そして時間になったら勝手に暗くなって映画スタートとかじゃなくて、アナウンスみたいなのがありました。上映開始時間になったら、学校のチャイムみたいなのが鳴ったのはマジでびびった。一瞬、ここはどこかと。

 

映画自体はなんだろ、ここで長々とあらすじや私の思いを書くのをはばかられるような内容でした。

 

ざっくりあらすじを話すと、第2次世界大戦の終盤も終盤の1945年4月のドイツ。へロルトという若者(最初の設定がよくわからんかったが、敗戦濃厚な戦況の厳しさのあまりに脱走した脱走兵かな?)が、道でおそらく事故ったと思われるナチスの車の中から、身分が上の人が着る制服(今回は大尉の制服)を発見して、最初は寒さを防ぐために着たんですよ。

で、身分が上の人しか着れない制服を着れたうれしさに、ちょっと1人で大尉ごっこみたいなことしてたら、そこに大尉よりは身分が下の、上等兵が1人来ちゃって(へロルト自身よりは身分が上?)、大尉の制服を着たへロルトをガチで大尉だと思うわけです。そりゃそうだわ。

それはへロルトにとっては、予期せぬ出来事だったわけですが、それに乗っかって、「へロルト大尉」になるわけです。

 

で、別の部署で本物の大尉の地位に当たる人に遭遇するたびに、「お前はどこの部署で何をしてるのか」とか聞かれるですけど、それにはすべて「総統(=ヒトラー)直々の命令で任務をしてる」という口から出まかせで、その場を押し通すわけです。

本物の大尉たちも、総統直々の命令で働いている人を無下に扱うわけにはいかないから、そこまで深く突っ込まないわけです。

で、ここからちょっと複雑ななんやかんやがあって、まぁ、そこははしょるとして、めちゃくちゃ調子にのります。もう、わかりやすい。ここまでくると清々しい。

 

「総統の命令」とか「総統は喜んでおられる」とかを、まるで水戸黄門の印籠のように振りかざして、ナチス軍の兵士を身分関係なく、その圧倒的な「借り物の」権威で従えていくわけです。 

 

ついには、脱走したり犯罪を犯したりしたけど、同じドイツ人であり、ナチス党員でもある人々を90人も大量殺戮します。そのやり方もまた雑。

穴を掘らせて、そこに殺戮した死体を入れていくのかなと思いきや、その中に直接生きている人間をたくさん入れ、そこで銃殺していく。ひとりひとりとかじゃない。ほんとに適当。効率を重視しているというのがめちゃくちゃ伝わってくる。 

 

で、最終的にはこの一連のことが、ガチのナチスにバレ、犯罪を犯した人間とはいえ、処分が決まる前に勝手に殺したとして、一瞬、有罪判決が下りそうになるんですよ。

そこでまさかの、ナチスの中から「まぁまぁ、たしかにヘロルトのしたことは良くないけど、最近の兵士にはないその度胸、俺は買うぜ」的なことを言い出す、信じられないやつがヘロルトをかばい、ヘロルトは実質無罪みたいな形になるってんで、映画は終わりました。

 

恐ろしいことにこのお話は、史実をもとにしているそうで、ヘロルトのモデルとなった人物は終戦後に、戦犯的な扱いを受けて、結局は死刑に処されたそうです。

しかも、そのときの年齢が21歳……!今の私と同い年やないか……!

決してほめられたことではないけど、たしかに私にはヘロルトのような度胸はない(ヘロルトが度胸ありすぎ)。

 

実はそうじゃないのに、格好がそうなだけ、それっぽいことを言うだけで、大概それは「それっぽい」から「それ」になってしまうんだと思いました。

そして、まぁまさか従った側もヘロルトが偽者なんてことは知らなかったわけですが、ある意味、周りの人がヘロルトを「それ」にしたみたいなとこもありますよね。戦争中で、しかも自国側は敗戦しそうという極限状態も手伝って。

 

途中、話についていけなくなったところがあるんですが、その原因として、私の読解力不足ではない限り、第二次世界大戦当時のドイツやナチスについての情報が、私にあまりなかったことが挙げられるかなと思います。

話の内容だけでもめちゃくちゃ複雑なところあるのに、そこに次から次へと出てく新しい人物たちが一体誰なのかわからない。話しについていけない。

 

話の内容的にもちろんハッピーエンドではないし、外国のドイツの話、今では至るところで非難される、ナチスの話という感じなので、私は面白いと感じましたが「みんな、これ面白いから観てみて!」と言える内容ではないです。

 

 

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」

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こちらも東京滞在中に、アップリンク渋谷というところで観ました。

 

いやね、本当は正月にジャンプのコンサートで東京に行ったときに、ついでに観たかったんです。

この映画は住んでいるところの近くではやっていなかったし、他にも韓国映画「ときめきプリンセス婚活記」(タイトルからして女子感満載でなんか気恥ずかしい)

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っていう、住んでいる地域ではやっていないかつ、観たかった映画があったんで、 コンサートの翌日にでも観に行こうかなって思ってたんです、東京ならどこかしらでやってるでしょと思って。

しかしね、妹という同行者がいまして。妹は映画とかには大して関心はないんです。それよりも彼女はジャニショのことで頭がいっぱいでした。

 

ということで、1月に東京に行った際には映画を観に行けなかったんですが、2月の終わりに今度は1人で東京に行く機会があり、そこでぽっかりと空いた時間「何すっかな~」とか思ってたところ、「どうせなら映画観るか!」ってことで調べた結果、見事「シシリアン・ゴースト・ストーリー」を発見したので、喜び勇んで観に行きました。

 

なんかね、強くて、でも、はかない恋のお話って感じでした。

この映画の軸になっている、13歳の少年・ジュゼッペが父親のせいでマフィアに誘拐されて、挙句の果てには殺され、酸でその体を溶かされてしまうというなんとも残忍な事件は、実際に1993年のシチリアで起きたそうです。実在したのはジュゼッペだけで、この映画に出てくるヒロイン・ルナとか友達ってのはこの映画のために作られたキャラクターだそうですが、ほんとにいたんじゃないかな?ってくらいにお話にぴったりとハマってたと思います。

 

幸せなシーンはほんとに最初の十数分の、ルナとジュゼッペが初々しいカップルとして仲良くしてるシーンくらいで、私的にも眼福だったんですが、ジュゼッペが誘拐されたが最後、そのあとの展開は明るくなりそうな希望を少しも感じないくらいに暗かったです。

 

ジュゼッペ自身は好青年なものの、父親がマフィアの端くれってことで、ルナのママは熱血教育ママってこともあり、2人の交際を良く思ってないんですね。良く思ってないどころじゃない。嫌悪してるレベル。

で、ジュゼッペの父親が警察のご厄介になってしまったときに、自分の罪を少しでも軽くするためにだったかな?マフィアの内情的なことを警察にしゃべっちゃうんですね。それはマフィア側にしてみれば当然、警察には知られたら困ることなので、これ以上しゃべられないように、ジュゼッペを誘拐することで、ジュゼッペパパの口をふさごうとするわけです。

ところがどっこい、ジュゼッペパパはそんなことおかまいなしとばかりにしゃべる口を閉じない。

なので誘拐した側のマフィアも引くに引けず、ジュゼッペの誘拐を続けるしかないんですね。

 

ルナにしてみれば、ジュゼッペが誘拐されたのが、ジュゼッペの乗馬を観に行った際にちょっとジュゼッペから目を離した隙だったし、次の日からずっとジュゼッペは学校に来ないし、ルナはジュゼッペのことが好きだしで、めちゃくちゃ心配なわけですよ。それはそうですよ。

でも、ルナママはもともと、マフィアの息子・ジュゼッペと仲良くしてる自分の娘を心配してたし、マフィアを毛嫌いしていることもあって、ジュゼッペを心配してるルナにまともに取り合わないし、町の人もジュゼッペが誘拐されたことには気づいてる・知ってるものの、マフィアに関わりたくない、ジュゼッペを助けるようなことをしたら、次は自分が何かされるかもしれないという不安・恐怖から、特にルナに手を貸すようなこともなく、事件に関わろうとしない。

 

そんな中でもルナはなんとか、ジュゼッペを助け出そうとして1人でも奔走するんですが、またこの姿が強くて応援したくもなるし、でもその背中の小ささから、おそらくできることは限られている、もしかしたらもう2人は2度と会えないかもしれないことも感じさせるので、痛々しいというか悲痛なんですよね。

ルナは時に大人に反抗しながら、自分の身を削りながらでも、ジュゼッペを助け出そうとするんですが、ルナの理想が描かれているのか、現実と夢の中?が入り混じるシーンがあり、ところどころ戸惑いました。

その最たる例が、ジュゼッペとルナが再会できたシーンで、ルナがジュゼッペを助けだし、マフィアの追手からも逃れ、「ずっと一緒にいようね」的なシーンなんですが(まさにポスターに使われているシーンです)、実はそれはルナの夢?で、結局ルナとジュゼッペは、ジュゼッペが誘拐されてから1度も再会できずにジュゼッペは殺され、その体は酸で溶かされ、池だか湖だかに捨てられるという、悲しすぎる最後で幕を閉じました。

 

 

もう悲しい・・・。こんなこと、いくら好きな人のためだとしても、13歳にはできませんよ、普通。実際存在してたのはジュゼッペだけなんで、実際にこんな悲恋はなかった(と思う)わけですが。

 

この映画は公式サイトとはポスターとかで「寓話的な」とか「幻想的な」って文句が使われてるんですが、まさにそんな感じだったと思います。

決してハッピーエンドではないし、実際に子どもに見せるには難しすぎる内容だと思うけど、おとぎ話的な雰囲気があったと思います。

この映画の結末を知ってしまった今となっては、結末が悲しすぎる&観るのに体力を使うので、もう1回観たいけど観たくないという矛盾した感じです。

 

 

 

 

「翔んで埼玉」

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何も考えずに観られた映画でした、いい意味で。

 

どうやらこの映画のテーマというか舞台というかの埼玉県でこの映画が大ヒットしているようですが、なんかわかる。私は埼玉県出身でもなければ、埼玉県に住んだこともないし、ゆかりもないけれど、同じ地方民?としてなんかこの映画がヒットするのわかる。

私は山口県出身で山口県のことが好きですけれども、純粋に好きって気持ちと同時に「貶し愛」の気持ちもあると思います。

山口県はね、広島県と福岡県という大都会に挟まれた田舎で、注目を浴びるのは幕末についてか、歴代総理大臣の多さぐらいなんですよ、あとはこれと言って目立つことはない。

いいとこだけどね、目立つことはこれと言ってない。

 

この映画を観た限りですが、埼玉県も同じよう扱いなんでしょうね、きっと。すぐそばには首都・東京があり、じゃあ第二の都市として栄えるかといったらすでにそのポジションには横浜擁する神奈川県がある。てことで、千葉県、茨城県としのぎをけずる的な構図なんでしょうね。

で、埼玉県民も、埼玉は何もないとか馬鹿にされる存在だということを自覚しているというか、自らそう言う節がある。でもきっとそれは、なんだかんだ埼玉県が好きだという気持ちが根底にあるからこそ言えることだと思う。なんだろう、表現が難しい。きっと「翔んで山口」なんて、この映画の山口県バージョンがあったら、山口県で大ヒットするでしょうね、そういうことです(?)

 

最初、二階堂ふみ氏演じる百美(注:男の子)が、GACKT氏演じる麗(注:男の子)のことを好きになるけど、実は麗が、迫害される対象の隠れ埼玉県人(県民ではない、県人。もはや一つの人種のような扱い。)だったと知って、一時は嫌いになろうとするけど、どうしても嫌いになりきれず、最終的には東京都知事の息子で、本来なら一番に埼玉県人を迫害する立場のはずの百美が、埼玉県に肩入れして、日本埼玉化計画、挙げ句の果てには世界埼玉化計画をぶち立てるというオチ。

てか、この日本埼玉化計画の中で知ったけど、あなたとコンビニファミリーマートは、埼玉発祥(言い方がわからない)らしいですよ……。みんな大好き、お世話になってるファミリーマートが実は埼玉生まれなら、日本国民は埼玉をそんなに馬鹿にしてはいかんだろ……。

 

百美と麗は男の子同士なので、ここでの恋愛模様はBLになるわけですが、そんなのが全く気にならない。きっと今のご時世、BLというテーマだけで一本映画撮れちゃうかもしれないけど、徹底的に埼玉県及び埼玉県人を迫害する東京都及び東京都民vsなんとか埼玉県の地位を上げようと奮闘する埼玉県及び埼玉県人ᴠs千葉県、茨城県という内容が濃すぎて、BLなんぞ全く気にならない。むしろ、男女同士のいわゆる普通の恋愛では、このストーリーに飲み込まれてしまったかもしれない。

 

また、話の展開の仕方も良かった。この話が映画の冒頭から急に始まるわけじゃなくて、麻生久美子氏、島崎遥香氏、ブラザー・トム氏演じる、埼玉県に住む家族がまず出てくる。で、娘(島崎遥香氏)が結婚して、晴れて憧れの東京都民になるんですよ。その結納のためにわざわざ埼玉にある家から、家族みんなで東京にある結納会場に行くんですけど、その道中、車の中でラジオ聞いてたら、ラジオドラマ的な感じで、東京都vs埼玉県人の攻防が語られるんですよ。その、これはフィクションなのかノンフィクションなのか曖昧になる感じも良かった。

ブラザー・トムパパは、埼玉県民なので、このラジオドラマに号泣。埼玉への愛を車の中で、爆発させる。島崎遥香娘はさっさと結婚して埼玉を出ていきたいので、このドラマの面白さがわからないし、パパがなぜそんなに埼玉への愛を爆発させているのかはもっとわからない。麻生久美子ママは、千葉県出身だったかな?結婚以来、ずっと埼玉に住んでいるのでそれなりに愛着はあるけれど、それよりはやっぱり地元の方が好き。パパがいらんことを言うせいで、道中、わざわざ車を降りてまで、埼玉vs千葉の代理戦争を繰り広げるくらいまでには、地元の方が大事。

 

 

話のオチ的には、実は結婚相手の彼氏(成田凌氏)も、結納会場に向かう車の中で同じラジオドラマを聞いてて、埼玉への愛を爆発させて号泣した後、結婚後の新居は三茶か中目とか言ってた、島崎遥香氏の希望を打ち砕く「埼玉に家を建てよう」宣言。島崎遥香氏、気絶みたいな。これからの結婚生活を強く生きてくれ。

 

 

話の途中で、麗が、埼玉県人同士の結束力を高めるために、埼玉県人が、他県人からどんなことを言われているのかを聞かせるんですけど、それがまぁひどい。

「ださいたま」これは私も聞いたことがあります。埼玉県出身の有名人が自虐的に言ってたのを聞いたことがある。

とても全部は覚えてないけど、覚えてるのだけでも「胡散くさいたま」「うるさいたま」「きなくさいたま」「どんくさいたま」……ひどい。誰がこんなことを(山口県人として他人事とは思えない)。

むしろこんな埼玉のことをディスれるなら、その人は一周回って埼玉のことが好きに決まっている。

 

 

この悪口によって埼玉県人は逆に一致団結するんで、なんか結果オーライみたいになるんですけどね。埼玉県人の皆さん、強く生きてください(しつこいが、山口県民として他人事ではない)

 

 

 

 

「THE GUILTY」

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面白かったけど、絶望。はかりしれぬ絶望。最後の最後でチャンチャン♪と終わりそうな予感がしたのもつかの間、奈落の底に突き落とされるような絶望。

 

なんか「search」に似てるかも。

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「THE GUILTY」は、日本でいう110番(映画の舞台はデンマーク)の電話を受けた警察官が、その110番してきた相手が言う状況連絡を頼りに、誘拐事件解決を目指すって話なんですけど、「search」は、韓国系アメリカ人?のパパが、突如連絡の取れなくなった娘を、娘の使っていたSNSなどのインターネット上の手がかりを頼りに探していくって話で、すべてのシーンがパソコンの画面上で行われていました。つまり私たち観客はパソコンの中にいて、パパがパソコンで何を調べてるかとかどんな様子かとかがわかるんですね、これはめちゃめちゃ面白かった。しかも、「search」は途中、事件解決が絶望的になりながらも、最終的には娘ちゃんは助かって結局ハッピーエンドみたいな感じでしたが、ギルティは真逆の結末でした。面白かったけど、観終わったあと、しばらくこっちまでダメージくらった。それくらい衝撃のあるラストでした。

 

 

主人公の警官・アスガ―が解決するために奔走する、誘拐事件の被害者・イーベンは、アスガ―に話した電話の内容からするに、2人の子持ちのママで、アスガ―が話を聞き進めていくうちに連れて、イーベンを誘拐したのは元夫のミケルであることがわかりました。

ここからちょっと細かいところは忘れちゃったんですけど、アスガ―がなんやかんやして、イーベンの自宅とか自宅の電話番号などを突き止め、自宅に取り残されていたイーベンとミケルの間の子どもの1人であるまだ幼い女の子、マチルダと連絡が取れます。

 

 

 アスガ―がマチルダと話して分かったことには、イーベンとミケルは離婚したものの、過去に暴力での前科があるミケルは子どもの親権を勝ち取ることができず、2人の子ども(姉マチルダ2~3歳?、弟オリバーは赤ちゃん)の親権はママであるイーベンが持ってます。

で、マチルダが言うには、ミケルは子どもたちと離れて暮らしていたにも関わらず、ミケルがイーベン宅に押しかけてきて?、イーベンと口論になった後、オリバーの様子を見るなり、イーベンの髪をひっつかみ、車に乗せて外に連れ出したっていうんですね。しかもマチルダに「オリバーの部屋には絶対に入るな」と言い聞かせて。

もうマチルダは、パパが怖くて、パパがママをどうにかしちゃうんじゃないかなって怯えてるわけです。アスガ―はそんなマチルダを落ち着かせるために「大丈夫だよ、絶対にママを助けるからね」って言い聞かせて励まします。

イーベン宅にアスガ―が警官を向かわせるも、オリバーはすでにおなかを切り裂かれて亡くなっていました。

 

 

で、その後電話越しにイーベンと連絡を取り合い、マチルダからパパ・ミケルの連絡先を聞き出したアスガ―は直接ミケルに連絡を取るも、ミケルはアスガ―の警告を聞かずに誘拐を続行します。

アスガ―はなんとかこの事件を解決したいあまりに、イーベンに「なんとかすきをついて、ミケルを殴って逃げろ」とアドバイス?します。そしてイーベンもその決心をし、すきを狙う間にアスガ―はイーベンの気を紛らわせたり、落ち着かせたりするために身の上話を聞いたり話したりするんですね。

 

 

そこで・・・、

イーベン「オリバー(赤ちゃん)が泣き止まなかったの・・・。だから私がオリバーのおなかの中の蛇を退治してあげたの。(ニュアンス)」と言います。

アスガ―「・・・・・・?」

・・・どういうこと?オリバーを殺したのは話の流れからするに、元夫のミケルじゃなかったの??このイーベンの話から察するに、オリバーを殺したのはミケルじゃなくて、もしかしたらイーベン・・・?

 

そんな感じでアスガ―が事件を必死で整理しているときに、その「すき」が訪れてしまい、イーベンがミケルを殴って逃走します。

 

 

結局、事件の真相としては、過去に精神を患い、精神病院での入院歴もあるイーベンが「オリバーが泣き止まないのは、オリバーのおなかの中に蛇がいるせいだ、私が蛇を取り除いてあげなきゃ」という妄想?にかられ、オリバーのおなかを引き裂いて殺してしまいます。ミケルはそんなイーベンに子どもたちを託すことが心配だったものの、自分には過去に暴力事件の前科があるから親権を勝ち取ることができず、様子を気に掛けることしかできなかったんですね。

そして、ついにイーベンの妄想からオリバーが殺されてしまい、それを目にしたミケルは、イーベンを何としてでも子どもから引き離し、イーベンをもう一度精神病院に入れなければということでイーベンを無理やり車に乗せ、過去に入院していた精神病院に連れていきます。しかしイーベンは自分が精神を病んでいることも、ミケルがなぜ自分にこんなことをするのかがわからない。だから警察に「自分は誘拐されている、助けてほしい」と連絡するんですね。

で、いざミケルを殴って、その場から逃げ出してから、ようやく自分のしたことを自覚し始めて「・・・私?私がオリバーを殺してしまったの??」って我に返り始めるという。

 

 

もうね、アスガ―の後悔がハンパない。ミケルが悪者という方向でしか考えていなかったからこそ、実はミケルは正義のヒーロー的なポジションで、イーベンこそがやらかしてしまった人みたいな。

実はアスガ―は110番のオペレーターみたいな仕事が本職ではなくて?、もともとは刑事的な「ザ・警察官」だったみたいなんですけど、なんかアスガ―が無許可で発砲してしまって?相棒とともに、刑事職をはずされてるみたいなんですよね。で、もう少ししたら刑事職に戻れるみたいで、実際、この事件も最初はやっつけ半分みたいな態度で取り組んでたんですけど、この事件がこういう結末になってしまったんで、もうやばいですよね、このまま刑事職に戻れねえよみたいな予感させて終わる。

 

 

私的には、すごい面白かったけど、すごい絶望でおわりました。

シシリアン・ゴースト・ストーリー」と同じく、もう1回観たいかと言われたら言葉に詰まると思う。もう1回観るには、結末を知ってるだけに、ものすごい体力がいると思う。

 

 

 

 

「グリーン・ブック」

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マジでよかった。この作品が今年のアカデミー作品賞を取ったってんで「なんとなく気になる映画」だったのが「よし、観に行こう!」ってことになったんですけど、まじで作品賞の肩書きにつられて行ってよかった。

 

 

時は1962年のアメリカで、まだまだ黒人への差別が色濃く残る時代

主人公のトニーは腕っ節の強さが買われて、ナイトクラブで用心棒として働いて、奥さんと二人の子どもと暮らしています。

一方、助演の立ち位置だけどもはやダブル主演のもう一人と言っても過言ではない、ドン。彼はこの時代において差別される対象の黒人ですが、その類いまれなるピアノの才能でもって、とりあえずアメリカ北部の方(NY)では差別されないというかなんとか普通に暮らしてます。てか、カーネギー・ホールの上にある高級アパートで暮らしちゃってる。お手伝いさんというか、執事的な人まで抱えちゃってるというなかなかいい暮らしぶり。

 

そこでドンが、まだまだ差別が色濃く残る南部への8週間の演奏ツアーを計画するんですよ。行きたいって言っても、南部はまだまだ黒人に対する差別がひどいから、用心棒を連れていきたいってことで、ちょうどその時、務めてるナイトクラブが改装中で職のないトニーがその役に止まります。

トニーは最初は、用心棒とは名ばかりの何でも屋的な仕事を嫌がるんですけど、今は仕事もないし、なかなかいい給料だってことで、最終的には運転手兼用心棒としてツアーに同行することになります。

ちなみに映画のタイトルにもなっている「グリーンブック」とは、1936~1966年の間に毎年発行された、黒人が利用可能な施設などをまとめた旅行ガイドブックで、人種差別法(ジム・クロウ法)の適用が群や州によって異なる南部で、特に重宝されたそうです。(映画「グリーンブック」HPより)

ドンとトニーはこのグリーンブックをもって、アメリカ南部へ演奏ツアーに行きます。ドンは黒人、トニーは白人ということで、ドンは黒人OKなホテルにしか泊まれないので、2人が同じホテルに泊まれないことも多かったです。

 

トニーは、ドンとの面接のときは、自分は黒人に対して偏見はない的な素振りをするんですけど、ホントは黒人に対して偏見の目を持ってて、例えば家に水道管の修理的な仕事で来た黒人に、奥さんのドロレスがお疲れ様的な意味で出したお茶のコップを、彼らが帰ったあとに「黒人の使ったものは使えねぇ」的な感じで捨てちゃうくらいには、偏見の目を持ってます。

 

でもドンとの旅が進むにつれて、それまで「黒人」としてみてたドンを、「ドン」として見始めるんですよ。しかも、ドンのピアノの演奏に惚れちゃう。天才つって。

例えば、演奏会場側が、ドンを黒人として差別して、ドンが契約書にも明記してたくらい大事にしてた、ピアノのメーカーを勝手に変えたんですよ。ドンは、ピアノはスタインウェイってこだわりがあるみたいなんですけど、ある会場は「黒人はボロピアノでも弾く」つって、ゴミが中に入ってるようなはピアノを用意して弾けって言うんです。

きっとドンと仲良くなるまでのトニーならなんとも思わなかったでしょうけど、これが許せなくて、思わず会場側の人間を殴っちゃう。トニーは何か気に入らないことがあるとすぐに暴力に訴えがちで、殴っちゃうのは良くないと思うけど、私はドンの知らないところで、トニーがドンのために怒ってくれたのがなんか嬉しかったです。

 

 

こういう感じの差別をドンはこの演奏ツアー中に何度も受けます。

私が1番ひどいなと思ったのが2つあって、まずはトイレでの差別

ドンの演奏技術を買って招待した側の家の主人(白人)が、ドンの演奏には聞き入ったくせに、ドンが休憩中にトイレに行こうとすると「君のトイレはあっちだ」って言って、庭の掘っ立て小屋みたいなところで用を足せっていうんですよ。ドンはそういう仕打ちには慣れているものの、やっぱり嫌なものは嫌だから「それはいやだ」っていうんですよ。いやって言われても「見た目が悪いだけで、ちゃんと使えるから」っていって、頑として家のトイレは白人専用という姿勢を崩さない家の主人。そんなに言うならと「だったら、今泊っている宿のトイレに行きます。30分くらいかかりますけど?」ってドンが言うと「じゃあ、そうしてくれ」とかいうんですよ。30分もかかるトイレに行かせてまでも、家のトイレを使わせたくないのかよ!ってびっくり&怒りを感じました。

 

 

 

なんかこれ、一昨年観た映画「ドリーム」にも似たようなシーンがあって、その時はそういう、人種によるトイレの差別を知ったのが初めてだったんですが、その時と同じような怒りを感じました。

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「ドリーム」では、いつだったかのNASAで計算手として働いている黒人女性たちが主人公で、すごく計算が得意で、当時のNASAの仕事に欠かせない 人たちなのに「黒人」というだけで、同じポットのコーヒーも飲ませてもらえず、同じトイレも使わせてもらえないんですよ。で、ちょっとよく覚えてないけど、めちゃめちゃ切羽詰まった状況で彼女たちの力が必要なのに、彼女たちは白人のトイレに行けないために、わざわざその仕事場から離れた場所にあるトイレに行くために、無駄な時間を費やさなければならないという。最終的には、その理不尽さを彼女たちが白人の上司に訴えて、その人の心に届き、白人の上司が「白人専用」とか書いてあるトイレの札をぶっ壊してくれるんですけどね、とりあえずトイレ問題に関しては。

 

 

でも、「グリーンブック」では、トイレ問題は解決せず、ドンはマジでトイレのためだけに泊っている宿に戻らざるを得なかったので、あの白人まじかよって思いました。

 

 

 

2つ目にひどいなと思った差別が、最後の演奏会場でのレストランの差別

この演奏会場がこの演奏ツアーの最後で、クリスマス公演ってことで、招いた側もめちゃめちゃ気合入れてるんですよね。

でも案の定、黒人のドンの控室は物置部屋同然の部屋。招いといて物置部屋。

まあ、ドンはこんな仕打ちには慣れっこなので、何も言わずに着替えをそこでします。

そのあと、演奏会場の中にあるレストランで 、トニーや一緒にツアーを回っているバンドメンバー2人(2人とも白人)と、演奏の前に食事をとろうとするわけです。

そこで、レストラン側が「黒人はこのレストランには入れないというしきたりがある」とか言って、ドンの入店を断るんですよ。嘘だろ、招いといて食事はとらせないのかよ。

 

そこにトニーがやってきて「今回だけ例外にしろ」とか「今日演奏する人間だぞ、食事はだれにとっても必要じゃないか」とか言って、レストラン側を説得しようとするんですけど、レストラン側は「しきたり」の一点張りで、「ならば、食事は控室にご用意しましょう」とかいうんです。でも、ドンは「物置部屋では食事はとらない」って言って、最終的には「ここで食事をとれないなら、今夜の演奏は降りる」って言いだします。

レストランを含めた会場側は、ドンの演奏をメインにして客を呼んでるから、 それは困るわけです。トニーに何とかドンを説得しろって言って、最終的には金を払ってトニーを買収しようとする。でも、もうドンをはじめとする黒人に対しての偏見を持っていないトニーは、その行為がすごく許せなくて、思わず手を出してしまいそうになる。そこでドンがその行為をやめさせて「君が言うなら、ここで演奏しよう」っていうんですけど、トニーはそんな失礼なことをした会場での演奏をドンに強いることはできなくて「こんなとこ出ようぜ」って言って、ほんとにその夜の演奏をドタキャンします。

 

 

 

私は、さっきのトイレの話もそうだけど、招いといて、いわばメインの客人で一番もてなさなきゃいけない人間に対してその仕打ちかよ!ってめちゃくちゃ思いました。だって、白人に対しては100%そんなことしないでしょうよ。仕事のドタキャンは良くないでしょうけど、そうい行動に出ざるを得ないか気持ちだったのかな。

 

 

 

私はアメリカをはじめとする、黒人差別や人種問題について詳しいなんてとても言えないけど、知らないなりに本当に「人種が違うことの、肌の色が違うことの、何がそんなに問題なんだろう?」って思うんですよね。

そりゃ、自分と違う顔のつくりや肌の色をしてる人間は物珍しいでしょうよ。それは私にもわかる。私だって、バイト先や街中で外国人を見かけたら、なんとなくじっと見ちゃうし。どこの国の人なのかなとか思うし。

でも、それで終われないんですかね。「自分と違う人がいるな~」ってだけで。

アジア人全体や私たち日本人も、人種的に言えばほぼほぼ黄色人種で、いわゆる「イエロー」じゃないですか。モンキーとか差別されることもまれにあるし。

で、それと同じように、白人(ホワイト)がいて、黒人(ブラック)がいる。それだけで話は終われないんですかね。

 

 

そりゃ、歴史的に黒人は長い間奴隷として使われる立場だったってのが、尾を引いてこの話になるんでしょうけどさ。一歩違えば、ホワイトがその立場だったかもしれないし、私たちイエローがその立場だったかもしれないと思うんです。使う立場だったか使われる立場だったかは紙一重だったろうに、その紙一重の差でそんなに威張れるもんかねと。まあ、私が思うよりもずっと深い考えや根深い問題があるのかもしれないけど、もっとどうにかならなかったのかな。私が差別される側の人間じゃないから、こんなことを思うだけなのかな、きれいごとなのかな。きっとそういう風に考える人はいると思うし、いると思いたいんですけど。

 

 

 

この、私が特にひどいと思った差別のほかにも、ドンが演奏ツアー先のバーで飲んでただけで、白人にフルボッコにされそうになったり、どこの州かは忘れたけど、夜に車にのって移動してただけで「黒人は夜間の移動は制限されている」とかいって、牢屋にぶち込まれたりします。

面白いくらいに、差別差別差別の嵐

また切ないのが、そういう仕打ちに慣れちゃってるドンが、その仕打ちに対して特に反抗しないんですよね。

 

 

一緒にツアーを回ってたバンドメンバーが言うには、ドンが、差別されるとわかっていながらなぜこのアメリカ南部演奏ツアーを言い出したかというと、ドンのように才能があっても差別される黒人という状況を、差別されない安全な環境にいるだけじゃなく、自ら勇気をもって行動で示していくことで、この状況をどうにかしたい的なことを言ってました。

 

 

このお話は実話に基づいていて、演奏ツアーを終えても、トニーとドンは生涯の友情で結ばれたそうです。よかった、演奏ツアーが終わったとたんに疎遠になるような2人じゃなくてよかった。

 

 

 

この記事のタイトルでもある、「幸せなため息」をまさにつくことができました。

こういう映画に出会うために、レンタルまで待てば数百円で済むところを、わざわざ金を払って映画館に映画を観に行ってるんだ、私は。しかも、この作品についてはめちゃくちゃざっくりしたあらすじしか知らない状況で観たから、大して期待していなかった分、そのギャップもあって、すごくよかった。やっぱり、アカデミー作品賞を取るだけある。伊達じゃないな、アカデミー賞(誰)

 

 

 

 

「運び屋」

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クリント・イーストウッド氏って、映画監督だけじゃなくて、俳優でもあったんだ~」っていうあほみたいな感想がまず来ます。私、この映画の予告を観て初めて、クリント・イーストウッドは俳優としてのキャリアも持っているということを知りました。(十分にすごいことだけど)映画監督だけかと思ってた。しかも、俳優をやれているくらいだから当然だろうが、演技がシンプルにうまいと思う。途中、「クリント・イーストウッド」ってことを忘れて、普通に俳優として観てました。

 

 

映画の内容としては、花を育てる花農家?としての仕事に没頭しすぎた余りに、娘の結婚式もすっぽかすくらいに家庭を顧みてこなかったおじいちゃん、アールが主人公です。借金のかたとして何よりも大事だったはずの花農園を差し押さえられ、ならばと今さらながらに家庭を顧みる、孫娘の結婚式に関わろうとするとそれも時すでに遅しで受け入れてはもらえない。そこで「町から町に荷物を運ぶだけで儲かる仕事がある」と教えられ、金を稼いで家族を見返したい、花農園ができなくなって時間はあるというアールは、その仕事を興味本位で始めるんですね。

ま、この展開はテンプレ中のテンプレの展開で、その荷物はお約束の違法薬物なんですけどね。そんなおいしい仕事あるか、「町から町に荷物を運ぶだけで儲かる仕事」なんて。怪しいに決まってるじゃないか、目を覚ませよアール!!

 

 

アールは最初の何回かは、自分が何の荷物を運んでいるかも知らなかったんですが、ある時ふと興味本位で荷物の中身をみてみたところ、違法薬物を自分が運んでいるということに気づきます。もちろん悪いことをしているという認識があるものの、金は稼げるし、その金を使って孫娘の結婚式の費用代を援助してやったり、花農園を買い戻したりというおいしい思いをしていたアールは、その仕事を辞めないんですね。

 

 

途中、アールがあまりにも組織の言いつけを守らないので、アールの運び屋のお仕事にお目付け役が付けられるんですが、なぜか持ち前の人柄なのか、そのお目付け役までも、仲間とまでは言わないがなんとなく仲良くなっちゃう。あれ、アールって根はいい人??

もちろん違法薬物がらみの組織を警察がほっとくはずはなく、警察は秘密裏にアールおよび組織を調べてるんですね。アールは組織の思惑通りに、まさかおじいちゃんが運び屋をしているとは思われないためか、1回の仕事でえげつない量を運ぶんですね。もはや組織のエースですよ。

最終的にはアールは逮捕されますが、それまでに得た金もろもろで、なんやかんや家族との仲は修復されつつあるので、アールが罪を認めて服役することになっても、家族は「面会に行くからね」とか「花農園は私に任せて」とか言っちゃう。

 

 

全然そんなことは期待していなかったんですが、おじいちゃんが違法薬物の運び屋をやるという内容の映画から、まさかの家族愛とか人間愛、人間とはなんなのかなどをなんとなく学んだというか考えさせられた、得たような気がします。

 

 

 

 

「君は月夜に光り輝く」

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失礼かもしれないけれど、思いのほか良かったです。ザ・正直な感想です。我が妹も称賛してました。

 

 

まず、映画を観ようと思ったきっかけが、もともと北村匠海くんが好きってこともある(安直)んですけど、それよりも今回は、このコピーとポスターにやられましたわ。

「あなたのせいで、生きたくてしょうがない。」 

もうこのコピーを知った時点で「観ようかな」が「よし観よう」に変わりました。

 

 

話の内容的には王道っちゃ王道の悲恋もので、ヒロインが不治の病で、それを主演の男の子がひょんなきっかけから支えるというか面倒見る形になり、支えていくうちにお互い好きになっちゃう、でもヒロインは不治の病だから、近いうちに別れが来ちゃう、せっかく思いが通じ合ってるのに……。男の子の方はたとえ限りがある恋だとしても、残された時間をふたりで幸せに過ごしたい、なんなら病気が治るという奇跡を信じたいけど、逆にヒロインは自分が彼を残して死んでしまったらきっと彼は悲しむ、だったら少しでも悲しみを和らげるために、せめて深い関係にはならないように、思いは伝えないでいこうと思っちゃうんですよね。

でも最終的にはお互いに思いが我慢できず、つかの間の恋人同士としての幸せを噛み締めた後に、ヒロインは旅立ってしまうというストーリー展開でした。

 

 

このお話の中のヒロイン・まみず(永野芽郁ちゃん)がかかってしまう不治の病が「発光病」といって、細胞異常によって死期が近づくにつれて、全身の皮膚が強く発光していくという病気でした。

私はこの「発光病」とか「皮膚が光る」という病気の特徴が、ストーリー展開的に重要なポイントなのかなと思ってましたが、そうでもなかった様にな気がします。発光病が重要なポイントとなったのは、紆余曲折を経てやっと2人の思いが通じ合ったのに、そこでまみずの死期がいよいよ近づいてきてしまって、まみずがまさに月夜の下で光り輝く中で2人が抱きしめあってキス、みたいな1番良いシーンだけだったように思います。他にもまみずが病気で苦しんでるシーンは多々ありましたが、別に発光病である必要はなかった気がします私が見落としてたただけかな?発光病がもっと鍵を握るシーンってもっとあったかな?

 

 

私はこの典型的っちゃ典型的な、お涙頂戴系のストーリー自体よりも、卓也とまみずの恋模様に単純にときめきました。久々にときめきを感じたと思う(あかん)

1番やばかったのは2つあるんですけど(この時点で1番じゃない)、この物語の鍵である「卓也が、病院から出られないまみずの代わりに、やりたいことを代行する」んですけど、卓也がある程度まみずのお願いを聞いたってことで、まみずが卓也に「ご褒美、何がいい?」って聞くんですよ。

そしたら卓也が「……まみずはなにカップ?」って急に胸のサイズを聞き出すんですね。当然まみずはキレて「は?」みたいになるんですよ。キレられたあとに、代わりにした質問は忘れちゃったんですけど、最終的には卓也はまみずに「じゃあ誕生日は?靴のサイズは?」って聞くんですね。まみず的にはそれまでの質問よりは答えやすいからポロっと「……8月10日。24.5センチ」って答えるんですよ。

 

 

じ!つ!は!(熱量高い)、卓也はその時、まみずが病室で読んでたであろう雑誌をなんとなく見てて、かわいいサンダルが載ってるページをまみずが端を折ってチェックしてるのに気づいたんですね。そこでタイミング良く、まみずから「ご褒美、何がいい?」とか聞かれたから、誕生日と足のサイズを聞き出して、プレゼントしてあげようかなって思いついたみたいな。でも、いきなり誕生日とか足のサイズとか聞き出したら不審がられるかなと思って、ジャブ的に男子がしそうなデリカシーのない質問として、胸のサイズとかの質問を挟んだのかなって。

 

 

 

……カーーーーーーッ!!!!

誰がこんな甘酸っぱいことをせぇと!誰がこんな身悶えることをせぇと!!最高か!!!!

 

 

で、いざ、まみずにサンダルをあげるときはこれみよがしにサマンサタバサの紙袋に入ってるくせに「これ、さっき道で拾ったんだ」つって。

まみず「……うわぁぁぁぁ〜!なんでなんで!?」つって。そうなるわ、誰がこんなサプライズをせぇと、見てるこっちを身悶えさせろと。最高か、もっとやれ。

 

また、その後のまみずの返しもなかなか上級者。「……私、Dだよ」って。ここでいつぞやに聞かれたカップのサイズを返すというね。あのときの質問はただのセクハラじゃなくて、自分の誕生日と靴のサイズを聞き出すためだったんだってわかったときの、驚きとちょっぴりの感動とときめきったらない。最高。

 

 

早速1つめで熱く語り過ぎてしまったんですけど、それにも関わらず2つめはあまり詳しく覚えてないんですけど(おい)(おそらく)卓也の妄想の中で、卓也とまみずがデートしてるシーンですね。

前述したように、まみずは発光病で、しかももう1年前に「余命1年」って言われた1年をとうに過ぎてしまったので、まみず曰く「余命ゼロ」なので病院から出られないんですね。だから、ひょんなことでまみずと関わりを持つことになった卓也が、まみずが外の世界でやりたいことを代行してきて、その感想だったりおみやげだったりをまみずにもたらすという展開がこの映画の軸なわけです。

で、卓也はまみずがやりたいことの代行として、ぼっちで、キャラクターの耳つけて遊園地行ったり、どでかいパフェ食べたり(予告にも出てくる、ピンクだかオレンジだか微妙な色の耳つけてパフェ食べてる、あれです。桃源郷。)、ショッピングモールに行ったりするんですね。

で、そのたびにその時の感想や写真なんかを、病室にいるまみずに持ち帰ってあげるわけですね。

で、最終的にはまみずと卓也の思いが通じ合ったのもつかの間、まみずは亡くなってしまうんですけど、まみずはこれまた代行で卓也に買ってきてもらった最新のスマホの中に音声データを残していて「実はね、卓也くんが代行してきて私に話してくれたこと、ホントは全部、私は卓也くんとやったつもりになってたんだ(ニュアンス)」って残してたんです。

ここで卓也の妄想なのか、2人の理想なのかはちょっとよく覚えてないんですけど(おい)、卓也が(実際はぼっちで)行った遊園地のジェットコースターに隣合わせで乗ってる2人とかキャラクターの耳つけながらどでかいパフェ食べてる2人みたいな、これぞ幸せなデート!っていう映像が出てくるんですね。で、またこれまみずはその(妄想)デートの間中、卓也がプレゼントしてくれた靴をほぼ履いてる。それがポスターでも履いてるあの赤いかわいいサンダルです、サマンサタバサ大先生です。

もう私が幸せな2人を夢見すぎてたあまりに、私が見た幻想かと思った。ちょっと自分でも何言ってるかよくわからないけど、それぐらい多幸感に溢れていた。

 

 

最後にどうしても言及させてもらうなら、また、主題歌が良かった。

SEKAI NO OWARIの「蜜の月 for the film」って曲なんですけど、あの深瀬氏の優しい歌声とこの映画の世界観がマッチしていて、最高に合ってたと思う。

私的にドストライク過ぎて、主題歌が流れるエンドロール中、思わず頭でリズム取っちゃってて自分としては小さくやってたつもりだったけど、多分目障りだったのか、私の斜め後ろぐらいにいた中学生くらいかな?の女子2人組に多分、椅子蹴られました( ・・̥ ) それぐらい目障りだったんだね、ごめんね。以後気をつけるね( ・・̥ )

でも、それぐらい映画にマッチしてた曲。曲ってか曲調。改めてセカオワ最高。

 

 

 

 

 

・・・・・は~~!長かった!ここまで読んでくださったあなたに、まずお疲れ様です!ありがとうございます!!

 

本当はきりがいいので、3月31日に記事をアップしたかったのですが、お決まりの「締め切りぎりぎりに課題に取り掛かる」病を発病し、観たらすぐに書けばいいものを、1月に観た映画の感想を、3月後半になってから、焦って記憶から引っ張り出しながら書いたりとかしてたので、4月1日でのアップになってしまいました。3月31日にアップできなくなった瞬間、もうこの記事を書くのはやめてやろうかと思いました笑 36000字も書いたのに(もはや恐怖)。

 

 

私が気が向いて、映画を観たその日に感想を書いたものや、良すぎて記憶に残ってる映画は、総じて感想が長め&熱量が高め、映画を観てから日が経ちすぎ&あまり記憶に残っていないものは総じて感想が短め&熱量が低めになっていますが、今後この記事をシリーズ的に書くことにした場合は、頑張って映画の記憶がフレッシュなうちに感想をしたためたいと思います。・・・そしたら全作品で感想が長め&熱量高めになってとんでもないことになるかもしれないけど・・・。そうだよね、観るたびに書いてたら(自分の中の)締め切りに間に合わないなんてことないもんね・・・(涙)。

 

 

さ、今日は映画の日で鑑賞料金が安くなるし、学生の特権期間(春休み)だから、平日だけど、懲りずに映画観に行くぞ~~!有言実行できるのかな??(次弾を書く前から不安しかない)

アウト オブ 眼中/むしろ一線を引いてくれ

ただいま3月20日でございますが、去る2/19,ジャニーズ事務所とSHOW ROOMの合同プロジェクトである、

「バーチャルジャニーズプロジェクト」なるものが発表されました。

ジャニーズ事務所44年の歴史で、初のバーチャルジャニーズとのことです。

 

・・・意外と事務所の歴史浅いね??私は100年とかは言わないにしても、もっと歴史があるかと思ってた。いや別に事務所の歴史が短かろうと長かろうと大した問題ではないんですけど、ちょっとびっくりした。

 

本題に戻ります。

この「バーチャルジャニーズプロジェクト」では、苺屋星空(いちごやかなた)くん海堂飛鳥(かいどうあすか)くんという2人のバーチャルジャニーズが誕生し、その2人の声や動きを、実際のジャニーズJr.がいわゆる「中の人」となって演じる?息を吹き込む?的なことになるそうです。

その「中の人」第一弾は、なにわ男子の大橋和也氏と藤原丈一郎氏で、「第一弾」ってことは、今後も中の人を変えてやっていくだろうことが予想されます。

 

……まず読めない。キラキラネームすぎる。特にいちごやかなたくん。「いちごや」は読めたが、「星空」と書いて「かなた」は、私には無理だった。

一瞬で小学生の頃に読んでた「ちゃお」が頭をよぎった。「きらりん☆レボリューション」に出てきそう。

「きらりん」までスマホで打った時点で「きらりん☆レボリューション」が予測変換に出てくるのすごい。この漫画の知名度

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風間宙人(かざまひろと)くん(右)と日渡星司(ひわたりせいじ)くん(左)からなるユニット、SHIPSがあったわけだけど、ちなみに私は星司派を経ての宙人派という、マンガが進むにつれてタイプが変わるという典型的な人でした♡(聞かれていない)

この2人の名前はかろうじて初見で読めなくもないが、冷静に見てみるとこの2人の名前もキラキラネーム寄り。ありそうでない名前。

 

毎度のことながらすいません。戻ります。

このプロジェクトには賛否両論あるそうですが、そのことで良くも悪くも、少なくともジャニーズ界隈では注目されたと思います。

まず、私の率直な感想。

「ジャニーズは一体どこに向かっていくんだ??」

 

だってさ、仮に今後、中の人がどんどん変わっていくとしますよ?そしたら、星空くんと飛鳥くんの発言や動きも設定はあれど、中の人にあわせてどんどん変わっていって統一性がなくなると思うわけですよ。

そうなったら、それはわざわざ、生身の人間であるジャニーズが、バーチャルジャニーズなるものを通す意味があるのか??

だったら中の人が、生身の人間のままで喋って動いてってことと、何が違うんだろう?

みんな、星空くんや飛鳥くんを見ているようで、結局はその裏側の「中の人」を見ていることになるんじゃないか? 

ここは割り切って、星空くんや飛鳥くんは、中の人が喋って動くためのただの「入れ物」と考えるべきなのか?

・・・そんなのは星空くんや飛鳥くんがかわいそうじゃないか!!(急な星空担&飛鳥担)

 

2018年に画期的とも言える、ネットでの写真解禁(公式仕事に限る)が始まり、みんな大好きYouTubeでジャニーズJr.チャンネルなるものが始まり、急激なジャニーズ事務所の時代への迎合にイマイチついていけてない中での、バーチャルジャニーズ。もはやジャニーズは、これまでの私が知っているジャニーズではなくなっている。

でもそれも仕方ないのかな、時代の流れをうまくつかめないとどうしても産業ってのは衰退していくと思うし。ジャニーズなんてエンタメなら、それはなおさらそうでしょうね(誰)

だって、たった今この瞬間からでも新たにジャニオタの世界に足を踏み入れた人からしたら、生身のジャニーズと同時に、バーチャルジャニーズもジャニーズの一員?として存在しているのが「ジャニーズ」になるもんね。

 

 ここで私が、生身のジャニーズにこだわる理由というか、こだわりたい1つの理由を示すための例を1つを挙げますね。

2018-2019ジャニーズカウントダウンのグループチェンジメドレーでのKAT-TUNのGive Me Love(by Hey!Say!JUMP)でのSixTONESジェシー氏(ここまで横文字&カタカナばっかり、言いづらい&読みづらいけどこうするしかない)なんですが、今観ても(いい意味で)笑ってしまう。

 

衣装がJr.にしては豪華すぎるっていうのもあるだろうけど、その外国の血を引いた、日本人離れした美しすぎるお顔っていうのもあるだろうけど、完全に、主役であるはずのKAT-TUNを食っちゃってる。

いや、KAT-TUNを食ったとか言うとまた語弊があるけど、決してKAT-TUNも食われてはないけど、それよりも私は後ろの、黒子であるはずのSixTONES(=ジェシー氏)に目が行ってしまう。風格がもはやJr.のそれではない。

 

つまり、このジェシー氏の例を持ち出してまで私が言いたいのは、

こういうことがなくなると思うんです、バーチャルジャニーズだと。

こういう面白?エピソードは、バーチャルジャニーズには求めることができないと思う。まぁ、もともとこういう路線というか、生のジャニーズとバーチャルジャニーズがコラボする機会がなければ、こういうハプニング的なことが生まれる余地もないんでしょうが。

 

ジャニーズ本人たちはどう思ってんだろね?

デビュー組に関しては、割とどうでもいいのかな?むしろ、Jr.にしてみたら、仕事する媒体が増えてラッキー!みたいな感じ?

私(たち)だけ?こんなにあれやこれや言ってんのは。

 

私たちが好きな人はそれぞれに、俗にいう「担当」としているわけですけど、みんなもちろんかっこいいけど、いつもどんなときもかっこいいわけじゃないじゃないですか。

事故画的に半目になったりすることもあれば、ちょっと忙しいのかストレス溜まったのか、ふくよかになったりすることもあるわけじゃないですか。多分、普通の時は世間一般からもかっこいいと言われる彼らでも、そういう状態のときはお世辞にもかっこいいとは言われないじゃないですか、実際かっこよくないんだし。

 

でも、そういうときも含めて私(たち)は彼らのことを愛している(とかまで言うと重いかもだけど)、応援していると思うんです。

生身の人間だからこその変化も楽しんでるみたいな。「彼らも人間だもんな」みたいな。

 

だって、バーチャルジャニーズが、今後、生身のジャニーズが持ってる「人間味」みたいなものを持とうとして、面白エピソードや脚本なんかを事務所が考えるとしますよね?

でも、事務所側が意図的に作り出したエピソードで、例えば、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞&最優秀助演男優賞を史上初ダブル受賞&事務所的にも初受賞したという経歴が華麗すぎる、日本映画界にもはやなくてならない存在である、V6の岡田准一氏(私は愛をこめてオカダ)が、実は事務所の後輩のおしりを集めまくる(≒もみまくる)お尻星人であったり、共演した事務所外の若手俳優に対しても「かわいい♡」を連発したりっていう、ジャニーズとは思えない、若干の気持ち悪さをもったエピソードはなかなか作れないと思うんです。オカダ以外のジャニーズにも、その美しいお顔からはなかなか想像しがたい強烈なキャラクターやずっこけエピソードを持っていたりすると思うんです。

 

それは、彼らが生身の人間として生きているからこそ生まれるものだとも思うんです(重い)

リアルだからこそ生まれるエピソードだと思う。「事実は小説よりも奇なり」っていうし。

で、最初は顔に惚れてファンになった人も、だんだんとその人柄に触れるうちに、その人間性にも魅力を感じていくじゃないですか。担当の顔は好きだけど、性格はクソだみたいに言ってるジャニオタはあまり聞かない。そういうことだと思います。

 

ファンもそんなオカダに若干引きつつも、なんだかんだ言って結局は、そんな彼のことを受け止めてもいると思うんです。なんなら(届かないけど)、オカダに対してお勧めの若手俳優や若手ジャニーズ、ジャニーズJr.をプレゼンしている方もいらっしゃるし。

 

じゃあ、中の人を演じるジャニーズJr.が、自分のエピソードや持ち味を出して、そのまましゃべればいいじゃん!って話になるかもですが、それはわざわざバーチャルジャニーズを通す必要性があるのか??ってそもそもの話に行きつくと思うんです。バーチャルジャニーズの存在意義ってみたいな。

どうせ話を聞くなら本人の表情をみて、動きをみて、話す雰囲気を感じたほうが、彼らがそのエピソードで感じたこと、私たちに伝えたいことがより伝わるんじゃないか??

 

なんか聞くところによると、星空くんと飛鳥くんの配信中?に、お互いがお互いにギフトっていうの?(要するに課金的な?)めちゃめちゃ送りつけてるらしいね……。ジャニーズ、オタクの好きなやつ分かってるやん……。そういうメンバー間(星空くんと飛鳥くんに関してはメンバーと言っていいのかわからないが)の絡みは、オタクにとって大好物ってこと、ジャニーズ事務所側に筒抜けやん……、市場調査をちゃんとしてやがる……。

 

 

そしてこの記事をちまちま書いている途中に、またもやジャニーズ界隈をざわつかせる(であろう)ニュースが飛び込んできた・・・。ついていけない・・・疲れる・・・。でも、思うところはたくさんある・・・。ならば書かざるを得ない・・・。

 

バーチャルジャニーズの誕生、デビュー(?)のみならず、今度はジャニーズJr.のコンサートを生配信する「ISLAND TV」なるものが開設されるだと・・・?メンバー自身が撮影した動画も配信されるだと・・・?しかもこれは無料・・・??(ジャニーズ=有料という観念のある私からすると大事件) ツイッターで情報発信も行われるだと・・・?(ここも私的に大問題)

 

てか、Jr.チャンネルとかジャニーズwebとか、ISLAND TVとかバーチャルジャニーズとか、急に現代に迎合した媒体が増えすぎて、何が何で、それぞれどう違うのかがわからない。

なに?ISLAND TVは、デビュー組がやってるジャニーズwebとかFC動画のJr.版だと思えばいいの?そういうこと?もう誰か私に教えて、解説して!わからない!!

 

ジャニーズは事務所はこうして、今までやってなかった分の堰を切ったようにどんどん時代に合わせた事業展開をしていくわけですが、私はできればツイッターとかの、こっちが簡単にアクセスできるような媒体での露出はしてほしくない。2次元とか2,5次元ではなく、3次元の生身で活動してほしい。

 

もちろん簡単に露出できる媒体のほうが、こっちもジャニーズと簡単に触れ合えるようになって嬉しいのかもしれないけど、でも、私は
「簡単に触れ合えないからこその、ジャニーズの価値がある、保たれる」と思うんですよね。 

別に、ツイッターとかでファンと気軽にやり取りしてる有名人・芸能人をとやかく言うつもりはないし、私もジャニーズ以外の有名人・芸能人に関してはその恩恵にあずかるところがありますけれども、ジャニーズに対しては、むしろ金を払いたいと思う。金を払うことで彼らと堂々とコンタクトをとれるというか、その価値を享受して良い気がする。

 

そりゃ、ジャニーズたちのプライベートとか知りたいと思うこともあるけど、あんまりにも踏み込みすぎると、かえってこっちがジャニーズに幻滅しちゃうかもという自爆があったりとか、ジャニーズたちもそんな、常日頃からジャニーズでいなきゃいけない、見られてると意識がなきゃいけない生活というのは、単純に疲れたりというのがあると思います。

 

あっち(ジャニーズ側)から提供される、FC動画とかジャニーズWebとかは、いわば一方的な形で、こっちがコメントできたりはしないじゃないですか。

もしかしたらコメント機能をつけることで、直接ファンとの交流が図れたり、お仕事への感想を届けられたりするかもしれないけど、民度の低い(言い方悪いかもしれないけど)ファン(と言っていいのか)はどうしても一定数いると思います。

ジャニーズ側がコメントに対して返事を返さなかったとしても、そんなファン?からのコメントを目にするのはいやだろうし、その民度の低いコメントに対して、他のファンが言い返して炎上騒ぎになっちゃうみたいなことも十分に考えられると思います。

 

ならば、ジャニーズと私(たち)=ファンの間に、どうしても超えられない一線を引かれることによって、むしろジャニーズと私(たち)は良好な関係でいられるんじゃなかろうか。

わたし、ジャニーズの思うつぼすぎ?ファンをしたきゃ金を払え、一方的に享受されるものを黙って受け取れ(口悪い)という、ジャニーズ事務所の読み通りになりすぎ??ちょろすぎ?

 

なので、私は今回のバーチャルジャニーズとかは、すでにジャニーズファンである私(たち)が主なターゲットではなく、2次元や2,5次元が好きな人たちをターゲットとしていて、新たにジャニーズファンに取り込むための戦略として解釈してます。

そう、私たちは今回のジャニーズ事務所の戦略的には

アウト オブ 眼中だと思います。

 

以上のように、今のところバーチャルジャニーズとかジャニーズJr.チャンネルについて、どっちかと言えば否定的な見方のぷしゅしゅですが、1年後くらいに自分のこの発言を忘れて「Jr.チャンネルやばーい♡」「あすかな(飛鳥くん&星空くん)、かっこいい♡」とか言ってたら、指を指して笑ってやってください。恥をかかせてやってください。

 

こういうテーマの記事は、できるだけ話題がフレッシュなうちにぶち込まないとだめだね。話が古くなれば人の関心は薄れてっちゃうもんね……(反省)

 

形あるものは変化していくことを避けられないわけだけど、変化をしながらでも、いつまでもジャニーズはジャニーズらしさというか、変わらないところは変わらないままでいてほしいな。

・・・なんか前にも自分でこんなこと言ったな。あれだ、諸行無常(あらゆる存在は変化してやまない)」だ。

pushushu-love-like.hatenablog.com

またしても諸行無常を感じたことで、やっぱりブッダは只者ではなかったと思った次第ですが、今回は諸法無我(どのような存在も不変の本質などもたない)」は、ぜひジャニーズ事務所に覆してもらって、ブッダ以来の仏教の教えに一石を投じてほしい(私の立場)

 

学べば学ぶほど知れば知るほど/無知の知

この冬、2月の終わりから3月の頭にかけて、諸事情と旅行を兼ねて、東京、栃木、長野、神奈川1人で行って参りました。

自分でもすごいと思う、自分の行動力(積極的自画自賛。 

 

1週間滞在してたんですけど、まずそのうちの4日間は私用ではなく、仕事ではないけど、まぁまぁ人に呼ばれて行ったってのと(最初の1日in東京)、インターン的な用事(最後の3日間in神奈川)の2つがあったわけです。

で、その2つの用事の合間に3日間ぽっかり空くんですが、たった3日間のために飛行機2往復したくないし、しかも飛行機代は仕事的な用事で呼んでくれた側が出してくれるので、「学生がこの機会を無駄にするわけにはいかねぇべ!!空いた3日間は旅行でもするか!」ということで、思い切って1週間、旅行的な仕事的なインターン的なものをしました。

 

まぁここは本題ではないんですが言わせてもらうと、空いた3日間の旅行のうち1日は、長野は軽井沢に行き、ずっと行ってみたかった、軽井沢高原教会に行ってきました。

 

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かわいい。最高。見てきた写真のとおり。

こう見えて?歴史は100年以上あるそうです。意外。最近できた教会かと思ってた。

なんか、割と朝早めに行ったんですが(朝10時くらい)、教会の敷地全体が開いてなくて、こっちは戸惑うわけです。「???」みたいな。え?ここまで来たのに何も見れずに帰るの??嘘でしょ??みたいな。

しばらく戸惑ったまま、あたりをうろついてたんですが、どうやら教会の敷地内で、近いうちに?その教会での結婚式を控えたカップルが写真撮影をしてたので、観光客は立入禁止になってただけでした。

いや、それならいいんだよ。そうと言ってくれたらいいんだよ。そりゃ、2人の大事なイベントの邪魔はできないもんな(誰)

どうやらこの、軽井沢高原教会は結婚式に非常に人気らしく、その後も午後に一組、実際に結婚式するってんで、しばらくの間、敷地内立入禁止になってました。初めてモブとして、人の結婚式見た。通りすがりの観光客だけど、おめでとう、お幸せに。 

 

毎週日曜日にはミサがあることを知ってたので、それを狙って行ったんですが、まぁまぁ人が多い。

いくら日曜日って言っても、2月だよ?そんなにこの教会は観光地として人気なの??

 そしてやたらと外国人が多かった。みたところによると、中国人や韓国人。いたるところで日本語ではない言語が飛び交うので、ちょいちょい「ここはどこか」と思う場面がありました。すごいね、外国人にもそんなに人気なんだ?

 

ミサってどんな感じか全然知らなかったんですけど、2月の軽井沢高原教会では「アメイジンググレイス」とかの歌をまず2曲ほど、軽井沢高原教会の人が歌って、ちょっと牧師さん?のありがたいお話があって、その後にさらに1曲歌って終わりって感じでした。

ちょっと歌い方とかをあんまり詳しく説明できないんですが、ゴスペルというかたちで歌われてたのが、すごくきれいでした。

ゴスペル自体は知ってたんですが、最後にちゃんと触れたのは小学校の音楽なので(遥か昔)、改めてちゃんと聞くと、私が好きな感じのやつでした。アメイジンググレイスとか、日本語で歌われると、また別の印象になって良い。日本語バージョンのほうが好きかもしれない。

いやしかし、最後の方の曲で牧師さんが急にギター持ち出して、ピアノの伴奏の他にギターでもメロディをとり出したときにはびっくりした。全然いいんですけど、私が思ってたミサよりもだいぶカジュアルな感じでびっくりした。

ゴスペルを歌われるみなさんが、ほんと楽しそうに歌われるんですよね。聞いてるこっちも楽しい気分になる。 

今度はクリスマスイベントやキャンドルナイトとかの、もっと大きなイベントがある時に行ってみたいです。

 

あと、軽井沢高原教会のめっちゃ近くにある、石の教会(内村鑑三記念館)にも行ってきました。

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こちらは歴史的に30年ほどらしい。ちなみにこちらも結婚式会場として非常に人気です。実際に、結婚式があるってんで、2回ほど立入禁止になった時間帯がありました。

 

内村鑑三といえば、きっと社会や日本史の教科書で聞いたことのある人物だと思います。「内村鑑三不敬事件」つって、戦前の時代に(簡単に言えば)「現人神」であった天皇に対して、へりくだらなかった人ですね。天皇に対しては、めちゃくちゃ深くお辞儀しなくちゃいけないところ(90度くらい)、会釈くらいのお辞儀で済ませて、それが「非国民だ!」みたいにめちゃくちゃ叩かれた人です。

内村鑑三は当時、日本ではメジャーではなかったキリスト教の信者であったがゆえに、彼がへりくだるというか最敬礼をすべき対象はキリストなので、天皇には最敬礼しなかったわけですが、それが理解されなかったために日本中からめちゃくちゃバッシングを受けたんですね(これ以上は自信ないのでウィキペディア大先生をどうぞ)。

その内村鑑三の生涯をまとめた的な記念館が、石の教会に併設されてました。

これもこれで素敵だったけど、やっぱり私は軽井沢高原教会のほうが好きだなー。

 

 

そして3日間のうちの2日目、 栃木には、かねてからやってみたかったスカイダイビングをしてきました。

 

私、スカイダイビングって、わりと日本全国どこでもできると思ってたんですけど、そうでもないんですね。探してみたら、わりとできるところは限られている。

本当はスカイダイビングする現地までの交通費を浮かせるために(学生の使命)、できるだけ今回の滞在の拠点の東京から近いところでやりたかったんですが、一番近かった埼玉?のスカイダイビング場は、2月はヘリコプターだかのメンテナンスってことで(悲報)できず、やむを得ず、2番目に近いと思われた、栃木のスカイダイビング場に行ってきました。

 

まず、スカイダイビングの話じゃないんですけど(?)、東京近辺にお住まいの方には理解されないと思うんですけど、私、東京から「なんとなく」で電車に2時間乗って栃木に行けたんです。すごくないですか?特に地方民の皆さん?私すごくない?? 

 

東京のみならず、どこかへお出かけする際には、グーグルマップ大先生のお力がとんでもなくありがたいということは、スマホをお使いの方には共感いただけると思うんですけど、あれの難点って、めっちゃすぐにバッテリーなくなるじゃないですか。

私、モバイルバッテリーとか持ってないんで、お出かけ先でのバッテリーなくなる問題は、わりと死活問題なわけです。まぁ買えば済む話かもしれないんですけど、日常生活でそんなに困らないってなったら、買う気にならないんですよねぇ。

 

で、あらかじめ前日に滞在先の東京のホテルで、どういう道順で栃木に行くのかは調べたわけです。マジの丸腰では行けない。乗り換えはどこでして何線に乗るとか。

下調べをしたけれどところがどっこい、当日は恵比寿駅だったかな?が出発地だったんですけど、乗ろうと思ってる電車の一本前に、なんかうろ覚えのその日の電車の乗り換えの接続がうまくいきそうなやつが来たんで、とりあえず飛び乗ってみました。我ながらすごい。慣れない土地で、しかもスカイダイビングの集合時間には遅刻できないから電車間違ってたらアウトなのに、それでも飛び乗った私、急な度胸がすごい、

 

一番びっくりしたのは、最後に乗った宇都宮線?でした。

新古河→なんとか大学前(覚えていない)→藤岡っていって、藤岡で降りるわけです。あ、藤岡ダイビングクラブにお世話になりました<(_ _)>

 

「新古河」まではいい。若干、この電車で合ってるかどうか不安なものの、ここまでは落ち着いてた。

次の「なんとか大学前」で、駅名表示に群馬県って出てる。

 

???

急にパニック。え?群馬県?次が、私が降りる予定の藤岡駅だけど、これはもしや私は、違う藤岡駅に向かっているのか??もう電車の中で、平然とした顔を装いながら心の中は大パニック。

ここでさすがに、藤岡ダイビングクラブのホームページをみて、住所を確認しましたが、どうやら私の乗ってる電車、行き先で合ってるっぽい。え?じゃあ群馬ってどゆこと?

 

その後、藤岡駅から藤岡ダイビングクラブまで送ってもらったタクシーの運転手さんに聞いたところ、まさかの「新古河」は茨城県、「なんとか大学前」は群馬県、私が降りた「藤岡」は栃木県と、3県の県境を股にかけまくって宇都宮線だったかな?は走っているらしい。知らなかったら恐怖でしかないが(自分の目的地と現在地が急に合わなくなる)、事情を知れば面白い。

 

肝心のスカイダイビングでしたが、めっちゃ面白かったです。

私は学生の使命(強調)として、一番料金の安かった、スカイダイビングのみのコースでお願いしたんですが(30000円ほど。今回は父が援助してくれましたが、それでも学生には怖い値段)、これに記念写真つけると、さらにもう10000円とかでした。

 

事前のレクチャーで、クラブのお兄さんが「写真を撮られるコースの方は、セスナ(飛行機)から飛び出してすぐは、顔がやばいことになってますので、頑張って笑ってくださいね〜〜!」ってめちゃくちゃ笑顔で言ってましたが、たしかに私の顔はやばかったと思う。写真撮ってないけど、確実にやばかったと思う。自覚がある。

 

飛び出して十数秒はエビ反りみたいな体制でいなきゃいけないわけです。ある程度の高度まで落ちないと、パラシュートを開けないみたいな。

その十数秒はまじで息ができなくて、言葉を選ばずに言えば、死ぬかと思いました。

逆に写真撮らなくてよかったかも。あんな顔を金を払ってまで、写真として残したくない。

 

パラシュートが開いてからの3〜4分はゆらゆらとスカイダイビングを楽しめました。うまく言えないんですが、体一つで(実際にはインストラクター的な人と2人で飛んだけど)空にいるのが面白いと言うか、不思議でした。

体験しといて良かったなって。

 

余談なんですけど、今回私は一人で行ったんですが、一緒の回にいた人(時間制で複数の人と、同じセスナに乗り合わせたりレクチャーを受けたりする)はみんな、家族で来てたり友達と来てたりするわけです。

そんな中、女子?一人の私。普段はおひとりさま行動しまくりで、他人の目はそこまで気にはならないはずなのに、このときばかりは悪目立ちしている感じでちょっと居心地悪かったです。いや、いいけどね。「スカイダイビング一緒に行こう!」でのってくれるような友達はいないから……。たぶん「は?スカイダイビング?なんで??」って聞き返されちゃうからね……、いいの……。

 

 

さ、本題の(前置きが長い)ジャニーズショップに行った話です。

 

私、この正月に、ジャンプの元日コンサートのために東京ドームに行った話したじゃないですか。

その時にもジャニーズショップには行った訳です。

まず元日の朝早くに飛行機で地元の山口から羽田空港について、一緒に行った妹がジャニーズショップに行きたいってんで、空港からジャニーズショップに直行したわけです。

この時点で10時半頃。

ついた瞬間「うわぁぁぁぁ……めっちゃ並んでるやん……(絶望)」

そりゃ、ジャンプに限らず、ジャニーズのコンサートが近辺であるジャニーズショップではこうなりますよね。みんな考えることは同じですよ。どうせ東京に来たなら(しかもジャニーズ目的で)、ジャニーズショップに寄ろうとなるわ。私達のように地方民ならなおさら。ちょっと考えればわかることなのに、なにせコンサートが初めての私、ジャニーズショップが近くにある会場でのコンサートが初めての妹では、そこまで考えが及びませんでした。そろいもそろってあほか、新年早々あほ姉妹か。

 

ジャニショの警備員兼整理員的なお兄さんがいるじゃないですか、元日からジャニオタの対応、お疲れ様です<(_ _)>

あの人に整理券もらったんですけど、もらうときに同時に「この集合時間では、本日の東京ドームのHey!Say!JUMPのコンサートには間に合わない可能性がございます〜」って、どうしていいのか分からない一言を言われながらもらったわけです。

 

Hey!Say!JUMP(だけじゃないけど)の生写真を買うために、生のHey!Say!JUMPを見逃す?え?

その瞬間、妹があっさりと、しかし力強く「よし、明日や。」(一泊二日だったので)と言い切ったので、その日は、もう泊まる予定のホテルに行き、地元で買い忘れた双眼鏡を買いに行くことにしました(おそらく安定の東京ドーム近くのLOFT)。

 

今回、私達は荷物をそれぞれリュックに詰めていったってことで、すべての荷物の重さが肩にのしかかかるわけです。

そりゃ歩けば歩くほど、足も肩も疲れるけどさ、私は妹が今回のチケットを当ててくれたおかげで行けたってこともあるし、単純に楽しい旅がしたいし(東京まで来てガチの姉妹げんかはしたくない)ってことで、なんとか二人の会話が弾むように、雰囲気が楽しくなるように、色々妹に話しかけたりするわけです。

 

妹、私の気遣いにまったくの配慮なし。

疲れたオーラを微塵も隠さない。おい。

 

またここでタイミング悪いことに、ホテルにチェックインしようとホテルに向かった時間が、チェックインできる時間よりもちょっとだけ早くて、まだチェックインできないって言われたんですよ。もう絶望。私もホテル側も悪いわけじゃないけども、もう私は妹の顔が見れない。

 

結局は2人とも荷物を背負ったまま、東京ドームシティっていうのかな?に遅めの昼ご飯を食べに行きました。そこでもなんとか私は妹の機嫌を取ろうと色々話しかけるも、そっけない返事しか返さない妹。おい??? 

 

そんな妹でしたが、やっぱりジャンプのコンサートが迫ってくるにつれて、テンション、機嫌を取り戻していきました。

そうですか、お姉様よりもジャンプですか。いいんですけどね、お姉様はちょっと寂しいだけなんで。

 

で、無事に旅の主目的のジャンプの元日コンサートを終え、翌日の1月2日。

前日にジャニーズショップに行けなかったので、この日に早起きして行こうってことになってました。

1月2日。朝起きたら10時を過ぎている。嘘か。誰だよ早起きとか言ったのはばかやろう(私達です)。

ジャニーズショップがどうこうよりも、まずホテルのチェックアウトの時間が迫っている。こっちのほうが今は大事や。

 

すぐに隣で寝てた妹を叩き起こし、大急ぎで顔を洗ったりコンタクト入れたり、化粧したり荷物まとめたりとてんやわんやでした。

チェックアウトになんとか間に合い、そこからジャニーズショップに向かうわけです、早起き……。

 

ジャニーズショップについた時点で11時半ごろ。昨日と同じお兄さんに整理券をもらうと、集合時間は15時半。

それまでは私が行きたかったお店とかを巡ろうってことになったわけです。

私、タピオカミルクティーが好きで(安易)、タピオカミルクティーめぐりをしてたんですが、15時頃に渋谷でたまたま見かけたタピオカミルクティー屋さんに入って注文してたら、妹がイライラしだしたわけです。このままではジャニーズショップの集合時間に間に合わないと。

東京都民および関東圏、ジャニーズショップ原宿によく行かれるみなさんは「は?お前それ間に合わねえだろ。」って口を揃えて言われるかもしれないけど、なんせ東京の土地勘がない私は、なんとなく間に合うと思ってるわけです。

 

そこで私は妹に「ごめんごめん、贅沢だけど、電車に乗っていこう。そしたら間に合うやろ?」

妹「……おん……」機嫌がマックスに悪い。

 

私はタピオカミルクティーを持ち運べるように紙の手提げ袋に入れてもらい、妹に「ごめんごめん、おまたせ!行こうか!急げば間に合うよね!」って努めて明るく言ったんです。

私はさっき、「電車で行こう」って妹に言ったから、てっきり渋谷駅から原宿駅に電車で行くんだと思ったんです。で、私のタピオカミルクティーを待ってる間に妹が渋谷駅までの道順とか電車の時間を調べてるもんだとと思ってて(実際そういう素振りがあった)、妹のあとについていくわけです。

もう妹が走る走る。上り坂とかお構いなしに走る。

ドリンクを紙袋で持ってるし、上り坂だし、肩にはすべての荷物が入ってるリュック背負ってるしで、もうきつい。でも、妹の機嫌がマックスに悪くて(しかも原因は私)やりあうのがめんどくさいので、なんとかついていく。

 

しかし、走れども走れども渋谷駅につかない。

信号待ちで追いついた妹に(私のペースに合わせる素振りはない)、「渋谷駅行くんやろ?」と確認しました。

「は?間に合わんし。もうこのまま走っていくよ。」

絶望。嘘だろ?

原宿から渋谷まで2人仲良く歩いたときは、結構距離あったよ?それを走る?しかも時間が迫ってる中で?

 

もう妹は私のことを気遣う素振りはさらさらなく、私がついていけずに歩いてる中、どんどん先に先に走っていくわけです。

 代々木体育館かな?のあたりで私はもう力尽き、「5分くらい遅れても、帰れなんてことは言われないだろう」と前向きに考え、時々走りはするものの、そこからジャニショまでは歩きメインで向かったわけです。

そしていよいよジャニショが見えてきて、「よし!最後の一頑張りや!」とのことで元気よく走ったはいいものの、横断歩道で足がもつれて盛大にこけました(恥)。

自分でもびっくりした。え?私今こけた?しかもこんなにたくさんの人がいる前で?

 

もう紙袋の中の、ホイップクリームのせタピオカミルクティーなんかぐっちゃぐちゃなわけです、まだ一口も飲んでないのに(悲)

みそかにおろしたばかりのお気に入りのコートでこけた+東京で大勢の人の前でこけた+タピオカミルクティーはぐちゃぐちゃというトリプルパンチが急に私の身に降りかかり、もう私は消えてなくなりたかったんです、穴があれば入りたいとはまさにこのこと。

 

でも、でもね、東京って温かいんすね・・・。私が勝手に想像していた東京都民よりも、実際の東京都民はとても温かかった・・・。

盛大にこけて、背中に大きな荷物を背負った、もうどう見ても子どもには見えない年のいろんな意味でイタイ女子?女性?に、「大丈夫ですか?」って声をかけてくれて、タピオカミルクティー(大事)の入った紙袋を拾ってくれたんです・・・。

あの時は恥ずかしさのあまり、大してお礼も言えなかったけど、あの時声をかけてくれた人ありがとう・・・。我が妹にその優しさを少しでも分けてください・・・。

あ、ここまででお分かりのように、私の身にこんなことが起きていたのも全く知らずに、妹はジャニショ目指してまっしぐらでした~!(元気) 彼女は山口に帰ってから、私の愚痴という形で母伝いに聞くまで、このことを全く知りませんでした☆

 

そんなこんなでなんとかジャニショにたどり着きましたが、私の機嫌は急降下。本来テンションがあがるはずだったジャニショに来たのに、機嫌は急降下。

妹とは間に一人挟んで列に並びましたが、妹のやろう、無事に列に並べた途端に私の心配をしてくる。しかし、私はそれに対して反応しない。フル無視。なぜなら機嫌が悪いから(強調)。

やつは、自分が姉を置き去りにしたことは自覚があるようだが、やっぱり最初は自分の保身(ジャニショに向かうこと)に走っちゃう。それが果たされたら、ようやく姉の心配をする。つくづく人間てのは醜いなと、我が妹によって思い知らされました☆

 

ま、その妹とは木村拓哉パイセンのおかげでなんとなく和解しました(?)

ふたりとも、キムタクのことはもちろん男前と認めているが(誰)、彼よりも好きな担当がそれぞれにいるため、そこまで重要視してはいなかった。

 

が、いざ写真を選んでレジに向かうまでの長い長い列に並んでいる最中、キムタクパイセンの写真ブースに差し掛かるわけですよね。

妹と私は続きで並んでいたわけではなく、間に何人か挟んでいたわけですが、列が折り返すとき(伝われ)に、何度か横並びになって顔を合わすわけです。

 

その時の第一声 私「キムタク、やばくね??姉ちゃん、思わず買ってしまった」

妹「それ思った」

この会話をきっかけに、再び会話できるようになりました☆やっぱりキムタクは世界を救うな☆

私「ねえ、そろそろ充電やばいけ、モバイルバッテリー貸して」

妹「はい」

通常運転。

 

そんなこんなで今年の1月2日のジャニショは幕を閉じたわけですが、今回の2月のように東京に行く機会があったので、ジャニオタの性分として逃せないよね!ということで、またもやジャニショに行ってきました。

いや、行こうと思えば東京のジャニショよりも居住地的に近いところに、福岡のジャニショがあるんですよ。でもね、これが意外と福岡のジャニショ近辺に行くことがない。私は、お出かけのメインにジャニショを持ってきだしたら、自分に歯止めがかけられないと思っているし、たまに行くからこその高揚感があると思っているので、ジャニショ目当てのお出かけはしません。なので、福岡のジャニショに最後に行ったのは、1年前に大学の友達(いつもの安定のジャニオタメンバー)と、福岡に遊びに行ったついでですね。1年前って感じしない。2年ぐらい経ってる気がする(どうでもいい)

 

で、私はこのブログでやたら山田涼介氏をはじめ、ジャンプの話を多く出している自覚があるんですが、誰が何といおうと、私のオタ活の中心にあるのはです。

・・・嵐です。

 

でも、この1月のジャニショでは、なぜか、中島裕翔氏の写真に熱すぎる熱をそそぎ、枚数的には小瀧望氏の写真を多く買っている自分がいました。

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???

ちょっと待って?自分でも文字化しながら、よく事態が飲み込めてないよ?

1番刺さったのは中島裕翔氏で、枚数的には小瀧望氏?は??しかもキムタクパイセンが次点??さらに事態が複雑化してきてるよ??

 

1月の際、無事にジャニショで写真を買った後、妹と、それぞれどんな写真を買ったか見せ合ったんですけど、妹に「あれ?姉ちゃん、ゆうてぃ多くない?」と言われて、無性に恥ずかしくなりました。妹は、私は嵐が1番好きということは知っているんですが、ジャンプの中では山田氏が1番好きということも知っているんです。

なのに、姉が、嵐よりも山田氏よりも、中島裕翔氏の写真を多く買っている(妹は、私が年末に滑り込みで小瀧氏に堕ちたことを知らない、そして妹はジャニーズWESTに興味がないので、小瀧氏の写真の枚数が多いことには気が付かないし、どうでもいい。あれ、おかしくね、ねえちゃん?みたいな。

そんなこと言われてないけど、妹にジャニオタ的尻軽感を見られた、知られた感じする。

 

でも、そんな妹も、キムタクの写真にはあきれながらも納得してくれました。「あ、姉ちゃん買ったんだ?(わかるけどね的な目をしながら)

だって、私たち姉妹はキムタクのおかげで、「妹、ジャニショのために姉を渋谷に置き去りにする事件」から、仲直りしましたからね☆

 

そして、これだけは今でも思い出すんですけど、1月のジャニショで、レジ列に並んでいた私のすぐ後ろに、ママと一緒にいた、小学校高学年くらいの女の子。おそらくジャンプのファンで、この元日コンサートとかにも行ったんでしょうね。ママとパパが来ていて「今日の夕飯どうする?」的な会話をしていたから、パパはジャニショの外で待っていて、早くジャニショから帰りたがっていたから、きっと東京近辺に住んでいるんでしょう(予想)。

今でも忘れない。ジャニショって、ずっとエンドレスで各グループの最新曲かな?が流れるじゃないですか。もちろん1月2日のジャニショは、前日にジャンプのコンサートがあった影響で、ジャンプファンが多めなんですけど、その子は「ママ~、ジャンプの曲が流れると、我慢してた写真とか写真ホルダーとか、つい買っちゃいそうになる~」って言ってました。ママが「そんなお金ないでしょ?」って言ったら、「いいもん、ママに出してもらうもん。お年玉あるもん。」ママ「・・・。」みたいな会話をしてて、私がママの代わりに、思わず膝から崩れ落ちそうになりました。

いや、勝手に会話を盗み聞きしてた私は褒められたもんじゃないですけどさ、ジャンプの曲がかかったくらいで我慢するって決めたはずの写真とか、決して安くはない写真ホルダーをほいほい買っちゃってたら、それこそジャニショ及びジャニーズの思うつぼだからね・・・。私たちはジャニーズと仲良くしていくと同時に、ジャニーズ及びジャニショに立ち向かっていかなければならないんだからね、これからも強い心をもってジャニオタしてくれよ・・・、と思いました。

 

 

そして「1月は行く」の早さで1月が過ぎ去り、早2月。

しかも、「2月は逃げる」の言葉通り、2月が終わろうとしている2月26日。

私は3日間の旅行の最終日、締めくくりとして、この日は買い物しまくる日にすると決めていました。

その中にジャニショも含まれていて、ジャニショは並ぶだろうということも考えて、1番に終わらせようと決めていました。

 

・・・とは言っても~、2月の平日だよ?詳しいことは知らんけど、ぷしゅしゅ調べでは、この近辺でジャニーズ関連のコンサートなりイベントなりがあるという情報は入ってないよ?

じゃあ、並ばないっしょ~!しかも、開店が10時ならその1時間半前の8時半ごろにジャニショ近辺にいたら、1番くらいで入れて、サクッと選べてサクッと帰れるんじゃね?じゃあ、その次はどこそこに行って~とかいう、めちゃくちゃ自分的に楽しい計画を立ててたんです。

 

私は、自分では自分のことをロングスリーパーだと思っていて、基本的に早起きは苦手なんですけど、今回東京に来るために飛行機に乗ったけど、そのために4時半起きできたし、その次の日は長野のホテルで意味不明に6時半起き(しかも目覚ましが鳴る前に)、その次の日はスカイダイビングで栃木に行くために6時前くらいになんとか起きれたしって感じで、いつもと違う環境+楽しい予定があるという高揚感で、私は早起きできると思ってたんですよ。

そう、私は自分を過信してたんです。

 

8時半ごろに原宿駅に着くために、7時半くらいに起きれたら間に合うかな~と。どこかでおしゃれな朝ご飯でも食べたいから、8時くらいにホテル出ようかな~と。

 

2月26日の朝。起床、8時。

は?????

は????????

 

自分の目が信じられない。ん?スマホの時間が間違ってる?

そんなことはない、きっとめったにないでしょう。

そうです、私は1月2日のジャニショ同様、寝坊したんです。

8時とか、前日の予定ではどこかでおしゃれな朝ご飯を食べてる予定の時間だったぞ?それが、パジャマで眼鏡で布団の中?しかも事態が把握できていない?

 

なんやかんやで結局、おしゃれな朝ご飯はあきらめ、当初の予定より30分ほど遅れて9時ごろに原宿駅に着きました。

でも~、寝坊はしちゃったけど~、そもそもの予定が早め早めだったから~、開店1時間前だよ?並ぶつっても、そこまで並ばなくね?

 

ジャニショ前。長蛇の列。列の終わりがどこかわからない。絶望。

 

私の考えは甘かった、甘すぎたことを思い知りました。

東京ってすげえな。どこにこんなにたくさんの人を抱えているの?

ジャニーズってすげえな。2月の平日にどこからこんなに人を動員してくるんだよ。

 

列の長さに絶望して、一瞬あきらめかけたものの、あとから来て整理券を渡されて、中途半端な時間にくることになるよりはましだってことで、おとなしく列の最後尾に並びました。 

 

で、列に並んでたんですけど、前述したようにスマホの充電を減らしたくないので、おとなしく本を読んで時間をつぶしてました。

そんで、私のすぐ後ろに並んだ、おそらくこの春に高校を卒業したと見られ女子二人組の会話を、聞くとはなしに聞いてました(ごめんね)。

で、その会話の中で「てかさ〜、この辺Jr.いそうじゃない?」「わかる〜、多分いたら見つけられる〜笑」

は?え、まじ?この子達がこんなにナチュラルに会話に出すほど、原宿のジャニショの近くにはJr.が出没するのか⁉そしてこの子達は、仮にJr.がいたら見つけられる、わかるぐらいにJr.に精通しているのか⁉

急に、私の視線がさまよいましたよね、ほんとにJr.いるんじゃないかっつってね。もちろん、いたかもしれないけど、私の貧弱なJr.知識では、見つけられませんでした☆

 

おとなしく列に並んでたら、列の前の方の人たちがジャニショの方に誘導されてって、徐々に列が動き出すわけです。

あれ?これ、意外と早く入れるやつじゃね?(歓喜)

結局、当初の予定よりは並びはしたものの(寝坊)、全然並んだうちにも入らないぐらいの待ち時間でジャニショに入れました〜!

 

さぁ、写真見るぞ〜、今日はどんな男前が私を待ってる〜!?とか思って意気揚々と写真を見始めたら、最初の最初で予期せぬ問題発生。

 

藤井流星氏の写真を買う手が止まらない。

は?藤井流星氏?これはちょっと予想外の展開だぞ??

 

ジャニーズWEST勉強中の身として、小瀧担として、藤井流星氏の顔面の美しさは知っています。そしてあの美しさからは想像できない、愛すべき天然ちゃんだということもなんとなく知っています。

でも、こんなに藤井流星氏の写真を買っている自分が信じられない。ジャニーズWESTで散財するなら、もちろん我が小瀧望氏だと思っていた。

ん?何か?たまたまジャニーズWESTの写真を一番に見ただけであって、今後見る写真もこの調子か?私、破産するぞ??

ちょっと自分でも怖くなって、一旦チェックを入れた写真を見返して、結構減らしました。減らしたつもりだったが、改めて見返してみると多い。しかしこれ以上、断腸の思いでも減らせる写真がない(無念&歓喜という相反する感情)。

 

結局、何故かこの日は藤井流星氏に対する貢心が爆発したものの、その後の写真は比較的落ち着いて見られました。

 

ここでちょっと聞きたいんですけど、担当もしくは担当グループがある皆さん、もしジャニショに行って、自分の担当もしくは担当グループの写真でお眼鏡にかなうものがなくても無理矢理でも最低一枚は買おうとする節、ありません?

私、これがあってですね、今、担当グループが5つあるんですけど()、今回その中でセクゾとジャンプとV6の写真コーナーで、なかなかピンとくるやつがなかったんですよ。

てか、V6の写真は、コーナーの位置上、レジ列に並んでるときにしか見れなくて、V6コーナーに私が差し掛かったときに限って、なんかやけに列がスムーズに進んで写真が見れないというね。これ、1月のジャニショもそうやったからね。我が担当のオカダの写真は1枚もまともに見れていないと思います。頼む、ジャニショ(懇願)

 

でも、なんか、「ここで買わなきゃ損する!担当の写真じゃなくてもいいから、1枚は買わなきゃ!」みたいな謎のもったいない精神が働いて、捉えようによっちゃ失礼な話かもしれませんが、なんとか選んで貢いで参りました。

いや、買おうと思えばいくらでもほしいのはあるんです、こんな感じに無理やり選ばなくても、選ぶべき、選びたい写真はあるんです。

でも、「これや!」ってピンときた写真、見た瞬間「買う、誰がなんと言おうと私は買う(宣言)」って瞬時に決意できた写真に絞らないと、一体一回のジャニショでウン万円使うんだよって話になりません?

なので私はいつも、厳選に厳選を重ねて選ぶようにしてるんですけど、その基準が厳しすぎたのか、今回のジャンプ、セクゾ、V6には買うべき、買いたい写真がなかった……。でも買いましたよ、なんせ私は地方民。買いたいときに来れる距離じゃないし、ジャニショはお出かけのメインに据えない主義なので。

質問が長い。それに対する補足説明が長い。自分でも話の流れを見失いかけた。

 

で、やっとこさひと通り見て、レジ列に並んでいる最中(これがまた、買うまでのレジ列がとんでもなく長い)、ちょっとブログで特記すべきだなと思ったことが2つありました。

 

1つ、Jr.の写真って、そんなに人気なの??

 

私は前にもお話したように、Jr.に明るくないんですが、Jr.はやっぱりデビューしていないという立場上、デビュー組よりも、認知度やファンの購買度は劣ると思ってたんです。

思ってたんです。

 

ほとんどJr.がわからないので、誰の写真なのかはわからないが、誰かの写真の上に「売り切れ」「品切れ」と書かれている。

え?Jr.の写真が品切れになることがあるの??

まじ?

それは1枚だけとか、その写真が誰が見ても素晴らしい出来だったかというとそういうことでもないらしく(出来栄えに関しては、完全に個人の主観によるところがありますけども)、他のJr.の写真にも、チラホラと「売り切れ」の文字がある。

まじ?私が知らないだけで、ジャニーズJr.って、もしかしなくてもジャニオタ界隈では人気なの?え?これ常識ですか?

 

そんな戸惑いを抱えつつ、そんな私の戸惑いを露知らず、レジ列は進んでいく。

道中(道中というほどに長い)、KATーTUNコーナーに差し掛かりました。買う気はなくても、担当じゃなくても、一応写真はチェックしますよね。

 

ここで2つめ、亀梨氏がドフラミンゴだ。

 

皆さん、ドフラミンゴってわかります?

私はよく知らないんですけど、日本が誇る世界的マンガの「ワンピース」のキャラクターらしいんです。

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てかちょっと待って。私も初めてドフラミンゴをちゃんと見たけど、予想外の見た目にまごついている。こんな腹筋バキバキのピンクファーとは思っていなかった(困惑)。 

 

一昨年の冬かな、女子のファッションで、めちゃくちゃもこもこした白いコートみたいなカーディガンみたいなのが流行ったじゃないですか。それを着てる女子はもれなく陰で「ドフラミンゴ女子」と言われてしまうという。まぁ、そういう私もその一人で、私は陰じゃなくて、ほぼ初対面の人に面と向かって言われましたけどね。そのほうがスッキリしますね、こっちも初めて会った人にそんなこと言われてびっくりしたけど、面と向かって言われたのが清々しすぎて逆に「あぁ〜、らしいですね〜」って笑顔で返せましたわ。

 

で、天下の亀梨氏がドフラミンゴ(黒バージョン)になっていた。上の写真のピンクファーが黒くなった感じ。こんな表情はしてませんでしたけどね。ジャニーズがこんな表情で写真には写れない、いろんな意味で。

私は初めて知りましたよ、「あ、ドフラミンゴ」って思う人の気持ち。私は「ワンピース」をよく知らないけど、自分が言われたからこそ、ドフラミンゴだけはよくわかる(つもりだった、実際のドフラミンゴを認識するまでは。いまだ困惑)。そして初めて思いましたよ、他人に対して「ドフラミンゴ」だなんて。

 

あかん、これじゃ「ワンピース」のドフラミンゴも、亀梨氏もディスってるみたいになるが、そのような意図は一ミリもない。亀梨氏についてはただそう思っただけだし、ドフラミンゴについてはただの例えに用いただけです、そこはわかっていただきたい。

 

まあ、何が言いたかったかっていうと、今回のジャニショでぱっと目に入った亀梨氏に対して1番に抱いた感情が「黒いドフラミンゴ」ってことだったってことです。

亀梨氏をディスってるつもりは全くなくて、むしろ、私の潜在意識にドフラミンゴが根強くいるんだなとか、ほぼ初対面の人に「ドフラミンゴ女子だ~」って言われたのが、自分でも知らず知らずのうちに結構堪えてたんだなって思いました(何の話)

 

 

この2月のジャニショでは、写真を選んでいる最中にはだいぶ厳選したつもりだし、そこまで枚数が多くないはずだったんですけど、いざレジに行ってお会計の場面になって驚愕しました。

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なんだ、この枚数は。あれか?私、初めてジャニショに行って、興奮のあまりに買い占めている人なのか??違うぞ、すでにジャニショデビューは済ませているぞ??

レシートを見て一目瞭然のように、明らかに藤井氏が尾を引いている。「フジイリュウセイ」が多すぎる。

 

もうね、恥ずかしかったもん。レジに呼ばれて、お姉さんが注文した写真をレジに打ち込んで、こっちがお金を用意している間に写真を用意してくれるじゃないですか。その間ずっと、レジに表示されている金額が恥ずかしかった。1枚160円なのはみんなわかってるから、合計金額÷160したら、いったい何枚買ったのかがわかってしまうもんね。めっちゃ恥ずかしかった。早くお姉さんに戻ってきてほしかったもん。

 

 

このジャニショに行った翌日から、3日間のインターンシップ的な予定を済ませたのちに、無事に東京近辺旅行を終えましたが、つくづく「世界は広いな」と思いました。

初めて長野や栃木に行って、「本当に人が住んでるんだ」と思いました(?)

決して長野や栃木が未開の地みたいな、ディスっている意味じゃなくて、これまで山口県近辺でしか暮らしたことのない私にとっては、長野や栃木は、存在は認識している、場所もどこにあるか大体わかってるけど、実際に目にしたことがなさ過ぎて、本当に日本の一部なのかな?存在している場所なのかな?って思ってたんですよ。

逆にきっと、長野や栃木にお住まいのみなさんが、山口県あたりに対して「山口・・・、場所はなんとなくわかるが、情報が手元になさすぎる・・・、謎・・・。」みたいな印象をお持ちだろうことと同じだと思います。

ジャニオタ的に言えば、私がこれまで10年以上嵐ファンをしながらも、2018年のワクワク学校で、初めて生で嵐を見るまでは、実は自分の中でも知らず知らずのうちに「嵐の実在性を信じきれていなかったこと」と同じことだと思います(?)。わかる?これで分かってもらえなかったら、もう私には説明するだけの気力、表現力はないぞ??

 

なので今回、実際に長野や栃木など、なかなか行く機会のないだろう土地に足を運べてよかったです。情報がないなりにも楽しめたし、何よりいい意味で普通にいいところでした。

 

また、今回の記事のメインの内容であるジャニショ及びジャニーズについても、1月2月でまた新たな知見が得られました。

・ジャニショ及びジャニーズは時に、1組の姉妹の仲を険悪にしてしまうほどの、危ない魅力を持つこと。

・天下の木村拓哉氏は、そんなこじれた姉妹仲を修復してしまうほどの力をもつ、やっぱり(いい意味で)やばい人だったこと。

・中島裕翔氏の写真がドストライクだったにも関わらず、写真の枚数的には小瀧望氏優勢という、ちょっとよくわからないことが起きてしまうのがジャニーズ生写真だということ。

・私が思っていたよりも、ジャニーズJr.はもしかしたらだいぶ人気かもしれないこと。

・ジャニショ及びジャニーズは、2月の平日という社会の購買意欲が下がりがちな時期にも、私の想像をはるかにこえる人間を集めるほどの魅力、集客力を持っていること。

・亀梨氏が(衣装だとは思うが)、ドフラミンゴだったことがあること。私と亀梨氏は(ドフラミンゴファッションという点で)うっすいつながりがあったこと。

・私は嵐をジャニオタ活動の主軸に置き、ジャニーズWESTにおいては小瀧氏を一番に推しているにも関わらず、なぜか藤井流星氏への貢心が爆発したこと。このように人間は自分でも知らないスイッチを持っているかもしれないこと。そのスイッチはいつどこで入るかはわからないこと。

 

いやあ、ジャニオタを長くしてても、ジャニショという新たな扉を開けば、ジャニショに通えば通うほど新たな学びがあるなんて、これだからジャニオタは楽しいなぁ~~!!

 

学べば学ぶほど、いかに自分がジャニーズについて無知だったかに気づかされ、そしてその、ジャニーズについての無知さを知れば知るほど、もっとジャニーズについて知りたくなる。

「私はジャニーズについて無知だ」ということを知ることこそが、もしかしたらジャニーズについて、これから素直に知っていける近道かもしれない。

 

 

こんな言葉を残したアインシュタインソクラテスは、もしかしたらジャニオタだったのかもしれない(絶対違う)

 

一筆入魂

※なお、この記事は(勝手に)先にあげた「やめられないとまらない」という記事のシリーズ的なもののつもりで書いています。

pushushu-love-like.hatenablog.com

「やめられないとまらない」では「一定期間、狂ったようにリピートし続けた曲」を紹介したんですが、この記事では

「狂ったようにリピートしたとかしないとか関係ないし、歌詞全体やメロディは今一つだけど、この曲のこの歌詞が最高すぎる、好きすぎる、この歌詞だけですべてが丸く収まる」という曲(=歌詞)を紹介します。

(とか言いつつも、「やめられないとまらないソング」と「一筆入魂ソング」が自分の中ですら、うまく分けられていない気もする・・・。もうめんどくさいので、「混同してんじゃん!」って思っても、生暖かい目でみてください。)

 

もちろんジャニーズに限らず、すべての作詞家さんが良い歌詞を書いている、書こうとされていることは百以上も承知のつもりですが、そのうえで、ぷしゅしゅにめちゃくちゃ刺さったという歌詞を紹介したいと思います。

・・・誰得やねん。

 

 

 

 

 

SMAP

「かわいくない唇 憎まれ口ばかりさ

 目の前に立ってたら すぐにふさぐのに」

「どうしても君がいい なんでかわからないけど

真夜中の舗道で ばかみたいに待つくらい

どうしても君がいい ほかの誰も欲しくない」

by どうしても君がいい

www.uta-net.com

 私が思うに、この曲の主人公は花より男子の道明寺だと思う・・・。

(漫画版ではなく実写版のほうです。ここ大事、テストに出ますよ。松本潤氏。

 

「どうしても君がいい なんでかわからないけど

 真夜中の舗道で ばかみたいに待つくらい

どうしても君がいい ほかの誰も欲しくない」

ここはもう、道明寺が雨の中で、来ないつくしを待ってる画しか思い浮かばない・・・。

 

勝手に「恵比寿ガーデンプレイス 時計広場13時」ってつくしに告げて、つくしはきょとんとして行かないのに、雨の中でずっと待ってるっていうね・・・。つくしも用事しながら若干道明寺のこと気にしてるみたいなね・・・。もう完全に恋が始まるフラグ立ってるじゃん・・・。しんどい・・・。

雨に道明寺が散々打たれてくれたおかげで、道明寺は高熱を出してぶっ倒れ、そこに居合わせたつくしが看病し、しかも2人はエレベーターに閉じ込められるという、恋が始まる以外にほかの可能性がありえない状況。おいしすぎる。THE少女漫画。

 

違う。花より男子の話が本題ではないんですけど、でも私の中では何度聞いても、道明寺とつくしがちらつくんですよね・・・。

あ、「プロポーズ大作戦」の山P氏(ケンゾー)が、大学生の長澤まさみ氏(礼)が建築の何かの賞への応募締め切りに間に合うように、郵便局の前で待ってる図もいいね。その日もその日で長澤まさみ氏演じる礼の20歳の誕生日っていう、ドラマじゃないとあり得ない設定。最高。現実にはなかなかあり得ないからこそ最高。

 

「どうしても君がいい」は、花より男子ともプロポーズ大作戦とも、おそらく何の関係もないでしょうが、どうしても当てはめて考えてしまう。それくらい、私的に世界観がぴったり。

この歌の歌い手側の彼は、なんだかんだ言ってめちゃくちゃ彼女が好きってことが分かる。「惚れた弱み」をまさに表現している曲。

 

 

 

 

 

「どうして愛は お金がかかるんだろう

抱き合うだけじゃダメ」

「僕の懐には わずかなMoney 破産しそうな」

「僕は悲しいくらいに いっそう仕事を もっともっとHardに」

by $10

www.uta-net.com

これって、私たちジャニオタのことを言ってない??

そうにしか聴こえないよ?? 

ジャニオタの永遠のテーマソングに認定(勝手に)。

 

 

SMAP、もっと言えばジャニーズ本人に言われたくないよね、「どうして愛はお金がかかるんだろう 抱き合うだけじゃダメ」なんてさ。

そんなん、こっちがあんたらに聞きてぇわ!!

その金が回り回って、あんたたちは飯を食ってるんでしょうよ!って言い返したくなるよね。半ギレ&あきれ顔で。言えないけどね、そんなこと。

 

そして私たちは「どうして愛はお金がかかるんだろう 抱き合うだけじゃダメとか思いながらも、「僕は悲しいくらいに いっそう仕事を もっともっとHardに」頑張るんですよ。社会人の方はもちろん、大学生以下の方々もいろいろと時間をやりくりしながら、コンサートだ、CD代だのために一生懸命働くんですよね。そうやって得たお金は、いつの間にかジャニーズに消えていき、気づいたときには「僕の懐には 僅かなMoney 破産しそうな」状態ですよ。まったく、うまいこと言ったもんだね。あっぱれだわ。拍手したいくらい。

字面にしたら、ジャニオタなんてやめなよって、自分で自分に言いたくなるけど、なんかやめられない。なんでだろ、不思議。

 

ん?逆に考えてみれば、SMAP側から私たちジャニオタの気持ちを理解しようと歩み寄ってくれてる・・・? ん??わかんない、どっちだ・・・??

 

 

仮にこの曲の主人公を素直に男の子としてみても、すんごい貢がされてる。びっくりするぐらい貢いでる。知念侑李氏の財布として名高い、山田涼介氏もびっくりの財布っぷり。この時代で言えばアッシー、メッシーかな?どんだけ魅力ある女の子を追いかけてるんだ。私もSMAPにそんなに貢がせるくらいの女になりたい。

 

 

 

 

 

 

 

「さよならと言えば君の 傷も少しは癒えるだろう

会いたいよと泣いた声が 今も胸に響いている」

「さよなら僕を今日まで 支え続けてくれた人 

さよなら今でも誰より 大切だと思える人」

「そして何より二人がここで ともに過ごしたこの日々を 

隣にいてくれたことを ぼくは忘れはしないだろう」

by オレンジ

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この曲のクオリティでカップリング扱い……。じゃあ「オレンジ」が収録されてるCDの表題曲は何なんだよ!!と思えば「らいおんハート」でした。なんか納得した、ごめん……。らいおんハートにも、オレンジにもごめん……。

 

ストーリーがしっかりしすぎ。この二人の間に何があってどうなってこうなったんかは知らんが、切なすぎるわ。明らかにお互い、嫌い合って別れるんではなさそうだし、少なくとも彼氏のほうが彼女に未練ありすぎ。

でも、怖くない未練。涙流すしか反応が返せない未練。

全部いいけど、特に二番のサビが一番好きですね、私は。

(多分)別れちゃう二人だけど、少なくとも僕にとっては「今でも誰より 大切だと思える人」なんだって……。

まじでなんで別れるんだよ……、何があったのかだけでも教えてくれよ、頼むよ・・・。

 

そして、「オレンジ」という曲名だからか、どうしても反射的に(?)、夕方で夕陽の指す土手を歩きながら彼がこの歌を歌ってる、もしくは夕陽の指す土手を二人で歩いた時とかの思い出を思い出しながら歌ってる情景が目に浮かぶ。

 

これは多分、GReeeeNの「オレンジ」の「1つ2つと 星が出てきた 夕焼け あの日の 帰り道で 並び歩いた 何気ない日と 空色 同じ色 重ねた 君を想って」に多分な影響を受けている。
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KinKi Kids

「こんなに 頑張ってる 君がいる 

かなわない 夢はないんだ」byフラワー

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この歌詞聞くたびに「なんて自分は怠け者なんだろう、頑張りが足りないんだろう」って思うんですよね、多分、キンキの思惑とは真逆の方向。

 

だって自分では「自分は頑張ってる」とか大して思わないのに、そんな私をキンキは「こんなに 頑張ってる 君がいる かなわない 夢はないんだ」とか、無条件にめちゃめちゃ褒めてくれる。ありがとう、キンキ……(号泣)。

 

あと、私的には号泣を誘われる歌詞なのに、相対する感じの南国チックなメロディもまたいい。(私の中での)そのアンバランスさが逆にいい。

 

 

 

 

 

V6

「ダサくても 悩んでいたいよ」

「テレビとか雑誌とかで スゴい人みてふと思った もうできる全部 やるしかない

テキトーに生きたくない

HEY 世の中本気がいっぱい 捨てたもんじゃない 信じてみ 夢見る本気がいっぱい がんばる前に 夢中でいたいだけさ」

「泣き顔で駆けてく カーディガン ひとごみで叫んだ制服 傷つくくらい マジな君は 正しい今日をやれている」

by 本気がいっぱい
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この歌詞は、V6のシングル「COLORS/太陽と月の子どもたち」の初回盤に収録されていた特典映像「色で振り返るV6の歴史!」という神企画によって知りました。

まず、この神企画をざっと説明すると「COLORS」にちなんで、V6のこれまでの楽曲だとかMVの歴史だとかを、色をキーワードにしてクイズ形式で振り返ろうって企画です。

この説明だけでは大して心惹かれないかもしれないけど、もしこの説明で少しでも心動いた人がいたら、ぜひ何とかしてこの映像を観てくれ。頼む。後悔はさせない。

 

で、そのクイズの問題の中に「本気がいっぱい」のMVにまつわるものがあったんです。まあ、その質問自体はおいといて。

そこでMVのサビの部分がちょろっと流れるんですけど「心に本気がいっぱ~い!」つって、露出の多い、若かりしV6が。

 

こんなストレートな歌詞あるか。逆に(?)びっくりした。若くないと歌えない歌詞。

で、歌詞を調べてみたら、こんなこと、口に出して言うのは恥ずかしいけども、とても大事なことっていうのがたくさん書いてあった。

 

特にぷしゅしゅに刺さったのは、太字の歌詞ですね。

私、自分で言うのも変な感じですが、いちいち物事を深刻に受け止めがちなところがあるんですよ。きっと言った相手はそんな意図はないだろうけど、私がその意図を勝手に作り出して、勝手に傷つくみたいな。

 

でも「傷つくくらい マジな君は 正しい今日をやれている」とか「ダサくても 悩んでいたいよ」とか「もう できる全部 やるしかない テキトーに生きたくない」とかもろもろ、私がそう感じただけですけど、めっちゃ私を励ましてくれたんですよ。

この励まされる加減で言うと、ぷしゅしゅ調べでジャニーズWESTの「プリンシパルの君へ」と並ぶ勢い。(誰やねん)

 

あと、同じV6の楽曲で比べるなら、この後取り上げる「Can do! Can go!」といい勝負(誰やねん)。

 

 

 

 

 

 

「どんな 楽しい時も いつだって なんか足りない

気付かないフリをして 笑って ごまかした

友達が 僕より偉く 見える日は サボりたくなる

僕だけに出来るコト 見つけたいよ

シュミレイションなんか 誰にも されたくないね

大事なモノに ホントの事に キスしたいのさ」

by Can do! Can go!

www.uta-net.com

サビじゃないっていうね。でもいいの。私はだれが何といっても、この歌詞が好きだから。

 

私はあるし、これ多くの人があると思うんですけど、日々生きていて、それなりに幸せだけど、なんか足りない、もっともっとやること、やれること、できることがあるって思いません?(誰)

で、そういう時に友達とか周りの人を見て「あの人の、自分には無い良いところ」「この人のこんなところがうらやましい」ってところがやけに目につくんですよね。

で、それらを手に入れたい、近づきたいってことで、自分なりに頑張ってみるんですけど、その通りのものは手に入らないし、そもそもその努力の過程がうまくいかなかったりして、「もう自分にはだめだ、もう何もしたくない、自分には何もできない」みたいな投げやりな気持ちになってしまう。

 

と、ここまでの気持ちを、私が取り上げた歌詞の前半で表しているわけです。日ごろからなんとなく思ってたことを、まさかの歌詞にされているなんて。曲になっているなんて。

 

で、後半部分はなんとなく、その気持ちへの1つの解決策を提示してくれていると思います。

確かにあの人はうらやましい、この人になりたいって気持ちは消えないけれど、でも私は誰かになれるわけじゃない。

私は、私にないものをうらやましがって、欲しがっていくと同時に、私にしかないものを私なりに大事にもしていきたい。

ましてや、その「私」を、誰かに「こいつはこんなもんだろ」とか勝手に思われたくない。いや、思われるのはその人の勝手だから私にはどうすることもできないんだけど、仮にそう思われたとしても「意外とこいつやるな」ぐらいに見返したい。

 

なんかはずかし、めっちゃ語ってしまった。このブログは自分のために書いてるから、自分が読み返して面白いことが一番なんだけど、でも恥ずかしいね。

 

 

その大事にする方法が、新しいと思いません?「キスしたい」って。

私はこれまでそういうことを言ってる歌詞では、「大事なものを抱きしめたい」とか「抱えながら」とかだったと思うんですけど、「キスしたい」ってなんかかわいくない?新しくない?

 

 

 

で、この曲はV6の曲なんですけど、嵐がデビュー前のJr.だったくらいの時期に、Jr.が歌いすぎて、V6の曲ってよりもJr.の曲ってイメージがつきました。Jr.にとられかけました。V6本人も「一時期Jr.が歌いすぎて、Jr.に持っていかれてた曲!」「みんな知ってる!?俺たちの曲なんだよ!?」(ニュアンス)って、主に三宅氏と井ノ原氏が声を大にして主張してました。

いや、Jr.が歌うCan do!Can go!もいいけどね。グループの枠を超えて歌われるCan do!Can go!は素晴らしいけどね。2018-2019のカウコンで最後に歌われたCan do!Can go!は、まさにこれぞCan do!Can go!って感じするけどね(?)

 

みなさん、よかったら、この曲は一応V6の曲だということを覚えておいてください・・・。なにとぞ・・・。

 

 

 

 

 

「空から迷わずママを選び 宿った命みたいに」

by 太陽と月のこどもたち

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 「ママ」て。なんか画期的じゃない?ジャニーズがママって言うの。

そしてこの歌詞を井ノ原氏が歌うってのもまたいい。彼が歌うことによって急に、彼が「パパ」であることを思い出す。パパとか一言も言ってないのにね。

 

NHK様の「みんなのうた」で歌われてたけど、ほんとにそこが披露するのにふさわしすぎる場所だったなって思う。「みんなのうた」だからか、どことなくいつもの6人の声よりも優しい感じがするし、心が洗われる思い。  

MVでは、6人直筆の歌詞を見られるのも地味にポイント。

 

 

 

 

 

僕が僕のすべて

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これは選べない―!これは「やめられないとまらない」ソングかもしれないな。

選べないけど強いて選ぶなら、1番の歌詞が好きです。強いて選んだ割には、好きな歌詞が多い。

いや、もうちょっと頑張って強いて選ぶなら、1番のサビ終わりの「今ここにいる 僕が僕のすべて それだけは変わらない」とか2番のサビ終わりの「確かなことは 僕が創った道 それだけは変わらない」が特に好きですかね。

 

 

私、こういう、今の自分を肯定してくれる系の曲が好きですね。「本気がいっぱい」とか「Can do!Can go!」とか。私、もうちょっと自分に自信持ちなさいよ。

ありません?今の現状にもそれなりに満足しているけれど、ふと「あそこで、今とは違う道を選んでいたら、選択肢がもっとあれば、今ごろどうなってたんだろう」とか「あの時、もっと頑張っていたらよかった・・・」とか。私はめちゃくちゃあるんですけどね。

でも、(さっきも言ったけど)私は私以外の人間にはなれないんですよね。「違う道を選んでいたら」とか思いながらも、その時の自分はその時なりの最善の選択をしたはずなんですよ。それならば、この道が自分にとって最善の道だと信じて進むしかない。そういう前向きな気持ちにさせてくれますね。

 

この曲を聴いたことない人、知らない人、嵐のファンじゃなくても、今度落ち込んだときにはこの曲を聴いてみてくれ。1回でいい。後悔はさせない(2回目)


 

 

 

 

「たぶんあの時僕らは歩き出したんだ 互いに違う道を」

「先の見えないくらい道路も たとえそれが迂回路でも 

いまは少し二人ともつらい表情 しまっておこう これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり ただ 僕はなおあなたに逢いたい

また… いつか笑ってまた再会 そう絶対」

by Still...
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 この曲、嵐ファンの中では特に人気の高い曲で、2013年の嵐フェスで行われた、シングルとかカップリングとかの部門別人気投票で、見事、カップリング部門1位に輝いた曲なんです。そらそう。カップリングであることが不思議なくらいの良曲だもの。でも、なんだかあんまり多くの人にこの曲の良さを知られたくない気もするから、カップリングでよかったとも思う曲(贅沢)

 

これ、2013年の3月にTBS「ひみつの嵐ちゃん!」の最終回があったときに、特別エンディング映像のBGMとして流れたんです。

この後番組として、櫻井氏と有吉浩行氏の番組が始まることはわかっていたものの、いったん、嵐としての番組は終わりじゃないですか。

その、嵐ファンが若干しんみりみたいな時に、番組側から「これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり」とか「いつか笑ってまた再会」とか言ってくれるんですよ?そんなん、信じたくなるじゃないですか。

ま、今のところその再会は実現されていないですけどね。でも嵐が来年いっぱいでの活動休止を発表したので、来年あたりに特番として復活するんじゃないかとちょっぴり思っている(私見

 

 

今回取り上げた歌詞の後半は、嵐のラップ番長である櫻井氏のラップ部分なんです。

てことは、櫻井氏の作詞なわけです、櫻井氏は嵐の楽曲のラップ部分をほとんど自分で作詞しているので。

・・・しばらく翔くんのラップ聞いてない気がするなぁ・・・。ラップ歌ってる時の櫻井氏には、彼の愛すべき「イチメン」の一つであるヘタレを全く感じないんですよ・・・。ただひたすらにその帝王感にひれ伏したくなる。

 

 

 

 

 

NEWS

「キスで キスで一億回 確かめ合ったけど 

どこか 何か 満たされない 

二人感じていたんだ この恋の結末

Ah ゴメンネジュリエット」

「もし目が見えなくなっても 君だとわかるだろう 

それほど 何度も抱き合ったね」

by ゴメンネジュリエット
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 え、私ってジュリエットやったの?NEWSってロミオやったの?え?この曲ってシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」がテーマやったの???

って、一瞬にして様々なことに対して戸惑いましたが、この歌詞を聴いたが最後、もうそんなのは関係ない。

「キスで一億回確かめる」って。一億回も確かめても「どこか満たされない」って。いろいろ言いたいことは出てくるけれど、それらをすべて飲み込ませる威力を持っている。

(嘘や、一億回も確かめるよりももっと前に、満たされない感は分かったんじゃないかい??)なんてことは言ってはいけない。人類の奇跡・山P氏がそういうならそういうことなんだ。

 

 

なんか、山P氏と「年齢が離れていても、ガチガチの先輩後輩関係でも、仲良し」として、ファンに眼福を与えている山田涼介氏に近いものを感じるぞ・・・。

山田涼介氏作詞の「真紅」、好きなんですけど、なかなかに重い曲ですよね。世界観がしっかりしてて、1つの曲としてはすごく楽しめるけど、

「ただ僕は キミと ミ・ラ・イ 作りたかっただけさ」とか

「ただ僕は キミの エ・ガ・オ 守りたかっただけさ」とか

なんか、すごいよね・・・。あの顔面じゃなきゃ、こんな発言許されない・・・。 

 

 

曲調がなんかスペインチックなのも、この曲が重く感じられる一因かも。西野カナ氏のEsperanzaがセットで思い浮かぶ。あれもなかなかに重い曲。好きだけど。
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てかちょっと待って。

私がこの曲を知ったきっかけの動画では、山P氏が1人で歌ってたから、てっきり山P氏のソロ曲かと思ってたけど、これってNEWSの曲なんだ・・・(愕然)。山P氏って作詞も作曲もできるんだ・・・。神は山Pに二物も三物も与えたんだ・・・(大の字)

これからもどんどんNEWSに歌っていってもらって、NEWSの曲だという知名度をあげていってほしいけど、山P氏が作詞作曲な以上、大人の事情的になかなか難しいのかな・・・。だったら、山P氏に歌っていってほしい気もするけどどうかな・・・。誤解を恐れずに言ってしまえば、誰でもいいからこの曲を今後も歌っていってもらって、この曲の知名度がもっと上がってほしいな。

 

 

 

 

 

Hey!Say!JUMP

「君にやっと 辿り着いた スウィートアンサー」

by ウィークエンダー
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はい、白状します。この歌詞について語りたいがためにこの記事を書きました。

素晴らしい。この歌詞だけでこの曲に100万点差し上げる。

 

君にやっと? 辿り着いた?? スウィートアンサー???

破壊力がすごすぎて、何回聞こうともすぐに咀嚼できない。

 

 

ジャンプにとっての「君」=ジャンプが辿り着いた「スウィートアンサー」

この曲を聞いている私=ジャンプが言っている「君」 

スウィートアンサー=私

……え、私ってジャンブが探し求めてた「スウィートアンサー(強調)」やったんや……。知らんかったで……。

パワーワードとはまさにこのこと。わかるよな?わかってくれるよな??

 

 

この曲は、山田氏主演の「金田一少年の事件簿NEO」の主題歌であったこと、その放送が毎週土曜日夜9時だったことを念頭に聞かないと、マジで歌詞の意味がわからないが(念頭においてもわからないが)、この歌詞だけは素晴らしい。油断してたところに、急にカウンターをくらった思い。

本当にこの歌詞があることで、この曲のすべてを受け入れられるぐらいの素晴らしさ。マジで。わりと本気。山田氏の顔面で、あの声で言われるってのもまたいいね。

「スウィートアンサー」て。こんなこと、若くないと言えませんよ。

若さって素晴らしいな、それだけで価値がある。

てか、最後の最後で、大してみんな気にしていなかったであろう、「恋は キラリ ミステリー」の「ミステリー」の答えとしての「スウィートアンサー」を回収してくるあたりに、唐突な金田一少年を感じる。急に設定に律儀ね・・・。

 

 

 

 

 

「僕じゃない 恋には もう出会わないで」

by Chau#
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はい!!もうあなたとじゃない恋には出会いません!!!

と、鼻息荒く宣言してしまいたくなる、アイドルとして模範的すぎる歌詞。

(実際はジャニーズ側はともかく、こっちはホイホイ目移りしてるけど。あなたとの恋も、あなたとじゃない恋もいくつも同時進行してるけど。

ん?ジャニーズ側も何千人何万人を相手にしてる時点で、あわよくば新規のファンを常に取り込もうとしている時点で、いくつもの恋を同時進行か?)

なんて言えない。山田氏がそうおっしゃるなら(あんなに可愛い世界観、曲調だけど)、それにひれ伏すしかない。

 

 

この曲好きなんですけどねぇ・・・。可愛すぎて、逆に歌ってる場面を直視できない曲でもあるんですよねぇ・・・。だって、この曲の衣装知ってます??

 

パステルもドパステルな(?)ピンクにふわっふわのファーがついた衣装で、しかも王冠被ってんだぜ??

(私的に)ジャケ写だから許されるものの、歌番組でこの衣装で出てきたら逆に引きません??気合い入れすぎじゃね?みたいな。

 

もう全員がアラサー(いまだに山田氏、知念氏、有岡氏あたりについてはアラサーが信じられない。てか全員信じられない。)となってしまったジャンプにこの衣装はもう無理だと思っている。それは仕方ない。時が過ぎるというのはそういうこと(誰やねん)

 

 

この曲自体は好きなんで、どんどん歌番組やコンサートで歌ってもらいたいんですけど、お手ふり曲でお願いしたいです、ぜひ。私の精神衛生上(懇願)

もし、この衣装が好きで、ご気分を害された方がいたらごめんなさい・・・。私はそう感じるってだけだからね・・・。そう感じない人ももちろんいるというのはわかってますんで・・・。どうかご容赦を・・・(ここでも懇願)

 

 

 

 

「未来への時間旅行」

「もう夢追い人じゃないんだ 見えない明日も探さない」

「今俺が相当、君に酔ってる寄ってる気持ちは本当」

「たった二つの心が重なる喜びよ」

by AinoArika 
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すごいファンタジー感のある歌詞だけど、曲調もあいまってかすんなり受け入れられる。

 

「未来への時間旅行」とか「夢追い人」とか「君に酔ってる」とか「心が重なる喜び」とか、なかなか日常で使う言葉ではないけど、だからこそ歌詞で聞きたいよね、わかる?(誰が)

 

 

この歌詞に感銘を受けすぎた一時期、この曲のメインの作詞家であるHIKARIさんについて調べたんですけど、この曲以外にも私の好きな曲にたくさん関わっておられました・・・。

例えばEvery Little Things「アイガアル」、ジャンプの「Jealous guy」、伊野尾慧氏の「条件反射」とか。

知らなかっただけで、自分の好きなものに関わっていたと知ったときの、その人への親近感の感じ方、すごい急になりません?私、この曲で初めてHIKARIさんのことを存じ上げたが、「アイガアル」とか「Jealous guy」「条件反射」に関わっていたことを知った時点で急に、全幅の信頼を寄せる作詞家の1人になりました。これからも俄然期待させていただきたい(立場)

 

そして3行目の「今俺が相当、君に酔ってる寄ってる気持ちは本当」は、ラップ詞ということで、八乙女氏が担当したそうなんですが、正直に言うと、私、八乙女氏のことはまだうまくつかめていないんですよ、だからといって他のメンバーのことがつかめているとは言えないんですけどね。

私の八乙女氏に関する数少ない認識的には、スクール革命での扱いに象徴されるように「ド天然」「(言葉を選ばずに言えば)おバカキャラ」なわけです。

 

でも、こんな歌詞書けるんや・・・、知らんかったで・・・。言っといてや、そんなことできるんやったら・・・(〇迫氏)。

なんだか今後、彼を知っていくことについて、おバカだけじゃない、天然だけじゃない新たな一面がありそうで急にワクワクしている。これだからジャニオタは楽しい。ちょろいギャップ落ちの予感。

 

 

 

 

 

King&Prince

「誰もがこの星の 大切なPrince Princess

 未来は 君の手に託される

 ボロボロになっても ダメダメになっても 

 立ち直れる 君はPrince Princess」

「ボロボロの涙で びしょびしょになっても

 立ち上がれる 君はPrince Princess」

「誰もが 空の下 美しい Prince Princess

 扉を開く鍵 握ってる」

「みんな この星の Prince Princess」

by Prince Princess

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すごくない?

「誰もがこの星の 大切なPrince Princess」やで?

ジャニーズの大多数の顧客層は女性だと思いますが、だからといってそこでPrincessだけを取り上げるわけじゃなく、ちゃんと男性諸君のこともPrinceとして取り上げている・・・。こんなん、世の男子がもっとジャニーズに取り込まれるしかないじゃん・・・。ジャニーズ事務所の戦略がすごい。

ま、この曲を歌ってるPrince自体が、男性でPrincessではないしね。Princeを取り上げないと、自分たちはいったいなんだってことになっちゃうしね。

 

ほかにも「ぼろぼろになっても ダメダメになっても 立ち直れる」とか、なんかすごい無条件に私のことを信用してくれている。ありがとう。もっと頑張らなきゃ、頑張ろうという前向きな気持ちにさせてくれる。

その点では前述した、Kinki Kidsの「フラワー」にも通じるものがあるかもですね。

 

正直、この曲はPrince時代の曲だし、今やKing&Princeとしてデビューした以上、一般的な知名度は低いかなと思ってたんですよね。

 

 

が。またしても私の認識は甘かった。

図々しいことに私は、自分以外のジャニオタのレベルを自分と同じと思いすぎ。みんな、私よりはるかにレベルが高い(と思う)

この間、いつもの大学の仲良しメンバー(もちろんジャニオタ)とレンタカーして、ちょっと遠出してきたんです。

その車中で私が、ちょっと自慢するつもりで「ねぇ、この曲知ってる?」と意気揚々と流してみたんですが、一斉に「あー、知ってるーー!」「いい曲よねー!!」と、私の自慢したい心は一刀両断されました。

そうだよね、名曲だもんね。名曲はデビュー前とかデビュー後とか、もっと言えば自分の担当グループかどうかにかかわらず、知っているもんなんだね・・・(涙) 精進します(決意)

 

 

 

 

なにわ男子

「瞬きが 終わる頃 僕だけの 君でいてね」

by ダイヤモンドスマイル

 

 この間なにわ男子のことを知ったくせにね。この間「ダイヤモンドスマイル」知ったくせにね。

この歌詞だけはまじで、1回聞いただけでピンときた。

「僕だけの君でいてね」

そんなことをジャニーズ側からお願いしてくれるの?こっちとしては願ってもないよ?

しかもまだデビューしてない、フレッシュさ全開、めっちゃアイドルしてる彼らに言われることで、なんかこっちもマジでそう言われてる気分になれる。これがJr.マジックなのか?

「僕だけの君でいてね」=「僕だけを担当にしてね」と変換される、ああ、悲しきジャニオタの性。

 

 

てかさ、「Prince Princess」も「ダイヤモンドスマイル」も、デビュー前にしては完成度高すぎじゃね??デビューシングルとしても十分に通用すぎるレベルだよね?そうだよね??これじゃ、デビューシングルへのハードルがますます上がっちゃうくね?大丈夫?ジャニーズ、自分で自分の首絞めてない??心配だよ??

 

 

 

 

自分でも今までの記事を書いてきてめちゃくちゃ思ったし、みなさんももしかした今までの記事を読んでくださってきて、めちゃくちゃ思われたかもしれない。

「私(こいつ)、節操ないな」って。

別に嵐が一番好きだから、嵐のことしか喋っちゃいけないなんてことはないと思いますけど、こうやって文章にしたものを何度か見ると、自分が着々と事務所担になっていってる気がする。自覚的には全くそんな気ないけど、文字にすると急にそんな感じする。私は事務所担とかならない気がしてたんですけどね、活動範囲を事務所全体にまで広げて追い切れる自信、気力がない気がしていたので。でもこうなってみれば、人生って、ジャニオタって何があるかわかんない、だから楽しいんだよね(前向き)

 

 

 

 

とりあえず、「やめられないとまらない」「一筆入魂」みたいな曲を紹介する系のブログは疲れたので、もうやらない(多分)